子育て通信④　小寒のことのは

小寒にて。朝から、「今日の日はまた一段と寒くなったような・・・」と気配を感じる一日のはじまり。「クリスマス＆年賀プレゼント！」で当選された皆様に送らせてもらった、「お守り」と「ことのは」。そろそろ手元に届いて、いろいろな解釈に悩まれたり今年一年の指針をかためてくれている時期でしょうか（笑）皆、少しは楽しんでくれたかな？

そして管理人の方はというと・・・・・・

日々に過ぎていく一日一日も、お嫁さんと一緒であればまた楽しい。
赤ちゃんがそこにいれば、これもまたさらに楽しい日々。

小さなすれ違いはしょっちゅうあっても、心から感謝の日々です。ありがたい。



昨日は子供を実家にあずけて、久々に二人で夕飯を外食をした一日でした。

「そういえば、最近二人でゆっくりとご飯を食べてなかったよね～」

と二人で並んで歩く姿に、ちょっぴり懐かしいような意外な思いと、少しこっぱずかしい気持ちだったけれども。ご飯はおいしく大量に食べたけど（笑）預けた子供が気になってしまって、やっぱりゆっくりとはご飯が食べられなかったりする。。。

そんな自分の気持ちに気づいて、それがまた意外だったり、ちょっと嬉しかったり。


出逢って瞬く間にサクッと入籍して、ありがたい事に早めに赤ちゃんを授かって今は半年すぎたかな。

結婚しないだろうと、本人も含めて誰もが思っていた自分が入籍させてもらい、まさか親になるとは思ってみなかった自分が、親になって。・・・・いや、だんだんと親になっていく。

母曰く、父の新しい口癖は、「どうせこの子（赤ちゃん）が大きくなる頃にはオレは・・・・・」という、全力であやす顔とはうってかわって、かなりネガティブな発言らしい（爆）

でもそれは自分も同じで、今までは一人で生き抜く。自分のことだけを考えていた自分が保険にはいるかどうかを考えはじめる、、、、、これは自分にとっては、かなり大きな事件なのです（苦笑）　

お嫁さんができた時には
「自分があの世に先にいっても、残したお嫁さんに迷惑がかからないように」

赤ちゃんができたら
「自分はなにが残してやれるんだろう。」

って、「人間、死ぬ時は死ぬったいっ！」「どうせ浮遊霊になるだけだよ～（笑）」って豪語していた社会不適合の霊能者が、、、、、無意識に考えていたことを自覚するのは若くして家庭をもたれた方なら当たり前の事実が、結構、自分の中ではかなりのインパクト大です。

・・・・・・なんか大きな心のクサビ、、、、

いやひとつの 『目印や目安』 が出来た感じかな？



結婚した時は、

「自分が○○歳の時は、この人は○○歳か～」
「この人はどれぐらい幸せを感じて死ねるのかなぁ～自分は死ぬまでにどれぐらい幸せを感じて楽しめるのかなぁ～」

今は、「この子が○○歳の時に自分は・・・・・」


そうはいっても、人は天災と人災だけは避けられないと神様に伺ったことがある。
ひょっとしたら子供が先に、、、、ってことも十分に考えられるけど。

昨日は赤ちゃんをあやしている両親をみて、

「あぁ、この人たちも順番からいったら先に本当に居なくなっちゃうんだよね～」
「自分もいつか本当に居なくなるんだよなぁ～」
「自分が先でも後でも構わないけど、どっちにしても一番縁の強かったこのお嫁さんと一生、一緒にいたいなぁ～」　

・・・・・・と訳もなく考えておりました。



そう考えると、『言葉』って改めて本当にすごいですよね。その瞬間を切り取った自分が残せるんですもんっ！

自分が尊敬している、業種は全然違うんですけど 「ことば」 をとても大切に扱う、ある友人のブログにはこう書いてあります。


『いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか。。」と見つけてもらえたら、、そんな思いで書き記してます。』


すごくシンプルな言葉だし、はじめは「へ～Iさんにそんな一面があるんだ。。。（ごめんなさい！）」 なんて考えていただけでしたが、、、、今になってより重たい言葉として胸にしみます・・・・・・自分と比べるのは失礼だけど、そもそも生き方に”覚悟の違い”があったような。

いつか・・・子供が大きくなる前に自分がこの世から去ることがあっても、このブログやこの記事を読んでくれて、お父さんが何を考えて生きていたかを知ってくれればありがたいなぁ～

たくさん人を愛したこと。たくさん人に愛してもらったこと。
目に視えない世界を愛し抜いたこと。
ケンカはいっぱいあっても自分を生んでくれた両親、育ててくれた師匠に心から感謝していること。
街や雑踏も好きだけど、自然もそれ以上に好きだったこと。
静かに本を読むのが好きだけど、外に出て知らない街を散歩するのも好きだったこと。
１人も好きだけど、気の置けない仲間とワイワイするのも好きだったこと。
好きなものを好きといい、嫌いなものを嫌いといえるお父さんであったこと。
なによりもお母さんを大切にして、時にはケンカはあっても一緒に君を愛し、君の健康を一番に願い、つまづきながら支え合いながら、一生を歩いてきたこと。


想いは深くあって、言葉にできることはほんの一握り、ほんのひとつまみだけれども、そこにはIさんのように経験と行動がないとそれは本当の 「ことのは」 とは言えませんよね（苦笑）


同じ時代に生まれ、この記事を読んでくださりコメントとして一緒に足跡を残してくださっている方々に感謝です。

自分たちはいつか土に還ってしまいますが、生まれ変わっても生まれ変わらなくてもその魂はこの地に残り、こんな素敵なこの地とこの日本、歴史や伝統や文化がいつまでも続くように願っています。


笑えない人は、自分から笑ってみて。

泣くのを我慢している人は、時々思いっきり泣いてみて。

みんな、死ぬまで精一杯生き抜きましょうね！


さ～て、次の相談者の方はどんな言の葉をつむいでくださるのでしょう。はりきっていきます！

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