霊能者のつぶやきトップ > 霊障 > 夏の怪談話②

夏の怪談話②

  • 2013-07-13 (土) 2:21
  • 霊障

つづき。  あれ、、、どこまで話たっけ(汗)あ。夏の怪談の続きでしたね、、、、、夏の怪談とか書いてる場合じゃなくなったんですが(もう現実そのものがホラーです(苦笑))

次の日、普通に出勤して仕事して。

それが忙しい日・・・・・というか、別に前の日のことを話す必要もなく忙しいけど平凡な一日が過ぎようとしていた仕事終わり。まだみんな仕事が残っておりましたので、残業をしていつしか二人になった時(計6人の小さな会社だったんですが)T君の方から話しかけてきました。 「村雲さん、昨日なにか夢みなかった??」



「いや、特には・・・・ちょっと眠りにくかったのはあったけど。T君は??どんな夢みたの??」

「う~ん、、、、なんかウロ覚えなんだけど確かに覚えていたのはね、白い傘をもったブラウスの女の人と、手をつないだ幼いおかっぱ頭の着物をきた女の子・・・・・・・」

「どわっ、それヤバいやん!!昨日の、あれやん!」

今でも覚えているのは、T君がその話をしだした瞬間からなんか場の空気が重くなった・・・・・・とか可愛いもんじゃなく、本能が 「いかん、いかんぞ~村雲~!!これはヤバい・・・・・・」 的なランプが心の中でピカピカ鳴ってるんですよ・・・・・・・・・・・

一刻もそんな話聞きたくない!って思いと、やっぱり昨日の内に師匠に連絡しとけば良かった・・・・(泣)という後悔。でも、それでも、この話(T君の夢の話)は聞いておかないといけない、、、、、ってか、先に進めない気がして全力で本能と戦いながら、夢の話を聞きました。


夢の中で、その例の二人はキョロキョロと誰かを捜していたらしい・・・・・・

T君は直感で、それは自分達(T君&村雲ペア)だと感じ、とにかく醒めて欲しいと心の底から願ってて・・・・・・・

「顔は?ねぇ、顔は?どんな人達だったの???」


T君の顔は真っ青になって答えます。


「いや、それが顔だけは黒くて良くみえなかった。」


で、「とにかく醒めろっ!!」と必死で祈って夢が醒める瞬間に耳元でささやかれた言葉が離れないと・・・・・・・




「マジか。で、そいつら親子なの?なんて言ってたの??」



「『・・・待っててね。』・・・・って、そう聞こえたんだ。」


「・・・・・・マジ・・・・・・・なにそれ、めっちゃ怖いやん・・・・・・・・もう、それ、ヤバいやん!!!!!」


もちろん待つわけがありません。。。。。


ちょっと時間的には遅いけど、とにかく帰りに師匠の家に行こう!!ってかなり強引に誘ったのですが、ま~たそんな時に限ってT君はもちまえの意地の強さで「行きたくない。」と。

ならばまずは自分だけでも必ず今日中には師匠にあって、なんとか話を聞いて貰って・・・・・・・(自分のことは自分で聞けないって、マジでやっかいですよ、、、、、)

そんで終わって早々、いつもはバスで帰るんですがまずは電話して急いで電車にのって一路、師匠の元へ・・・・・・・・・・


「なんだお前さんはいつも騒がしいなぁ・・・・・・・・・・・おぃ、なにを連れてきたんだ。どこに行った?」


「えぇーーーーー何か視えます??視えるんですか?!」


「うん。お前さんの後を片足だけ足首のない着物をきた女の子がピョコピョコとついてまわっとるぞ。誰だこの子は一体・・・・・・・・・・」


「どわああぁぁぁぁぁぁああああ、娘の方かよっ!!!!!」


いや、この際親だろうが娘の方だろうがどちらでも良いんです、、、、、、、そんなこんなで、まずは供養とコンビニに走りまして、師匠の神様から伺ったお供えものを揃え線香を焚いて元いた場所に戻ってもらう。


一時間ぐらいは祈りましたかね、、、、、、、


最後は自分の守護霊様にもお願いもうしあげ、とにかく自分についてきても良いことは一つもないよと、残念ながら何もできないし何もしてあげられない。でも、これも一つの縁だからとお菓子やジュースをたくさん食べて飲んでもらって、まずは帰ってもらいました、、、、、、、いやぁ~ぶっちゃけ、子供の方でよかった・・・・・・・・・


・・・・・いやいや、子供が自分の方に来ているのなら、間違いなくT君には母親の方がきてるはずでしょ!!


「師匠、どうしましょう・・・・・・・(泣)」


「う~ん、困ったな・・・・・・・その青年(T君)はウチにはこれんのか?明日、責任もってお前さんがどうにかするしかあるまいしなぁ~・・・・・・・そもそもオジサンには何の関係もないし、、、、、、、、」


「げ、マジですか。」


「うん。マジだ。」


その次の日から、T君は体調が悪いからしばらく会社を休ませますと言ったきり、そのままフェードアウト・・・・・・・つまり、退職してしまったんですよね、、、、、、、、


元々、ちょっと変わったところがあった子だし携帯も何度も電話しても繋がらないし、、、、、かと言って誰にも話せないまま、時間だけが過ぎていってしまい携帯番号が入った携帯も結局、データをなくしてしまってそれ以来、T君とはあってません。

どうしてるのかなぁ~T君。ちゃんと生きてればいいけど・・・・


あれからいろんな人を視て、いろんな霊障とかかわる中で、何かが変わったかといえばそうたいして変わってないような気がします。たしかに経験だけは嫌でも重ねてきましたが、結局、人は人なんですよね~怖いものは怖いし、あの時に自分が母親の幽霊さん?と出会ったからといって何が出来たのかもその時になってみないとわからないし、、、、、、、、、人生は不思議です。でも残念ながら、この手の話は今までの経験の中で腐るほどあって、何回師匠の家で供養をさせてもらったか・・・・・・・・・・・・


時にはご先祖様。

時には拾ってきた無縁仏さん。

時には人の念。

まぁね、何回くらってもさすがに慣れることはありませんよ。人ってですね、自分であるがままの人生を歩んでいるつもりでも、実は自分の「意思」はどこまでか?と、問われればそれは正直、難しいところがあります。慣れることはありませんが、一つだけ言えることは 「あまり気にしてもしょうがない」 ということですかね。。。。。

相談者の方にも自分の経験よりお話はさせてもらってますが、「可哀想・・・・」の心だけで供養しつづける人生もまたどうかと思いますし、(どうやったら残業が減らせるのか?の会議を、残業しながら話し合うみたいなもので・・・・・・)だからといって、脅すわけではないのですが命に関わることや、決定的に人生の邪魔をするポイントにジャストミートしている霊障なんかはその場でどうにかするしかない。


ひとつだけ言えることは、縁あった幽霊さんもひとつの”縁”です。

自分も師匠も、”供養の仕方” は教えてもその場でお祓いすることはあまりありません・・・・・・(師匠も面倒くさくなったのか、一時期九字を乱発してもいましたが(汗)あれはさすがに体力と気力の限界があると思う) そもそも、失敗したら自分達にも責任がきますし、そこから言葉は失礼ですが付きまとわれたら正しく筆が降りるかさえも不安になる・・・・・・・・

「供養しますよ~お祓いしますよぉ~・・・・・はい、○万円!」 とのたまう霊能者がいかにインチキ臭いか。本当に祓ってんのか?いや、その前にすでにお前がやられてるんじゃないか??・・・・・・・自分にとっては、この因縁製造機の方がよっぽど怪談なんですけど!なんてことは心の中だけに留めておいて、これで夏の怪談話を終わらせていただきます(笑)

これで 「変な夢みた」 とかの相談は受け付けませんからね・・・・・・・・・・おやすみなさい。


おわり。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
ブログランキングに参加しております。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。

人気ブログランキング 占い・鑑定へ 精神世界ランキング にほんブログ村 その他趣味ブログ 鑑定へ

コメント:12

歌代子 13-07-13 (土) 4:28

おはようございます!

話しの続きがお盆じゃなくて良かったです(..)
怪談物聴いたり見たりすると、必ずと言っていい程閉めてある窓硝子に”手跡”がついてるんですよねぇー(*_*)・・・
そっちの方がコワイです(..)

みみっく 13-07-13 (土) 6:47

幽霊がくっついちゃったら、どうしましょうかね?

村雲さんがおっしゃるように、それも縁かなっておもうんですょね。

霊を払える村雲さんにくっついた幽霊も、そうじゃないTさんにくっついちゃった幽霊も、たまたまどっちかがどっちかについちゃっただけなんでしょうかね?

本やネットで霊障の恐ろしさを見聞きして、自分がその立場だったら苦しいなって思うんですが、妥協してそいつと生きていくのも生きる修行のうち…って思うしかないような気がする。

だって、私には霊が払えないんですもの。

だけど、自分の人生なんだから、ついた霊に乗っ取られるような心の弱さはダメなんだと思う…思うんですょ。

蚊に刺されないように防ぐ方法もあるんだろうけど、刺されちゃったら我慢するか薬をつけるか、場合によっては膿むかもしれないし、寝込む場合もあるだろうし…。

でも、大部分、ご先祖様や神様にまもられたり助けられたりしているかも。本当は自分の心はすごく弱くてヤバイのに。

あーあー、まだまだなのかな?
強くならなきゃ。

*すみません。なんだか自分自身のつぶやきみたくなっちゃいました。

kabosu 13-07-13 (土) 7:43

ためになるお話しでした。
幽霊さんがどう…ご供養がどう…という話ではありませんでした。
師匠様は本当に肝が据わった方ですね。
同じ勉強を始めた夫と私の肝と心、何が来ても起こっても泰然自若と受け止められるよう頑張ります。

みかん 13-07-13 (土) 9:36

うぅ・・・めっさ怖い!!!
なにも見えない私みたいなのにもついてくることあると思うんだけど、時間が経つと元の場所にちゃんと戻ってくれるのですか!?
強力な方たちに目をつけられたら、成すすべがないのですが!!

TH 13-07-13 (土) 10:09

おはようございます。お世話になっております。
拝読いたしました。。。
こんな事が、ここまでキョーレツな事があるんですね。。。朝読んでよかったです。。。^^
呼び寄せないように気をつけないといけないですね、凡人にはそれが難しいのかな・・・?

はっしーも 13-07-13 (土) 16:53

こんにちは(^^)
T君のその後がとても気になります…
こちらにその気はないと思っていても、結局はこちらが呼んでるでしょうか⁈
心の隙に入り込まれないようにしたいですね(; ̄ェ ̄)

たまねぎ 13-07-13 (土) 17:30

こんにちわ
なんっすか?
現実そのもののホラーって、そっちも気になりますが。

ツバキヨウコ 13-07-13 (土) 18:20

霊的にみえないほうがいいのか

ジュン 13-07-13 (土) 21:40

こんばんは☆

村雲さん

マジで…ヤバイっす!
このお話。。。背筋ゾクゾク(((・・;)

あぁ~そうだっ!って…今頃、思い出した私が バカでした!ふぅ~(-_-;)

鶴 亀 ツル カメ、、、、。

ノムサンママ 13-07-14 (日) 7:13

興味深いお話でした。
どこまでが自分の意思か?
度々気になるところです。

呼ばれたってよく使われるのはそのためですか!

また興味深いお話を楽しみにしています。

ひまり 13-07-14 (日) 11:53

その後のT君が気になりますね、、、、
本当にそうゆうのって腐るほどあるものなんですね、、、

めぽ 13-07-15 (月) 1:31

続きが気になって、深夜に一人きりで読んじゃった…。怖い。
風の音にすらちょっとビクビクしちゃうなー。
これが敏感になってしまうってことか。
能天気な海外ドラマでも見て忘れるぞー!(涙)

コメント
Remember personal info

霊能者のつぶやきトップ > 霊障 > 夏の怪談話②

サイト内検索
RSS

 RSSリーダーで購読する

霊能者のつぶやきモバイル
携帯からもご覧頂けます。
霊能者のつぶやきモバイルQRコード
Tool
フィードメーター - 福岡の霊感占い師のつぶやき|神様・守護霊様からの..

Meta
リンク
クリックで救える命がある。

このページのトップへ