- 2012-01-15 (日) 23:59
- 人間関係
今日は１月１５日、「小正月（こしょうがつ）」ですね。
自分や自分達の親の世代以前は知っていると思いますが、本来は１月１５日が（１９９９年までは）『成人の日』、昔で言えば『元服の儀』 に当たる日です。この成人の日とは、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」という趣旨らしい・・・・・が、必ずと言って良いほど若者が暴れてニュースになるのはなんで？（苦笑）毎年、「またか・・・・またか・・・・・・・」となってしまう。
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大人になってお酒も飲めて羽目をはずしたい気持ちは解ります。
が、式（儀）そのものの意味を考えるとあまりバカな事は出来ない筈なんですけどね～。昔の「元服」は、童子だった子供を一人前の大人として扱う行事。大方、１６歳までに皆、元服は済ませる儀だった訳です。自分は成人式の何日か前に、父と叔父にスーツを買いに付いて来て貰った記憶があります。高校卒業して土方をやってましたからねぇ～はじめてのスーツ、とても緊張しましたし、どんなスーツだったのか未だに覚えてます（笑）試着して鏡の前に立つと何故だか嬉し恥ずかしい気持ちと同時に、心がシャンとなった記憶があります。
元服が終わった男の子は、何事においても大人扱いされます。
戦に出ても初陣を飾る。まぁ命のやりとりまで今の時代にはございませんが、今まで、甘えて何でもしてくれた母さまが元服の次の日から言葉使いも改め、大人扱いをさっそくして下さる。敬語から漂う冷たさに、何だか突き放された様になる・・・・泣きついて、甘えごとを言えたのが言えなくなる。これは正直、同じ男として恐怖だと思います。そしてこれは、母親にとっても正直、身を切られるぐらい辛い事だったでしょう。しかし、それを経験して、「男」は「男」として育っていく訳ですね。
今のお母様方はどうなんでしょ？？
幾つになっても、子供を子供の様に扱う。心配で心配でたまらない。「私がいないと結局これだから・・・・」と言いつつ、「しっかりしなさいっ！」と怒鳴りつつ、無意識の内に子離れが出来ず、大人になれるきっかけを４０代・５０代になっても与えられないままでいる。これで『立派な大人（男）になれ！』 と言う方が無理に近いかもですね（苦笑）
成人式とはそこまで成長できた感謝の日。
そして、新しい一歩を踏み出し社会に対する船出の祝いの日。
見ず知らずの大人も、今から漕ぎ出す若い船に「人生に呑まれず頑張れよ。」との想いを込めて送り出す、大切な日なんです。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。
コメント:4
- ひろこん 12-01-16 (月) 3:01
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パプアニューギニアのフリ族という部族は成人の儀式をうけるのに二年、さらに修行を十年行うそうです。テレビでやってました。八歳で母親の元を離れ、いきるための狩りや戦い、
戦いの納めかた、交渉の仕方、人への奉仕、おもいやり。
「人として」大切なことを学び、さらに成人の儀式が二年。
ＮＨＫでやっていましたが、本当に日本ってなんて平和でおばかさんなんだろうなあと思いました。 - 陽 12-01-16 (月) 10:01
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三人の息子の末っ子が１５歳を迎え、親としてはちょっと一段落という感があります。
１５歳の誕生日を迎えると
昔なら元服と言って・・・と言う話を聞かせます。
義務教育も終わり、自分でよく考えることを大切にしてほしい
そう願いながら、成人するまでの間
また、親としてもあと少しの育てが始まるのです。
本当に必死になってきた子育て。
もう少しです。 - 尭 12-01-16 (月) 10:45
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こんにちは、村雲さん。
戦で初陣を飾る事は、男としては誇りであり、喜びだったかも知れませんが、母親は辛い事だったんでしょうね。
某県において、成人式では夢の国(ミッキーさんの)で、子供の如く遊べる日となりました。
時代が変われば、行事の意義や、それに係わる人の心も変わるようです。
親が子を一人前に扱わず、子が親を敬わない時代であるからこそ、他者を思いやる術を学ばない人が増えたのでしょうか・・・。 - 管理人 12-01-16 (月) 21:58
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ひろこんさん
爪の垢煎じて飲みたい話ですね、、、、まぁ環境の違いはあるんでしょうが、それでもねぇ・・・・・なんで捕まるかねぇ、大事な儀式の日に・・・・・。
陽さん
お～頑張ってますね！自分もそろそろ子育てをば・・・・とは考えておりますが、まぁその前に自分の事で精一杯でして（汗）しかし過ぎれば早いですね、人生は。もう涙目ものです（苦笑）
尭さん
まぁ人それぞれだと思いますが、どうですか尭さん？今年は順調に前に進んでますか？自分は尭さんにお子さんが出来たら、どんな子に育てるのか楽しみですね（笑）そろそろお互い、考えましょうね～
