神社・神棚への祈りについて。神社編

東京に行ってですね、すごく感じたことは皆さん、『神様への想いに造詣が深い』ってことです。神社仏閣・神棚、個性あふれる祈りから感性まで。いろんな神社仏閣・神棚のブログやサイトをそれぞれ参考にしたり、自分でいろいろ試してみたり（笑）中には神様ブログや神社ブログを書かれている方も。

すごく良い事だと感じました。東京はちょいと足を運んだら各県の有名な社に行けるから・・・・というのも関係しているのかも知れません。行かれた神社を尋ねると、ほぼ全国的に有名なところも多い。

そこでですね、最近の自分の祈り方も含めて『これは素晴らしいっ！』『これはNGでしょ（汗）』 と感じたことを何回かに別けてまとめてみます。祈り方や想いは各自それぞれで結構ですよ～今からお書きするのはあくまでも「村雲式」なので、参考程度にして下さいね。

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まずは「神社について」ですね。思いつく限り、良い！とNGを書かせて頂きます。読みにくいかも知れませんが、よろしくお願いします。

・祈りによって「清められた」「浄化された」・・・・これNG

これは驚くことに・・・・・”祈った本人”じゃないんですよ。祈ったことによって、”神社”が清められたと・・・・・・。どんな能力を持っても、人格的に優れていても、お役目があったとしても・・・・簡単にこの言葉を使われる方はあまり褒められません。特に霊能者や関わりが深い方に多いのですが、正直 「お前はどんだけ凄い人間なんだよ（苦笑）」 と思います。多分、根本的なところで畏敬の念がないんでしょう・・・・・・ベース（心持ち・心構え）がないとせっかくの神社参拝も無駄に終わります。神様は神様、人間は人間。ここを履き違えてはすべて台無しです。

・お供えした供え物はその場で処理・・・・これは良い！

宮司さんは何社の神社を掛け持ちしている事が多いです。中には大小の神社、十社・二十社はざらです。なので常勤されておらず、町村やその部落の善意によって掃除されたりしているところも多いですね。常勤されていない場合、祈り終わったら持って帰って適切に処理をする。お酒は失礼にならないところに撒いて、瓶だけ持って帰る。食べ物も衛生的に悪いのでビニールに入れて持って帰る、これが出来ればその場にいらっしゃるご眷属様・山神様・神様も喜ばれるんじゃないでしょうか。中にはゴミ袋を持っていって、ゴミ拾いまでされる方も・・・・・・これは見習わないといけないですね、、、、、素晴らしい。

・「○○を感じた」「写真に○○が移った」・・・・・・う～ん、、、NG？

「写真を撮ったらオーブが移った！」「光が映ってる？！」・・・・心配しないで下さい。今現在の将来や近い将来、また今のあなたの人間性とはあまり関係がありません。確かに、人は昔からそこに意味付けをすることによって心の支えにしたり、勇気にしたり・・・これはこれで問題ございません。が、幽霊さんがその辺にたくさんいるように、オーブや光もまだ確実には解明されておりませんが、不思議なことも世の中には多い。だからといって不安になったり、変に気分が高揚した結果の二次災害・三次災害の方が多い気がします。（理由を求めて霊能者巡りとか、選民意識とかですかね～・・・・）そんなもん、自己解釈でいいですよ（笑）占いと一緒、良い所だけを勝手に理由づけして、人に喋らず（これで見えない災いを貰う事も多い）、自分のプラスとして生かせばそれでOKです。

・子供を「無理に」参拝に連れていかない・・・・これはNG

霊能者志願ママさんに凄く多かったような気がします。本心言えば、子供を神社で遊ばせるのは大大大賛成ですっ！！日本は神様の国、神道を勉強したら「日本民族の無宗教は一周回ってやっぱり神道じゃないか？」と個人的にはは感じておりまして、小さな頃から切っても切れない神様や神社に連れて行くのは問題ない。・・・が、「ちょ～っと、どうなんかなぁ～」と感じたのは、ただの趣味・・・とは言ってもお母さんの趣味に連れ回している方もいらっしゃいました。（なぜか女性に多い（苦笑））そして、ある人なんて、自分の子供を特別視したがり霊能を上げる為、、、、とか何とか（汗）まだ精神的に未熟な子供を今の時から親の欲の為に視えない世界に引っ張り込んで何がしたいのか意味不明でした・・・・・。子供は親の背中を見て育ちます、「ベースにある心」の見直しをお願いしたいです。

・すれ違いざまの「挨拶」・・・・これすごく良い！！

神社の階段や境内ですれ違う時に挨拶して下さる方・軽く笑顔で会釈して下さる方。「あ～今日は良い日だっ！」と一日中ウキウキさせて下さる、素敵な行為ですね！！また宮司さんや奉職されてる方にも同様です。もう自分なんて、年も年齢も違う初対面の方と挨拶するなんて、コンビニか居酒屋のトイレぐらいしかありませんよ！（笑）神様だってきっと見てくれてますし、少しの勇気を出してやってみましょう！挨拶した方も、された方も気持ち良い。この前なんか、神社で外国の方に「ハイ」って言われて、焦って「サンキュ！」って返しちゃいましたよ、その後どっと汗が（決して太ったからではないです（爆））

・手水舎（てみずしゃ）に水が無いからペットボトル持参・・・・これすごく良い！

社によってはどうしても手水舎に水が入ってないところ、または手水舎そのものがない所があります。その時に役に立つのが「ペットボトルの水」。今は飲用で持参されている方も多いですが、手の清めとは物理的な意味合いよりも『穢れを清める』意味合いが深いですね。本来は沖ノ島の様に全身海に浸かって「禊（みそぎ）」というものがございますが、それが省略化されたものが手水舎での手の清め（禊）。失礼にならない場所で、手のひらとウガイでも出来れば水はすごいんですよ～また清浄な気持ちで祈られること間違いありません。

・徴（しるし）を求める・・・・・これはNG

少し語弊がございますが、「祈り」とはあくまでも良いも悪いも自己満足です。違うものを求めていれば、誰だって違うものに通じるのは神社に限らず生きている人間社会の理（ことわり）です。特に「霊能者やある種の能力者と参拝する行為」は決して悪い事ではございませんが、勝手に比べたがらないこと。神様はお一人お一人の心をみて、それに見合った形で”気づかれない様に”お応えして下さるものです。決して、「何かを感じた」「○○がみえた」が良いという事はない。むしろ、道のそれ始めが多いのは今の時代の流行りなんですかね（苦笑）神社は特殊な霊能向上場でもなければ、行って能力がどうこう出来る場所ではございません。自分達人間には遠く力の及ばない主役は”神様”、畏れ多い方が鎮座されている場所という認識を忘れないで下さいね。

ちなみに・・・・・・・

自分が参拝に行く時は特別な事情を除いて”観光”に近いです。観光といっても、畏れ多き方が鎮座される場所、やはり気をつけるべき所は気をつけます。（主にマナーや最低限のエチケットですね）。

その中で、語弊はあっても「自己満足」の中で自然に触れ、古い文化や伝統を愛し、時に心の支えにさせて頂いたり勇気づけられたり、心の余裕を作ったり・・・・・・それでも自分が気づかない”おかしな欲”が入ってないかを見直しながら祈ります。ただ欲あって良いと思いますよ、ばっちり祈願も受け付けておりますし（笑）心配な方は、迷う前に全力の欲を剥き出しにして祈られて下さい・・・・・・神様はそんな欲で左右される方々ではございませんので（笑）結局は努力した人間が最後に笑うようになって居る訳です。その努力のきっかけや覚悟を作る上で利用される分であれば、神々様は喜んでお手伝いして下さるに違いありません～まぁいろんな神様がいらっしゃいますし、一慨には言えませんが以上が自分が認識している神々様のお話です。

あ。最後に東京の勉強会で面白い質問がございましたのでご紹介させて頂きますね！

＜質問＞
神様にはお金の感覚はないと聞きますが、参拝のときにお賽銭て入れますね？それには、何か意味がありますか？

なかなか普段聞きにくい事をピシャリと聞かれてますね～この手の質問は好きです
（笑）答えは簡単で、『社を維持する人間の為』です。神職だって霞を食べて生きている訳ではないので、給料が要れば各祭事の費用捻出から社の修理代（これシャレにならない位高いです・・・・）が必要です。社を守る神職が守れなければ、社自体も守れない、、、、、今はどんどんと社が風化して形骸化している時代。神職も必死なんですよ～


では次に、『神社・神棚への祈りについて。神棚編』です。

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