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トラウマの克服と治療⑤ ストレス・トラウマが未来を開く

つづき。

この本を紹介して頂き、読もうと思ったきっかけです。

ある学者が3組のヒナで実験を行いました。第一グループは何も実験的な要素を加えないグループ。第二はヒナを手に握り、ヒナが動きを止めて硬直するまで握っている。その後、ヒナを解放し、体をゆすったり羽をばたつかせ自分で元に戻るままにさせておく。第三グループは、同じく手でにぎり、一旦解放するが体を揺すろうとすると再度捕まえて動きを止める。さらに、第一・第二を泳がせると第二の方がずっと耐久力を持っていることが分かった。第三はそのまま泳ごうともしないで沈んでしまった。




この実験から解るように、「ストレスやトラウマ」は自分たちの未知なる力を発揮させる働きがあります。トラウマをうまく癒した人々は自分の人生が以前よりもより豊かで充実したものになり、他人にももっと優しい気持ちを持てるようになったことを実感できるでしょう。

トラウマから何度も何度も復活してきた人間は、脅威に対してどう適応するべきかを学んでいく。人間は未来に起こる脅威に対して、より強く、より賢く適応することができるようになってきた。このような進化の本能がなければ、この地球に生まれた人類はすぐに消えていた。


おっしゃる通りですね。今の自分たちは、ご先祖様は自然の脅威や他の獰猛な動物からのストレス、食糧難の危機、未知なる民族との戦いのトラウマに順応していく事によって、出来上がった「結果」です。そして、今の時代は時代で、新たなストレスやトラウマとの戦いになるでしょう。反対に、大げさに言えばストレスやトラウマは、「人間の感受性の成長」「人類の進化の種」となります。今、自分たちが生きている「事実」こそ、祖先がストレスに耐え、学び、適応してきた証でもあるということです。

「ストレス・トラウマ」と聞けば、おそらく誰もが目をつぶり、耳を塞ぎたくなります。

この記事を読んでいるだけでも、気持ち悪くなったり気分を害された方もいるやも知れません。もちろん、自分もそうですよ。どんなストレス・トラウマを持ってるのかが分かりませんから、余計に怖い・・・・・自分の場合は、ストレスやトラウマ・・・・というよりも、村雲が気づかない、村雲の秘めたコンプレックスを神様に聞く時が一番怖かったのを覚えています。いや、聞いた時じゃなかったですね・・・・・言われても「??」となって、「そんな事あるわけないでしょ~(笑)まぁ、少しは気になった事もありましたけどねぇ~・・・・・・。」と一度は真剣に考えたつもりが、、、、、、「リアルな実生活で、自分で感じてしまった時」が一番怖かったかな、今思い出すと(汗)「・・・・うわっ、これか神様が言ってたものは・・・・・・」あの時は本当に怖かった。正直、コンプレックスも直接心に響きますからね~・・・・・・最強のストレスやトラウマになっちゃいます・・・・・・・今考えたら、若かりし頃は無知がゆえに、なんかドエライ質問してたな。

どんな酷いトラウマ体験があっても、体そのものはそれに耐え、立ち直ることが出来ることを知っています。自分自身を守り、生存を可能にしてきたメカニズムは生まれた時より自分たちの体内に備えられている訳です。そして、それを邪魔するのは、「傷つくこともある」という事実を避けようとし、否定しようとする自我(エゴ)。

自我(エゴ)とは、成長する時に教え込まれた自分自身の見方に基づいて、これが自分であると思い込んでる人物像のことです。このエゴ(自分)が、すぐに喜びを忘れる自分を認めたくないのです。ところがトラウマが来ると、自分がどうして表面的な人生で満足しているのかという問題に直面する機会を与えられます。トラウマからの圧力と熱は今までの生き方の殻を力ずくで打ち壊し、私たちの本当の存在を暴き出し、すべての物事に全霊で立ち向かわざるを得ないように仕向けるのです。


必要のないものまでたくさん買い物をしてみたり、たくさん食べたり。時には笑ってごまかしたり、殻に閉じこもったり、自分を正当化したり、お酒やギャンブルに逃げたり、人を攻撃したり否定することによって、余分なエネルギーの放出とトラウマ解消からの震えをはじめとした活動を拒否する。体と心が衝突してしまう。別の処理方法で体を騙そうとする・・・・・・・が、それでは強制的にかためられた第三グループのヒナと同じ結果となりやすい。

結局は、ストレス・トラウマから逃げられない自分たちは(まぁ理屈がわかれば逃げる必要もないんですけどね)それを形を変えてある意味で「受け入れ」、さらにそれを利用することが最善だという結論に至りました・・・・・・それぞれ時間はかかっても。

それには勇気も根性も、何も必要ありませんよ。必要なのは、、、、、理解力とエクササイズを真剣に、時々やってみる時間ぐらい・・・・・かな。

自我を捨てて、こちらから強張ったままの筋肉に働きかけてみること。
正しい感情を、正しい方法で放出すること。

ちなみに「運動」はドーパミンやセロトニンなどの自然な抗うつ作用を持つ物質を出すように体に刺激するらしいのですが、本の中では 「ヨガ」と「エアロビ」はどちらが有効か、、、、、という点に触れています。

この二つを比べるのなら答えは、「ヨガ」。

エアロビは(大脳皮質)、つまり意識的に体をコントロールする能力を与えている部分の直接支配下にあって、いえば自分たちの頭が許す範囲のことしかできない。

それに比べてヨガは、大脳辺縁系に作用をもたらし、この大脳辺縁系とは「意識的にコントロールできないところ」・・・・・思考する脳の部分を素通りでき、意識をせずにHPA軸を遮断することができるそうです。さすが東洋のヨガ、すばらしい。


以上は、自分なりに解釈してかいつまんで説明させて貰ったこの本の内容ですが、自分はこの本を読んでみて思わぬ副産物がありました。この本の中には、「ヒーリング」「神」「魂」「霊性」「スピリチュアル」などのキーワードがちょこっと出てきますが、日ごろマメに接している『霊障』 というものに驚くべき類似点を発見したんです。

つづく。


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