霊能者の葛藤 ①

こんにちは村雲です！最近はなかなか更新ができず申し訳ございません（汗）夜はどうしても予定が入ってしまうんですよね、、、、次からは更新を朝一に変えようかな（苦笑）・・・・・・いろいろと試行錯誤の中、検討中。

それはそうと、「福岡勉強会」のご参加表明、誠にありがとうございます！一部はあと１席、二部はあと３席ほど空いております～迷ってる方は、迷わずGo!（笑）ってことで、今日はなぜ一部の 『信仰・信心と霊能について』 を喋るきっかけを少しお話できればと思います。

お陰さまで一部・二部ともに定員数となりました。おもうしこみを締め切らせていただきます。席をだいぶ増やしましたので、ちょいと手狭になるとは思いますが、ご参加希望の方々はよろしくお願いいたします！(2013.9.18)



あれはもう4・5年前の話ですかね・・・・・・このブログを書いてた頃だったので、ひょっとするともう少し手前の話かも知れません。

当時、うちに来てくださった方でAさん（長崎県、仮称：女性で40代）とおっしゃる方がいらっしゃいました。

このAさんはいろんな経験をされ、時間を空けて２回ほどお逢いさせてもらったのですが・・・・・・人間的には誓って、いろんな経験をされ心が深くやさしい人でした。

そして、当時は公務員？だったかな。自分の立場や職に誇りを持ちいわゆる「まっとう」な人間だったわけですね、自分と比べても（苦笑）　まぁいくつかもちろん違うところはありましたが、うちに来られた時は 「霊障」 で苦しんでいるという相談でした。


霊障も霊障、寝ていて耳元でささやく声。まるでスピーカーが枕もとに仕込まれているようにはっきりと声が聞える。どんなに否定しても、耳を塞いでも聞こえてくる。その内、人の心の声まで聞こえてくる。

統合失調症も似た症状が出てきますが、、、、、本人はいたって真面目な方で、人生のありえない経験をされてしばらくたってからだと伺いました。ひょっとして心の病かも、、、、、という疑いはもっておりましたが、「ウチに来る前に病院には行かれましたか？」　なんて失礼な質問は本人を目の前にしてはさすがに出来ません。

その可能性もあるよなぁ～と考えつつも・・・・・・・

ご本人も相当悩まれたんじゃないかと思いますよ。ウチに来られた時は、さらに別の症状が出ておりまして、「寝ている時に勝手に手が動く」「しゃべっている時に勝手に手が動く」 今までいろんな人をみてきて、ずいぶんと免疫がついたと思われるかも知れませんが・・・・・やっぱり怖いですよ。

自分に説明してくれる時も、真剣に面等むかってお話している最中に手は勝手に動く。

大きく振ったり、両手で円を描いたり、時にはどこで覚えたのか指の先で 「九字」を作ってはその九字（刀）を自分にむかって振り下ろす・・・・・・・霊障をふくめた病気とわかっていても、正直あまり気持ちの良いものではございません。

それでも一人の「人間」としてとらえた時は、とてもよい人なんです（少し自尊心が高くて話しをしてて疲れる方でしたが（苦笑））その方が本人でいうように、自分に対して悪意がないということは、お話の中でよくわかりましたし自分もできることなら何とか本人の意思とおりの人生が送れないものかと思案いたしました。

「完全な 『修行』 はしたことはない。」

とおっしゃっておりましたが、ご両親の関係上幾度となくお寺にかよっては、やはりベースとなる 『知識』 や 『勉強』 をされていたと思います。

そりゃそうですよね・・・・・・人間の脳みそとは不思議なもので、一度聴いたことでも頭の記憶の中に必ず入っていて、それが突如として出てくれば本人的には「私でも知らないのに！」と驚かれる。または、しっかりと勉強して何度もくりかえし覚えたことでも、忘れる時は忘れる。”覚えていた・学んだ” という記憶すら封印することだってできる。

夢もその一つに近い性質がありますよね・・・・・・・

まったく知らない人が突如あらわれて、リアルにその人が存在していたり、もしくは知ってる人が何度も夢に出てきたり・・・・・・時には、「かなり前にみた夢」 なのに本人は 「昨日みた夢」 と認識することだってあり得るそうです。毎日みてないのに、毎日みてる感覚だとか・・・・・・・（だから、基本的に自分は夢を信じません）　脳みそってすごく精密で性能がよい代わりに、実は中身はやりたい放題のところもございます。

Aさんの話に戻れば、それは夢や幻の話ももちろんあったのでしょうが、実際にお話してて勝手に手が動く。いきなり男の声色でしゃべれば、「今の会話は私の意思ではない」 という。

霊視をすれば、たしかにいろんな方がくっついて頼ってきている。

でもこれは、「原因」の幽霊さんなのか、こういう風に脳みそが少し不調を起こしてしまった後に、「こいつは操作しやすい・・・・・・」 と判断され勝手に集まってきた幽霊さんなのか、、、、まずはここから判断しました。


最初の現実的なショックを味わってから、その心の傷に入りこんだ「今回の原因」と呼ばれる幽霊さんもたしかに存在しました。

自分は霊界に行き来できる神様にお願いし、その原因となりうる幽霊さんを教えてもらい、その幽霊さんを神様から聞いたやり方で封印します。

供養やお祓いは、なるべく本人にしてもらうようにしておりますが（供養にいたってはやり方は教えられますが、本人がやらないと意味はない）、この場合はその方にはお子さんもいらっしゃいますし、本当に「日常」を取り戻してほしかったのでこちらも真剣勝負です。

神様に確認し、師匠に教えてもらったやり方で、行いました。

その後のケアもお伝えし、後にもらったメールで確認するとご本人も紹介してくれた方もよろこんでくれてたようで、良かった良かった・・・・・・・・と思ったのもつかの間、一ヶ月もしない内にまたご依頼があったわけです。


つづく。

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