夏の怪談話①

暑中見舞い、申し上げます・・・・にはちょっと早いですね（汗）なので、暑中見舞いのかわりに怪談話でもお見舞いします（笑）普段は怪談話なんてあんまり興味がない方なのですが・・・・・怪談話をすると幽霊さんが集まりやすいってよく言うでしょ？？あれは、怪談話で幽霊さんが集まるのではなく、怪談話を聞いてる本人の ”本能” がなにかに触れて（敏感になって）、霊能が若干アップする為、普段は感じないものまで感じとってしまう、、、、、こちらの方が正しいと思います。怪談話、どれにしようかな・・・・・・・・・

あ。ちなみに暑中見舞いとは、本来は小暑（しょうしょ：七夕が行われる7月7日頃（2013年は7月7日！）から大暑（たいしょ：2013年は7月23日頃～）が終わるまでの期間にだすはがきや手紙によく使われます。



さて、何の話にしようか・・・・・・・怪談話が苦手な人は今日の記事、スルーしてくださいね（苦笑）でもそこまで怖くありませんよぉ～実際に起こった話ですけどね。

これは12年前に当時の友人と本当にあった話。

友人は（T君）としますね。

T君は当時、働いていた広告代理店で後輩として入ってきた人物。年は自分よりも少し下だったので、自分は 「T君」 と呼ばせてもらってました。結局、T君は会社に馴染めず一ヶ月そこいらで辞めちゃってそれ以来、連絡はとってませんが、、、、、、まぁこの人も変わった人で、当時の自分は今の仕事（人を視る仕事）は会社はもちろん、友人にも話をしたことがなく、でもT君は天然の霊能者的な勘をもってて、入社してすぐに 「T君、みんなの性格どう思う？」 って聞いたら（たいてい、人の第一印象は一緒に働いていたら変わっていくので、自分はいつも新入社員の人に聞いて覚えていたり、自分も新しい会社に入ったら第一印象をメモしておくのが癖でした（笑）） なんとびっくりするぐらいに、ほとんどの社員全員の性格からなんから何まできちんと見分ける（感じる）能力をもっててですね、、、、、、、歳も近かったので、自然と仲良くなっていきました。


そんなある日、せっかくなので二人でどこかドライブでも行こうとT君に車をだしてもらい、まずは海にむかって車を走らせ話が尽きると自然とT君の能力的なものを知りたくて仕方のない自分・・・（他人のことには結構、興味津々！）もちろん、夜の自分の仕事など話さず、、、、、でもT君はなにかを感じ取るのか、ひょっとして気づいていたのかも？ですね・・・・・・・まぁいつしか車の中、二人であの世はあるのか、魂の世界はどうなっているのかなんてポツポツと自分の考えなぞお互いに話をしていたわけですが・・・・・・

・・・・・・・・・ん？？なんか気になる・・・・・・

・・・・・・・いや、気のせいか。

・・・・・・・いや、やっぱり何か違和感がある・・・・・・・・

自分ははじめ気づかなかったんですが、ふと前の車の後部座席をみた時に、その時一瞬ですが目に入ったものがあったんですよね・・・・・・・・そうなんです、自分たちの車の前を走っていた高級車っぽいセダンの後ろに、いつから居たのかわかりませんがそこに何とも場違いというか、まったくその場に馴染んでいない浮いた感じの、白いブラウスを着た女性とその横には後頭部だけでしたがオカッパ頭っぽい女の子が座っていたわけです。

（あまり記憶が定かではないのですが、運転席と助手席は若いカップルだと思います）


「・・・・・・・ん？」


自分は思わず声を出してしまったのですが、だしてから急いで目をそらしてしまいまして・・・・・・

・・・・・で、次の瞬間にT君のいった言葉におどろきました。


「村雲さん、もうそれ以上いわない方が良いよ。」

最初はなんのことか分かりませんでしたが、真剣に運転しているT君の少しこわばったような顔をみながらよくよく考えてみると、「あぁ、そうか。T君にも何か視えているのか・・・・・」 と思われ、返事もせずそのおかしな気まずい空気のまましばらく車を走らせました。

自分は仕事上、人の因縁はのぞいても突然波長があってか知りませんが、突然肉眼でみえる幽霊さんに免疫がまったくない人間でして・・・・・・・

まー怖かったですね（苦笑） 前の車の中でみたものもそうですが、T君の運転してくれている車の中の雰囲気が怖かった（笑） 気を抜いたら自分たちの車に移ってくるんじゃなかろうか・・・・・・なんて妄想してましたが、それよりT君が次になんていうのかが気になったりして。


自分が神様と縁があったとしても、その縁が強かったとしても正直、自分が何さまに憑かれようと神様自ら教えてくださる方々でもありませんし、知らん顔されるのがオチです。（そもそも、神様はそんな世界を視る必要がない方々なので、ひょっとしたら人間も幽霊さんも、蟹と海老ぐらいの差しか感じておられないかも・・・・・・・）


でも自分には変な安心感と余裕がありました。


まぁ最悪の場合、幽霊さんにめっぽう強い頼りになるあの人がいるから、いざとなったら何とかしてくれるだろうと。


その後は適当に海を走って、飯を食ってたしか家まで送ってもらった気がするのですが・・・・・・・とにかくふつうに終わったのを覚えています。


で、問題は次の日に起こりました。


長くなったので一度切りますね～

めちゃくちゃ眠たくなったので、また明日です、、、、、みなさん、良い夢を～おやすみなさいっ！！


つづく。

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