別れたいのに、相手が別れてくれない

別れたいのに、相手が別れてくれない。・・・・・これもかなり多い相談です。次にいきたい。新しい人生を歩みたい。前に向かって進みたいっ！・・・・・でもそんな時に、一度は好きになった相手とはいえ、これはかなり苦しい問題ですよね・・・・・・・・

こんな時、どういう考え方だとこの負の連鎖から抜け出しやすいかは今から書きますが、その前にっ・・・・！その前に、絶対にしちゃいけないこと、、、、、「縁切りうんぬん、かんぬん」というあやしげなサイトで依頼なんかしないことです。これやっちゃうと、下手をすれば一生ハマります。人生に立ちふさがる問題でつまづいていたはずが、人生そのもののコントロールを失います。



ご縁とお金ってほんとうに似ているなぁ～と最近、感じております。縁もお金も大切にあつかえば仲間を呼んで集まってくれる。縁もお金も真心と誠意で育てられる。縁もお金もどう使うかによって、自分の品性がとわれるし、そう考えると縁もお金も自分を育ててくれる大事な要素になる。

「縁を切りたいんです」「縁をつなげたいんです」 というのは、「お金が欲しいんです」「お金があまって仕方ないんです」 ・・・・と言ってるのに近く、それを 『わかりました。では私が解決しましょう』 といってみず知らずの他人にそれ（縁やお金の操作）ができるはずがないんです、、、、、唯一、できることがあるとすれば、最後の「お金があまって仕方ないんです」という問題ぐらいは解決してくれるかも知れませんね（笑）普段はお金に関してはそんな丸投げで無責任なこと、人には相談できないでしょ・・・・？？それが「縁」となれば意図も簡単にやってしまいやすい、、、、、、言い分としては、それほど藁にもすがりたいんだ！ってことでしょうが、そもそもそれは無理な相談なんですね。

「神社だって恋愛で祈ってる、祈願を受け付けているやん！」

と声が聞こえてきそうですが、これにはまた別の大人の事情とご時世のなせる業がありますので、これは次回にからめてくわしくじっくりと・・・・・ここでは飛ばします。


「別れたいのに、相手が別れてくれない」

に話を戻しますね。DVのひどい夫や彼氏。しつこくネチネチと関係を迫る人。反対に、別れようものなら自分で自傷行為をされる方や、包丁もちだす方もいらっしゃいます。実際にのりかかった舟で、ナイフもってる人のところまで一緒についていった経験もあります。

ここで一番大事なのは、

『これは自分自身の問題だ』

と再認識すること。

「えっ？当たり前じゃないですか」
「いえいえ、私はいたって正常で、相手が悪いんです」

なんて声が聞こえてきそうですが、相手と別れたいと強く思うがあまりに相手のことを考えすぎてしまい（これを自分は”依存”と呼んでおります）、余計に相手を自分の人生に引きづり込んでいる方を多くみてきました。

・・・・・・ん～これでも少し、分かりづらいですね（苦笑）


「これからご自身の新しい人生をスタートさせること」 と、「別れる、はっきりとケリをつける事によって与えられる自分へのダメージ」 はまったく別のものです。次のステップに行くためには、ここを確実に認識され切り分けた方が、解決の糸口はみつかりやすいということです。


こちらが別れたいと希望しているのにも関わらず相手がしつこい＆考え方がおかしい、粘着される・・・・・・これらの方の 「エネルギーや感情の源」 は一体、どこにあってどこから湧いてくるのでしょう・・・・・？？

それは、「好き！」「愛してる！」「自分のものだけにしたい！」 という感情を通り過ぎてしまい、あなたが相手にたいして怖がっている、恐れている、毛嫌いしている感情が相手の力の源になっているケースがほとんどです。そこだけをしっかりと、確実に追及してくる、こちらの弱点に”すがって”くるんです。声高々に。時には恫喝を使ってでも。

一番よくあるパターンの例を挙げると、双方に浮気と不倫だった関係の場合、、、、、、

「別れない。それ以上いうと、そっちの家族をめちゃくちゃにしてやる・・・・」

などと、こちらのウィークポイントを突いてきますし、こちらも覚悟がなければ一生、言いなりの奴隷として終わります。

離婚にしても、「どうせ経済的な生活力がないから別れきれないんだろう・・・・・・。」なんて考えてしまう。だから、そう考える人間のことについて10年間恨むより、どうすれば経済的自立ができるのかを1ヶ月考える、、、、、、これを切り分けられるか否かが大切です。

これを一緒にしちゃってる場合、こちらの弱点（はっきりとした覚悟が持てない）に依存している状況、いえばお互いにベクトルはどうであれ”依存しあっている形”ができあがります。負の連鎖がはじまる共依存です。


相手に「No」というには、自分の中に「強いYes」がないと無理な話です。

「強いYes」とは、こちらの覚悟。最悪の結果を想定した場合の覚悟と対策です。覚悟と対策には、自分ひとりの力ではなく他人（第三者）の力を借りるのもありです。役に立つかどうかは別にして、警察に相談するのもあり。


自分は幸か不幸か、立場上、ナイフ持ってる相手に別れ話をしにいく仲介役を買って出たことがあります、、、、、、迷った瞬間、「付いていってやれ。死にはしないから」 という神様の言葉を信じて。もう二度とごめんですけど（苦笑）　またありがたいことに、数年前にこんな自分でもストーカーと呼ばれる方ができまして（？）いろいろとありもしないことで脅されたこともございましたが、警察や弁護士に相談した結果、何を言われても無視を決めました。はっきりと「No!」といえる自分をつくる為に、自分の中で「強いYes」をつくりました。

仲介役を買って出た際は、相手の方に

「二人の別れ話に首を突っ込む予定はありません。が、あなたがいつもナイフを所持しているという話をうかがいましたので念のために話がスムーズに行くために今日は同席させてもらいます。血が流れたら警察を呼んで話が中断しますので、二度手間でしょ？」

・・・・・・これで最後は、不思議と双方からお礼をいわれました。その時の自分の中での「強いYes」は、自分のいってることは嘘ではないということと、まぁ正直 神様の後押しがありましたからね、、、、引くに引けない状況だったし（苦笑）

ストーカー被害を2年にわたって受けた時は、自分の悪かったところ（相手を傷つけちゃいけないと思い込みすぎた所）と、自分が恐れていた部分（訴えられたら面倒、負けるかも知れないという恐れ）も最後は、「今まで築いたもの、自分の責任ですべて無くしても仕方ない」という覚悟が結果として「強いYes」になりました。


その他、もちろん時間が勝手に解決してくれることもございます。

その場合は、、、、、、そうですね。ごちゃごちゃ考えず、ひたすら耐えられた方が良く、耐えるのが嫌なら強いYes捜しに時間を使った方が有効です。

明後日は、今回の相談でもちょくちょくお話を伺いました

「より神様に愛される方法」

です。

ブログランキングに参加しております。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。