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あと少しの気づきとやさしさ。

友人のフェイスブックにシェアされていた話を転記。自分をふくめた皆が、より大切なものより気づき、あと少しだけやさしくなれたら・・・・世の中の何かが変わりそうですね。

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仕事から帰宅すると、妻は食事の支度をととのえていた。
僕は彼女の手をにぎり「話があるんだ」と切り出した。
妻は何も言わず席についた。その目は苦痛に満ちていた。

ふと、僕はどう切り出したらいいのか分からなくなった。
でも言わなければならない。「離婚したいんだ」と。
僕は冷静に、その言葉を口にした。
妻は大したリアクションも見せず、ただ静かに聞き返した。「どうして?」



その問いに敢えて答えないでいたら、妻はとうとう怒りをあらわにした。
彼女は箸を投げ散らかし叫んだ。「あんたなんか、男じゃない!!」

その夜、その口論のあと
僕らはとうとう一言も言葉を交わさなかった。
妻のすすり泣く声がかすかに聞こえた。
わかっている。どうして僕らがこうなってしまったのか、妻はその理由を知りたがっているのだ。
でも僕は、彼女を納得させられるような説明をとうてい与えられるはずはなかった。
それもそのはず。僕は「ジェーン」という他の女性を愛してしまったのだ。
妻のことは、、、もう愛していなかった。
ただ哀れんでいただけだったのだ!

深い罪悪難に苛まれながら、僕は離婚の「承諾書」を書き上げた。
その中には、家は妻に譲ること、車も妻に譲ること、僕の会社の30%の株も譲渡することを記した。
彼女はそれをチラと見ただけで、ビリビリと破り捨てた。
僕がこの10年という月日を共に過ごした、この女は
僕にとってもはや「見知らぬだれか」に成り下がっていた。
彼女が今まで僕のために浪費した、時間、労力、エネルギーに対しては、、、本当に申し訳ないと思っている。
でも
自分が「ジェーン」を愛しているという気持ちに、これ以上目を背けることは出来なかった。

承諾書を破り捨てたあと、妻はとうとう大声をあげて泣き始めた。
ヘンな言い方だが、僕はその彼女の泣く姿を見て少しホッとしたのだ。
これで離婚は確定だ。
この数週間、呪いのように頭の中につきまとっていた「離婚」という二文字は、
これでとうとう現実化したのだ。

その翌日、僕は仕事からかなり遅くに帰宅した。
家に戻ると、妻はテーブルに向かって何かを一生懸命に書いていた。
夕食はまだだったが食欲など到底なく、僕はただベッドに崩れるように倒れ込み寝入ってしまった。
深夜に一度目が覚めたが、その時も妻はまだテーブルで何かを書いているようだった。
僕はもはや大した興味もなく、ふたたび眠りについた。

朝になって、妻は僕に「離婚の条件」とつきつけてきた。
彼女は家も車も株も、何も欲しくないと言った。
でもその代わりに「1ヶ月間の準備期間」が欲しいと言ってきた。
そして彼女の条件は、その1ヶ月のあいだ出来るだけ「今までどおり」の生活をすること。
その理由は明確だった。
僕らの息子が、1ヶ月後にとても大切な試験を控えているため
できるだけ彼を動揺させたくないというのが、彼女の言い分だった。

それに関しては、僕は即座に納得した。
だが、それ以外にもうひとつ妻は条件をつけてきた。
「私たちが結婚した日、あなたが私を抱き上げて寝室に入った日のことを思い出してほしい」と。
そして、これからの一ヶ月のあいだ、あの時と同じようにして
毎朝、彼女が仕事へ行くときに
彼女を腕に抱き上げて 寝室から玄関口まで運んでほしいと言うのだ。

僕は「とうとうおかしくなったな・・・」と思った。
でもこれ以上妻といざこざを起こしたくなかった僕は、黙って彼女の条件を受け入れた。

僕は「ジェーン」にこのことを話した。
ジェーンはお腹を抱えて笑い、「ばかじゃないの」と言った。
今さら何をどうジタバタしたって離婚はまぬがれないのにと
ジェーンは嘲るように笑った。

僕が「離婚」を切り出して以来
僕ら夫婦はまったくスキンシップをとっていなかった。
なので
彼女を抱き上げて玄関口まで連れていった1日目
僕らは二人ともなんともヘンな感じで、ぎこちなかった。

それでもそんな僕らの後ろを、息子はそれは嬉しそうに手をパチパチ叩いてついてきた。
「ダディーがマミーを抱っこして『いってらっしゃい』するよ!」
その言葉を聞くなり、僕の胸はきりきりと痛んだ。
寝室からリビングへ、そして玄関口へと
僕は妻を腕に抱いたまま10メートルは歩いただろうか。
妻は目を閉じたまま、そっと「どうかあの子には離婚のことは言わないで」と耳元でささやいた。
僕は黙ってうなずいた。でもなぜか、そうしながら
心はひどく動揺していた。

妻をドアの外に静かにおろすと、彼女はそのままいつものバス停へ向かって歩いていった。
僕もいつもどおり車に乗り込み仕事へ向かった。

2日目の朝
初日よりは少しは慣れた感があった。
抱き上げられながら、妻は僕の胸に自然ともたれかかっていた。
僕はふと、彼女のブラウスから薫るほのかな香りに気づいた。
そして思った。
こうして彼女をこんな近くできちんと見たのは、最後いつだっただろうかと。。。

妻がもはや若かりし頃の妻ではないことに、僕は今さらながら驚愕していた。
その顔には細かなシワが刻まれ
髪の毛には、なんと白いものが入り交じっている!
結婚してからの年数が、これだけの変化を彼女に。。。
その一瞬、僕は自問した。「僕は彼女に何てことをしてしまったのだろう」と。

4日目の朝
彼女を抱き上げたとき、ふと
かつて僕らの間にあった、あの愛情に満ちた「つながり感」が戻ってくるのを感じた。
この人は
この女性は
僕に10年という年月を捧げてくれた人だった。

5日目、そして6日目の朝
その感覚はさらに強くなった。
このことを、僕は「ジェーン」には言わなかった。

日にちが経つにつれ
妻を抱き上げることが日に日にラクになってゆくのを感じた。
なにせ毎朝していることなので、腕の筋力もそりゃ強くなるだろうと
僕は単純にそう考えていた。

ある朝、妻はその日着てゆく服を選んでいた。
鏡のまえで何着も何着も試着して
それでも体にピッタリくる一着が、なかなか見つからないようだった。
そして彼女は「はあ〜っ」とため息をついた。
「どれもこれも、何だか大きくなっちゃって。。。」

その言葉を耳にして、僕はてハッ!とした。妻はいつの間にやせ細っていたのだ!
妻を抱き上げやすくなったのは、僕の腕力がついたからではなく
彼女が今まで以上に軽くなっていたからだったのだ!

愕然とした。
それほどまで、やせ細ってしまうまで
彼女は痛みと苦痛を胸のなかに。。。

僕は思わず手を伸ばして、妻の髪に触れていた。

そこに息子がやってきた。
「ダディー、マミーを抱っこして『いってらっしゃい』する時間だよ!」

息子には、父親が母親を毎朝抱き上げるこの光景を目にすることが
すでに大切な日常の一場面となっているようだった。

妻は、そんな息子にむかって「おいで」と優しく手招きしたかと思うと
彼を力いっぱいぎゅっと抱きしめた。
僕は思わず目をそらした。
そうしないと、最後の最後で、気が変わってしまいそうだったからだ!

僕はだまって、いつものように妻を腕に抱き上げ
寝室から、リビング、そして玄関口へと
彼女を運んだ。
妻はただそっと、僕の首に腕を回していた。
そんな彼女を、気づいたら強くグッと抱きしめていた。
そうまるで、結婚したあの日の僕のように。。。

彼女の、それはそれは軽くなった体を腕のなかに感じながら
僕は例えようのない悲しみを覚えていた。

そして最後の朝、

妻を抱き上げたとき
僕は、一歩たりとも歩みを進めることができなかった。
その日息子はすでに学校へ行ってしまっていた。

僕は妻をしっかりと腕に抱き、そして言った。
「今まで気づかなかったよ。僕たちの結婚生活に、こうしてお互いのぬくもりを感じる時間がどれほど欠けていたか・・・」

そして僕はいつもどおり仕事へ向かった。
何かにせき立てられるように、とにかくここで、最後の最後で
自分の決心が揺らいでしまうのが怖くて
それを振り切るかのように、車を停めると鍵もかけずに飛び出し
オフィスのある上の階まで駆け上がっていった。
気が変わってしまう前に、オフィスへ行かなければ。早く「ジェーン」のもとへ!

ドアを開けるとそこに「ジェーン」がいた。
彼女を見た瞬間、
僕は思わず口にしていた。

「ジェーン、すまない。 僕は離婚はできない。」

「ジェーン」は「はあ?」という目で僕を見つめ
そして額に手をあてた。「あなた、熱でもあるの?」

僕はジェーンの手を額からはずし、再度言った。
「すまない、ジェーン。僕は離婚はできないんだ。」

「妻との結婚生活が『退屈』に感じられたのは、彼女を愛していなかったからではなく
僕が毎日の小さな幸せを、他愛のない、だけどかけがえのない小さな日常を
大切にしてこなかったからなんだ。
今頃になって気づいたよ。あの日、あの結婚した日
僕が彼女を腕に抱いて家の中へ初めての一歩を踏み入れたあの日のように
僕は死が二人を分つまで、彼女をしっかり腕に抱いているべきだったんだ!」

「ジェーン」はようやく事の次第を理解したようだった。
そして僕のほっぺたを思いっきりひっぱたくと、扉をバタン!と閉め
ワーッ!と泣き叫びながら飛び出して行った。

僕はそのまま黙って階下に降りた。
見ると、花屋が目にとまった。
僕はそこで、妻のためのブーケをアレンジしてもらった。
店員が「カードには何とお書きになりますか?」と聞いてきた。
僕はふと微笑んで、言った。
「そうだね、こう書いてくれ。」

『毎朝君を腕に抱いて見送るよ。死が二人を分つ、その日まで...』

その日の夕方、僕は
妻への花束を抱え、顔に笑顔をたたえて
家についた。

はやる気持ちで階段を駆け上がる!
早く早く!妻のもとへ!


出迎えてくれた妻は

ベッドで冷たくなっていた。。。。

何も知らなかった。
僕は、何も知らなかったのだ。

妻が「ガン」であったことさえも。

ジェーンとの情事にうつつをぬかしていた僕は、
妻が
この数ヶ月必死で病魔と戦っていたことに
気付きさえしなかったのだ!

妻は分かっていたのだ。自分がもうじき死ぬことを。
彼女が出してきた「離婚の条件」は
僕を責めるものではなく、僕を救うためのものだったのだ!
自分亡き後、最愛の息子から
僕が責められることがないように。

毎朝お母さんを抱き上げて優しく見送るお父さん。
そう、そういう僕を毎朝見ていた息子にとって
僕はまぎれもなく
「お母さんに離婚をつきつけたお父さん」ではなく
「お母さんを最後まで愛したお父さん」となったのだ!

僕はどうしても皆さんにお伝えしたかった。
日々のささやかな幸せ、、、それが人生で何よりも大切であるということを。
幸せは
大きな家、土地、高価な車、または銀行の残高、、、
そんなものの中にあるのではないということを。

もしも今、あなたの傍らにかけがえのない伴侶がいるのなら
毎日がどんなに忙しくても
どうか、相手が大切だと伝える小さなジェスチャーを
心を通わせる時間を
大切にしていっていただきたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



おぃおぃ、、、、

こんな天気の良い日になに昼間から泣かせてるんだ、てめーこのヤロー!!まだ仕事の途中なんだってっば!・・・・でも少しやさしくなれた気がしました。

一番大切なものを、一番大切に・・・・・ね。

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コメント:19

ミッフィー 13-01-10 (木) 16:37

心に沁みるお話です。私も主人と過ごした暖かな生活を思い出しました。「本当の事は目に見えないんだ。」星の王子様も言っていましたね。

秘すれば鼻 13-01-10 (木) 19:13

お疲れさまです。
あまい!落ちはわかるし・・・すみません。
実際の離婚は・・・・結婚前の村雲さんに、先入観はいけませんね(笑)。
でも、私の離婚寸前に、2歳半の子供が、お互いの手を握らせようとした事を思い出しました。子は鎹・・・これも通じない新人類が今の世にはいるんですよ~その訳を知りたいです。遺伝子を残す必要がないことを悟っているかのような・・・人類滅亡???

北斗七星 13-01-10 (木) 19:26

泣けないです。これ。こんな男、同じ男として一番腹が立ちます。
もしコレが実話なら彼は自分の為に結婚して、自分の為だけに生活してる気がします。
生活費をあげる、安定した生活をあげる、、それすらも自分の為。世間体のため。体裁とメンツのため。
一緒に暮らしている妻の末期のガンにすら気がつかないのが真実ならばそういうことでしょう。無性に腹が立ちました。これ。
ジェーンへの気持ちなんてタダの青臭い恋愛じゃないでしょうか。真の愛があれば何があってもヨリは戻さない。自己陶酔甚だしいアホにみえます。
大人と子供の恋愛の違いすらわかってない感じがします。
だから恋愛すら恋愛として楽しめないのでしょう。子供のまんま。大人の恋愛にはルールがある。家族にもルールがある。どちらにも愛情という名のルールがある。
愛情は見返りを必要としない。
この人は相手を思い遣る恋愛をしないで大人になったのせしょうか。それなのに愛を語っているのがとても腹立たしく思えます。
結婚とは本来この男が最後の一ヶ月に思った事を最初から腹に決めれた時にするもの。
離婚も、ソレを決めたらどんな思いも振り切って離婚すべき。それが結婚の重みに対しての礼儀。ルール。
最低な人に思えます。この人。
誰も幸せにしてない上にこんなことを外に書き記しているのなら、その虚栄心たるや闇より黒いとも思います。泣けません。

。。。。って、言ってみたりなんかして(´・_・`)
ブラックリスト入りーーーっつ(><)/きゃーーっ!!
助けてーー村雲さーーん!

おき 13-01-10 (木) 19:57

こんばんは。

只今、帰宅途中の電車の中です。
涙が流れました。
電車の中なのに…(T-T)

先日、ワイドショーで小泉今日子さんが
「最近、老眼がすすんだせいか、遠くの愛にしか目が行かず、近くの愛に気づかないんです。今度老眼鏡を買いに行きます」と話していたのを思い出しました。
しかし、彼の場合は近眼も混じっていたのかもしれませんね

13-01-10 (木) 21:00

村雲さん、何で大切な事は失うか失いそうになるまで気付きにくいんでしょうか?

この話は他人事には思えない。そして、何故か泣けてきます。

金シャチ 13-01-10 (木) 22:38

管理人様

ありがとうございました。

『心します』

mattunn 13-01-10 (木) 22:48

こんばんわ。私もこの話を見ました。これを見て思ったのは、「気づいた時にはもう遅かった…」っていうことがないように、懸命に生きながら、大切な人たちのことも気遣える人間になりたいなって事でした。

神様や御先祖様・守護霊様たちからしたら“そんなことよりもっと大事なことあるやろ?”って言われそうなことを悩んでばっかりな気がしますが、そんな中でも自分の身近にいる人の些細な変化とかに気づいて、言葉をかけたり、手伝ったりすることができたらいいなって思います。

なはのせい 13-01-10 (木) 23:30

奥様、最期まで精一杯生ききったのですね

ミッフィー 13-01-10 (木) 23:47

皆さんの結婚に対する考えがちょっとわかりました。私は末期癌の主人を看取って添い遂げた立場ですから、この男の人とはちょっと違います。でも別れを切り出された時に病気の事を告白されたらどうしたでしょうね。それでも奥さんと別れて別の女性と一緒になったのか・・・それとも子供がいるので偽善的に看取ったのか・・・。
この奥さんの立場に立つと復讐ですね。う~ん。
どなたかが言っていましたが、愛は見返りを求めないって。それは真実です。青臭いですが、愛するって命を懸けるものですから。

みほっち 13-01-10 (木) 23:52

眠りにつく前に拝見しました。明日の朝、目が腫れてそうです…(汗)
感謝☆

はっしーも 13-01-11 (金) 0:25

お疲れ様です☆
自分のFacebookにもシェアしたい話でした(p_-)
心の何処かではわかってるけど、でも忘れてしまう…
忘れないでいれる自分でありたいです(ノ_<)

ききょう 13-01-11 (金) 0:36

こんばんは。

私が今度再婚したら、、、って考えさせられました。

のん 13-01-11 (金) 0:38

こんばんは、管理人さん。

読んでてムカついて気分悪くなりました。
世の中の男の人が皆さんこのような人でありません様にと願います。

まぁ人には色々な人生があり、それぞれその過程で色々な勉強をしていると考えればそれもありなのでしょうね。
私のもっての課題はこのムカつきの原因をどう昇華して次のステップに上がるかです。昇華した時人と人生を共にすることが出来る様になれると思います。
胸の中にある塊は固いですが、人の手を借りて少しずつ砕いて行けたらいいなぁ。

おしん子 13-01-11 (金) 0:49

私も前に友達のFBで読みました。
伝えたい事は良くわかりますが、
ん~やはり今回も泣けないな~、それ以外の情景を色々想像してしまったからかな?ひねくれてスミマセン(笑)

南川 13-01-11 (金) 5:01

うん、、、?
子供は両親の空気感に敏感ですからね。
何も気付かず、ただ喜んでいたなんてなんだか考えられません。

あとこの男性、自分に酔いすぎです。
自分がしてきた酷い事を美談のようにまとめ上げるって、、、本当に反省しているのでしょうか?
この話に妻とジェーンのコメントも付けたい所です。

kabosu 13-01-11 (金) 16:55

私は涙が出ました。

うめぼしのおにぎり 13-01-11 (金) 19:04

うーん、私も泣けないです。。
この男性、自分に酔ってるように見えます。
男友達がこんなふうに話してきたら、多分ぶん殴っちゃいますねー(笑)
奥様的には1番良い復讐の仕方かな?
擦れてますね、すみません。。

柚子子 13-01-14 (月) 23:59

純粋に人情話に弱いので心では感動しましたが、同時に心の底は妙に冷静に「登場人物は皆未熟だな」と思いました。子供が未熟なのは当然ですし、出てくる大人も全員未熟。
「未熟だからいらないものを積み重ねていくし、しかし、未熟で積み重ねていくからこそ、その中から得るものもある。それの繰り返しなのだな」と感じました。
登場人物の誰にも怒りは感じません。全員が全員足りなかったからこの結果になった。同じぐらいのレベルの未熟者同士だから起こった事件。(象と蟻は喧嘩しません)積み重ねた業。そして気づき。そういうもんだな人生は・・・という妙にドライな観想です。
皆が皆、釈迦か仏か神様かだったら、こんなアホみたいな不倫劇は最初から起こりませんしね。こういう未熟者の集まりが業と気づきを積み重ねていくことそのものが、人が生きる意味というかキモかも知れませんね。

もちろん、私も未熟者だと思います。自分で思う以上に。(汗)

tuyahime 13-03-23 (土) 12:40

いつも拝見させていただいています。
たくさんの気づきや学びをありがとうございます。

彼女の心境を考えると、最後まで愛されていたかった
そして、愛したかったのだと思います。

私も主人を末期ガンで看取り、自分もガンになりました。
死を受け入れる覚悟をすると、人の気持ちは復讐に向けられるのではなく、愛に向かうと思います。

自分が生まれた意味は、愛するためだと気つく時が来ます。
彼女にとって、最後の1ヶ月は、確かに絶望もあったと思いますが
魂を込めて、彼と子供のために
出来る愛の形だったのでは・・・と思います。

素晴らしい奥様だと思います。
気づきの機会をご主人さまに与えられたのですから。

ご主人さまも大事な学びをされたのですから、
この経験に感謝して、人生に役立たせて欲しいですね。

死はこの世の卒業なので、霊界から見たら誕生です。
奥様は、お役目を果たしたのですから
すでに、次のステップに行かれているかもしれませんね。

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