イオンモール佐賀大和の恵比寿様の群れ！

ちょいと所用で、佐賀に3泊ほど。時間切れで再度、福岡へ戻ってはきましたが最近は行ったり来たりの日々が続いております。

佐賀県は福岡県と違って自然の宝庫！南に下れば、広大な泥の広場 「有明海の干拓」。そしてそのまわりには広々とした見渡す限りの佐賀平野・・・・・今はちょうど田植えのシーズン、夜はカエルの大合唱でもう自然大好きの管理人のテンションがあがらないはずはございません！



その中でも、昨日は目をひいたのは 『イオンモール佐賀大和』 （地元の人いわく、ジャスコ？？）の「恵比寿様」の写真。
（ごめんなさい〜大黒様と間違えて書いちゃいました。以下、修正してます〜）

これね、半端な数じゃないんですよ～佐賀県内かな？佐賀市内だけ？その中にある 『恵比寿様』の写真のかずかず、、、、、、合わせて470体以上はあったんじゃないでしょうか・・・・・・・もうビックリ！！！

もうね、ジーッと吸い込まれるように見入ってしまったわけですが、本当にすごいんですよ！！！！それぞれ姿形も微妙に違うし、古さも違うし、いろんなあんな顔やこんな顔の恵比寿様が470体以上（だったと思う。正式には誰か教えてください！）がずらりと、まぁ・・・・・・・


お世話になってるご縁のある、佐賀県内にあるある神社にも確か恵比寿様が居たような・・・・・・・

と思い出し、その中から探していたんですけどね。これが見つからない（笑） ってことは、これだけお姿があってもまだすべてじゃなんだろうなぁ～

と感動しながら眺めていたんですけど、もうね、あまりにも写真の数・恵比寿様の数に圧倒されてしまってこれじゃぁ、手を合わせる気にもならない（爆）

見渡してもすべて見渡せないほどの佐賀平野の 『田んぼ』。

ここ数日は、特に昨夜の雨はひどくてですね、、、、佐賀ってほら、お隣さんが福岡県の大川市だったり柳川市だったり、とにかく 「土地が低い」位置にあって水はけが悪いんですよね、、、、、、そこで、『クリーク』と呼ばれる、水はけを良くするための水路がいたるところに走ってて、そこから田んぼの水を引いたり調節したり、「ドンコ舟」と呼ばれる舟を浮かべて観光にしてみたり・・・・・・いや、乗ったことないんですけどね・・・・・・・・ホント、お隣の県なのに実際に足をつかって近所を歩いてみると、もう驚きというか珍しいもの、何よりも 「自然とともに生きる智恵」が盛りだくさんでして、飽きないんですよまったく。

福岡の天神なんて20分もあるけば飽きるけど、佐賀平野なら2時間歩いてもぜんぜん飽きない自信はありますっ！！


クリークには、外来種ですがミドリガメがたくさん居てですね・・・・・・

田んぼを機械で耕せば、その後ろをシロサギの親鳥と少し雛から大きくなった親子たちが5・6匹、人と機械のあとを虫をつつきつつ追いかける・・・・・・・・・

有明海にいけば、海苔師さんたちが使う船やら網やら支柱やらなんやらが出番を待って干してあって・・・・・・・

日本最古の干拓地はこの佐賀県でして、記録には推古天皇（605年）が秦河勝におこなわせたのが一番古い記録ですってよ～めちゃくちゃ歴史が古いやん！！！！

漁師の方にお願いして、ムツゴロウを採ってもらいました。



かわいいでしょ？・・・・・ちゃんと感謝していただきましたよ～骨が多くて身は少ないけど美味しかった！海の恵みに感謝です。

これは以前撮った、佐賀空港からの風景。



写真半分より上、空との間にみえるのが海苔の網がかかった支柱です。

そしてこれも佐賀の空港公園、シチメンソウ自生地からみた有明海。



・・・・・なんて広いんだ、有明海。近づいてみたら、小さなカニがわんさか。ムツゴロウが時々、ぴょんぴょんと跳ねて本当に飽きません・・・・・・・


でもってですね。いつの間にか興奮してジャスコの恵比寿様と話がずれちゃいましたが、なんていうかこれだけ大自然といっしょに生活してて、そこに神様が存在しないわけがない！！

・・・・・そう考えると、たとえご利益主義だろうが何だろうが、これだけ多くの恵比寿様がいらっしゃっても何ら不思議はないわけですよ・・・・・・・・

だいたい、19時にはみんな、お風呂入って21時には寝るんですよ？！合宿や研修じゃないんですよ？？毎日なんですよ？びっくりしません？？（笑）


「あ～こうやって人間らしく自然と生きれたら本当に幸せだろうなぁ～船に乗りたいなぁ～田んぼを耕したいなぁ～・・・・・・・・」

なんて柄にもなく考えてしまうんですよね、、、、、、、。

自分がお世話になってるところなんて、日が落ちれば本当に真っくら闇。大好きな夜の散歩だって間違ってクリークに落ちたら、、、、って考えたら怖くて歩けない（笑）店はほとんど閉まってて、コンビニ行くのも車で15分、それも暗い田んぼの間の道だから怖くて飛ばせないし、、、、、、

でも本当の「豊かさ」って一体、なんなんだろうねぇ～といつもここに来るたび、考えずにはいられません。（お世話になってる家なんてここ30年以上、家に鍵をかけたことがないんですって！！）


福岡にもきちんと自然は残っているんですよ～

福岡から西へ、、、、糸島市や前原市といった福岡県内でも有数の海に囲まれた農作地帯。

福岡で”自然”を探そうと思えば、今は住んでみたいランキングの上位にはいっている糸島半島！もちろん自然がいっぱい！古い小さな神社がいっぱい！！・・・・・・でいつかそこに住みたいというのが自分のささやかな野望なんですが、、、、、そこも福岡市内のこじゃれたアーティストやデザイナーなんかがちょこちょこ移住してて、でもそこって、「自然」は多いけど「田舎」じゃないんだよなぁ～・・・・・・・なんか残念。。。。。。。

ちなみに佐賀って不思議と昔から霊能者が多いのも特徴です。どうでもいい、九州のマメ知識（笑）

名のある神様が偉いってことはもちろんよく分かってます。だけど、いろんな姿形をしてあまりの量に正直、ありがたみを感じさせない大黒様も（爆）、岩か石かわからないような庚申塔も、どこにでも当たり前にいらっしゃるお地蔵様も、、、、、名も忘れ去られてご祭神さまもどなたか分からないような小さな朽ちかけの村社も大好きです！！

結局、祈り手の心ひとつだと思うし、自然とともに生き、人間とともに生きる神々様、仏様。何様かわからない方々・・・・・・・

その中で自分たちは人間として生き、人間として大地に根を下ろし、時々海に出て恵みに感謝する。

やっぱりそう生きなくっちゃね、人間は。

村や部落の人たちにとってみれば当たり前だけど、それが出来ないから余計に憧れるんだろうなぁ～・・・・・・・・・

来年はみんなで田植えがしたい。うん、そうしようっ！！

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