お見合い結婚と夫婦の秘訣。②無駄に謝るのは厳禁

つづき。

「だいたい、お前さんは”謝りすぎ”なんだよ・・・・（苦笑）」

夫婦のことで師匠のところに相談にいった時にいわれた言葉です。

「え？だって、悪いと思ったら謝らないと・・・・オレ、”九州男児” とか嫌いだし。」

今となったらなんとな～く分かるんですが（なんとな～くね） ”相手を大事にする、大切にする” ということと、”自分を見直す、自分に余裕をもつ” がごっちゃになってた気がしますね・・・・・・

なにが言いたいかというと、

「謝りすぎる」 の対義語は、「何があっても謝まらない」 じゃないってことです。



「そ、それじゃぁ自分は一体これからどうすれば・・・・・・？」

「知らん。もう手遅れだから、一生それで生きろ（笑）」

で、この会話は終わったのですが、、、、（こっちももう慣れちゃったので、それが相談者に対する態度かよっ！なんてことは思いませんけど（爆））


時々は良いんですよ。「謝る」=「素直になれる」ので、心の余裕も生まれますし、こっちに余裕が生まれれば相手にも余裕が生まれる。

が、しかし。

何事も「過ぎたるはおよばざるがごとし」 の言葉の通り、、、、双方がまだピュアでウキウキな時は問題ないこの行為ですが、これが習慣になりすぎちゃうとですね、、、、、


「こっちも謝ったんだから、そっちも謝ってくれ。」
「いやいや、こっちがこれだけなんで謝る必要はないだろ。」

「謝る=反省」 を通り越して、どっちがどれだけ悪いか、間違っているかのバロメーター・・・・・『相殺』 の関係になってたりします（汗）


まぁ、これは失敗しすぎた一例程度にとらえていただきたいのですが、


『すべてを良いか悪かだけで判断してしまう』


悪循環を生みやすいです・・・・・いや～お恥ずかしい話ですが 「潔くて責任がもてる男らしい自分になりたい。」 と思いすぎた結果なんですけどね（汗）

その、「良いか悪いか」 の判断も、それぞれの力量や価値観なので、これがピッタリ合わないことの方が多いんですよね、よくよく考えてみると。


むしろ、自分が悪いと思った時に余裕があれば、

「先に相手の意見を傾聴する」

が最優先事項でして、、、、で、その後、

「考える時間を頂戴」と伝え
（そこでは良いも悪いも判断しない）

その後、

「自分が勘違いしていた点・間違っていた部分・反省した点」

を洗い出して、

「次からどうするか」

まで決めてから、

「相手に伝え、納得してもらう」

・・・・・ここまでが理想。

その合間で、「自分が勘違いしていた・誤解していた点」 があれば、その部分だけを心から反省し、素直になる。それを言葉にする=「謝る」。

これが双方できたら、より良い関係にはなりそうなんですけどね・・・・・・・だって、誰も 「不幸になりたい」 から生きているわけじゃないんですからね。。。。


ここで重要なのは、

『行動で起こした問題は言葉じゃ解決できない』
『吐いた唾は飲み込めない』

ってことでしょうか（爆）


最近、お嫁さんにたいして

「部分部分を切り取った中での、”良い悪い” の判断を自分基準でしないで欲しい」

なんて偉そうに説教たれたばかりなんですが・・・・

「なんでそうなったのかなぁ～」 と考えていたら、おそらく最初に自分が

『自分の正当性を主張する』
『相手の間違いに気づいてもらう』

という理屈や理論だけが先行してしまい、それに輪をかけて自分の悪いクセ（謝りすぎた）が出てしまったのではないかと・・・・・・・・

別にお嫁さんをフォローするつもりは毛頭ございませんが、おそらく彼女は自分の「言葉」だけは真剣にとらえてくれていた結果、、、、だったのだと行き当たります。


・・・・・もう管理人の顔は自分の唾でべとべとですよ（汗）


でもね、正直、こんなにゴチャゴチャ繊細ぶって考えるより、ひと言、言葉にして「ごめんね」っていった方が、言われた方が、心身ともに楽なことってありますよね～


過程をすっとばして、善人になろうとした哀れな男の姿です。


まぁ参考までに（笑）


そいじゃ、ラスト。


つづく。

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