寒いけど、あたたかい日。

お天気が気持ちよく、少し暖かくなったなぁ～と思いきや、今日はまた寒い・・・・・皆さん、風邪に注意してくださいね～こんな感じの気温の上がり下がりが一番風邪ひきやすいですから。

「お前さ、いつになったら俺たち家族を家に招待してくれるとや？お前、周りにちやほやされすぎて ”人を接待する” っていう気持ち、忘れてしまったんやないとや？！」

そんな半分酔いちくれた電話がSからかかってきたのが数日前、、、、急いで嫁と打ち合わせをし、S一家を招いたのが昨日の夜でした。



小雨の降る中、ジープの屋根にカヤックをつんだ悪友Sご一行（奥さんと4歳の子、1歳半の子と4人家族）でウチに襲来・・・・いや、遊びにきてくれました。

和やかのムードの中、まずは冷やしていたコップにビールを注ぎみんなで乾杯。事前のお嫁さんとの打ち合わせ通り、水炊きに豚と野菜をぶち込み、いつもは静かなんですが・・・・・やっぱり、4歳と1歳半と3ヶ月の赤ちゃんが揃ったら本当に賑やかですね・・・・・子供三人育てているお母さんは本当にすごいと思う。

・・・・あれでノイローゼにならない方がおかしいでしょ。子供を育てている女性、改めて心から尊敬できます。


ウチは自宅はもちろん、ベランダでも家の近所でも、喫煙は禁止しているので、Sから「村雲、タバコ吸いに行こうぜ～」 と誘われ、

「あ。俺今煙草あんまり吸ってないから（”禁煙してる”って言ったら無理やり吸わさることが目に見えてますので（苦笑））吸える場所まで案内するわ・・・・・」

と鍋をつついている嫁さんと子供連中を置いて小雨の中、軽い散歩。

「昔さ、覚えとう？オレとお前（村雲）でお互いに家族をもってたら一緒に子供たちを遊ばせようぜっ・・・・・っていう夢がようやく叶ったね・・・・なんかオレ嬉しかぁ～マジで。」

「え？そうだっけ？・・・覚えてないわ（笑）」

「お前ホントさ、大事なことからすぐに忘れるよね・・・・」

はははっ、実はちゃんと覚えてますよ。

Sは幼いころから家庭環境が複雑で、乱暴なやつと思われている事もしばしばありますが、、、、誰よりも心が優しくて繊細なところもあって、ああみえて恥ずかしがり屋で人見知りも多くてですね・・・・・・

でも思い出せば、独身時代はしょっちゅう奥さんの迷惑も顧みず、自分を自宅に招いてくれては、

「お前もこのまま独身はヤバいって・・・・・」
「どうや、家庭の味は？美味しかろ？」
「お前、調子に乗って ”いつでも結婚できる” ぐらい思っとうやろ？あんな、言っとくけどお前みたいな奴に手を差し伸べてくれる女がおったら、 ”ありがとうございます” ってお前から頭をさげらないかん身分やぜ」
「言われるうちが華やけんな！真剣に聞けって。」

・・・・いつも半分、強引に誘ってくれては言われたくないことを山のように並べたくってくれておりましたが、、、、、事実、Sがいなかったら今の自分も、この家庭も存在してなかったと本気で思います。


「ね？やっぱり家庭って良かろ？オレの言った通りやったろ？（笑）」


・・・・昨夜もうざいぐらいに念押しされましたが（爆）・・・・・うん、確かにSの言う通りでした。

「今がどげんきつくても、イラついても後になって絶対に笑い話になるけんな、、、、、家庭を第一に大切にしてやらんと・・・・・。」

ははははっ、本当に笑い話になるのか、実のところは奥さんにもゆっくり話を聴いてみたかったところではございますが（爆）　それでもいろんな夫婦がいる中、Sもお見合いで結婚8年目に突入した横顔はみていてとても逞しいお父さんの顔になってましたね、、、、、、、、


「あれ？奥さんもお酒飲んでいいの？帰りの運転はどうするの？」

「うん、今日はもう代行を呼ぶ予定やけん大丈夫。」

なーんも後先を考えず生きているようにみえて、でもやっぱりいろんな事を考えているんだなぁ～と感心することもしばしば。

酔った勢いで（まぁいつもこんな感じですが・・・）

「男の実家はどうにでもなるけん、盆と正月以外は行かんでいいとよ。」
「実家（お嫁さん）に帰りたかったら、いつでも言ったらこいつ（村雲）なら大丈夫やけん、遠慮せんでどんどん帰って実家に甘えり。」

・・・・そしてウチの嫁さんが、

「○○君（村雲）は皿洗いや子供を寝かしつけてもくれる」

って話をしだしたら、Sが真顔で

「・・・いや、そんな話は人の家の前ではあんまりせん方が良いよ・・・・。」

だって！！（爆） 中学の頃から変わってないけど、もう滅茶苦茶で言いたい放題で、本当に楽しい一日やったなぁ～赤ちゃんは皆に触られてかなり疲れて大変だったろうけど、それもたまには良い経験だと思います。

お蔭さまで村雲宅は、今日は昼まで三人ともぐっすり・・・・・

帰り際にSがウチの子に、

「早く大きくなれよ。」

と言ってくれていたのが印象的でした。

自分の友人や知人、そして縁あった人たちが・・・・諸事情はいろいろあるとは思うけど、みんなが家庭をもってくれたら本当に嬉しいな。

そして、これは神様の授かりものなので難しいのは良くわかっているけど、出来ればみんなの家に子供が授かってくれたらありがたい。

最後に、お嫁さん昨日は本当にお疲れ様でした。自分の大事な人を文句も言わず同じように大事にしてくれて、心から感謝しています。

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村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。