- 2013-09-01 (日) 3:09
- その他
つづき。
少し話は飛びますが、自分がなぜ名所や名物といわれるものを避けるのか、細かい計画が嫌い(苦手?)なのか、まだ書いてませんでしたね。人生は、こまかく区切れば 『感動』 自分は常にそう思っています。予期できる感動に、予期できなかった感動。
それはつまり、モノの作りだったり、料理の旨さだったり、自然のありがたさ・奥深さだったり、人のあたたかさだったり。その対極にある、モノへのがっかり感も料理の不味さも自然の恐ろしさも人の冷たさや意外性も、おおきくくくれば皆、『感動』。
それに包まれた瞬間は、素の自分でいられ、守るものも攻めなくちゃいけないものも何もなく、ただそこに「生きてる!」って感覚だけ・・・・・・この感覚までもっていけるから、自分は生きてこれたしここまでやってこれたんじゃないかとさえ思う自分がいます。プラスの感動はありがたい、マイナスの感動には感謝。まぁ、後者は傷つくこともありますが、これってえぐられた瞬間は自分自身が 「いない」 ため、その時の行為とその後の行動は自分で選択できる ”自由” がありますもんね~
たとえば急に親しい人が亡くなっても、涙が出ない。やることが先。その後に深い悲しみに襲われる、、、、、これが、傷ついた瞬間は自分が 「いない」 と言えるんじゃないでしょうか。
マイナスも感動であれば、もちろんプラスも感動。どちらもそうですが、途切れることのない「心のいずみ」、次から次へと湧きあがってくる水と同じく自分の栄養源です。あの世と関わる仕事をしているせいでしょうか、この辺りがある意味希薄なんかなぁ~・・・・・・・・・・・もちろん、愛しい人たちとこの世では一秒でも長く一緒にいたいけど、結局あの世にはいずれ行くことだしあの世に行けばいったで運がよければ逢えるだろうし・・・・・・・・・・だからこそ反対に、どうせいつかはあの世だからこの世での生に普通以上に執着があるかも(?) まだありがたいことに、何人かの別れで済んでいるだけだからかも知れませんね。
旅は続きます。
札幌を後にし、次に向かったのは高速道路にのって、滝川インターで降りる。
「富良野に行けばラベンダーアイスでしょ!!!」
ってことで、車を走らせ途中のどこかで適当にラベンダーソフトクリームを購入・・・・・・そこのアイスが美味しくなかったのか、中学の修学旅行で食べたラベンダーアイスクリームに思い出補正がかかっていたのかは知りませんが、「え?・・・・まぁこんな味だっけ・・・・・・・」 ぐらいで軽く流し、道沿いで思わぬ風景をみて車を止める。
「すげー・・・・・ここは天国か・・・・・??」
いやーさすが北海道、、、、、スケールが違いすぎますって・・・・・・・もう実際に目の前にしたら言葉も出なければ、言葉なんてたいして意味がなかったんじゃないかと思ってしまうぐらいにすごいんですよね~
よく広さをあらわすのに、「東京ドーム○○個分!」とかテレビや雑誌でみてましたけど、、、、、、いまいちピンとこなかったんですが、これほど広い場所をリアルに眺めれば 「うんうん、そりゃ100個でも200個でも入りそうだな・・・・・・・」 と身をもって実感できる。それが四方に広がる・・・・・・・それが北海道(笑)
あのね、こんな広いところとてもじゃないですけど歩いてみて回れませんよ・・・・・・・ってことで、ゴーカードでレッツゴー!
なんだこりゃ、やっぱり広すぎるでしょ(笑)
しかもなぜか写真を見直すと、ゴーカードを運転してくれた方の頭の写真が異常に多い(爆)・・・・・・・もういろんなモンに感動しちゃってます。残念ながら季節的にラベンダーは刈られたあとでしたが、ゴーカードを途中で停めて畑にのこったラベンダーを摘んでくれた運転手さんが意外とロマンチストでよかったです、話も面白かった!
美瑛から富良野に続く道をカッ飛ばし、その日は富良野に泊まることに。
でも意外と人が多くてビックリ。ホテルは4泊を通してほぼ満室でした。
つづく。
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コメント:6
- 歌代子 13-09-01 (日) 4:51
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おはようございます
広大な自然と美味しい空気に大きな空を観たら、何もかも忘れられてリセットできるのでしょうね・・・。フラッと旅に出たくなる気持ちわかります、。道中のご安全祈っています。 - めぽ 13-09-01 (日) 8:53
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こまかい旅の計画をたてずに出会う感動が好きって、わかります。
私も家族旅行で突然入ったドライブイン(こういうご飯処、今無いのかな?)で注文しようとしたら『まだ米炊いてません』回答でフツーの焼きそばすすった記憶が…あれ?こういうのじゃなくて?まあでも、後で思い返すと笑えるいい思い出なんですよね、みーんな。
突然の出来事にワタワタする自分を楽しむのも、旅の醍醐味ですもんね。 - はぐれ雲 13-09-01 (日) 10:08
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行きたい所へ自分で行ける
歩ける 走ることができる
音が聴こえ 声もでる
本が読める 絵が描ける
季節を感じられる
花を愛でる 香りを愛でる
手を伸ばせば触れられる
家族と笑い合える
食事が食べられる
水が飲める
風呂に入れる
出るものが出る
夜になるとちゃんと眠れる
そして、また朝がくる
働く場所があり 仲間がいる
仲間と語れる
人と出会える
こんな幸せ
あるでしょうか
みんな あたりまえ
空気を胸いっぱい吸える
笑える
泣ける
叫ぶことができる
愛するものへ触れられる
愛するものに触れてもらえる
励まされる
こんな幸せ あるでしょうか
みんな あたりまえ
こんなすばらしいことに気づかない
そのありがたさに気づくのは
それを無くした人だけ
なぜでしょう
一生感動
一瞬感動
(^ω^)
バイクで、でっかいどーをかっ飛ばした想い出が懐かしーです。素敵な風景。住みたくなります。 - あおいカーテン 13-09-01 (日) 12:50
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大自然の胸に身を委ね、元気溌剌、威風堂々と人生を進んで下さい。ありがとうございました。
- むらぽん 13-09-01 (日) 16:10
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村雲さん、こんにちわ!
なんかね~、涙が出てきました。あの世に行くまで、感動しまくりますよ! あの世でこの世でのバカ話をいっぱいしたいし・・・。
ホント、ありがとうございます。
あと、運転手さんのロマンチストぶりにギャップ萌えです(笑) - 匿名 13-09-01 (日) 22:21
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ラベンダー畑から見渡す十勝岳連峰…懐かしい景色。
わたしの故郷。