- 2012-01-04 (水) 21:15
- 人間関係
え~っと・・・・昨夜、ツイッターでご報告した、腹パンした先輩についてちょっと記事にしてみたいなぁ~と。腹パンとは、「腹にパンチ」(笑)体育会系が多用する、古き良き時代の別れの挨拶ですね。もう前職を辞めて3年は経ったかな?・・・・・・昨夜、一緒に飲んだ先輩が当時、一番可愛がってくれてた先輩ですね。もうなんせ、朝から走りまわって男だらけの毎日が男祭の超体育会系の会社でしたからね!若い時に職人やってた自分はこういう世界が大好きな訳ですよ。
そんな中、33・4歳で入社した自分を周りの人達は微妙に距離を取りながら(苦笑)若干、気を使いつつ、警戒しつつ、扱ってくれたんですが、その中でも入社初日から、
「おい。芸能人でお前の好みの女は誰だ?」
「・・・・え~っと、、、、○○・・・ですかね・・・・・・・。」
「よし、じゃぁ今日からお前のあだ名は○○だ。ちゃんと返事しろよ、○○!」
「・・・・え?・・・・・あ。・・・・はぁぃ・・・・・・・・・・。」
と、いきなり話しかけてくれ・・・・・「手荒」に「やさしく」扱ってくれたのがその先輩でした。・・・・そしてその付けてくれたあだ名が全然、浸透しなかった(爆)(まぁそれには理由があるんですけどね)その方は野球一筋で会社の野球チームを強くする為にも入社された、根っからの体育会系。自分も小学校から高校の途中までラグビーをやってましたんで、この手の先輩が大好きでして。家にも何度も呼んで頂き、奥さんも頭の良い美人でお子さんもすっごい可愛い男の子でして。夏にはこの子をよくカブトムシ採りに連れて行ってましたね(笑)こういう方は全体に目が行き届いてて、入社当時あやふやだった自分の立ち位置をしっかり決定してくれた人でした。人前で手荒に扱ってくれる事によって、皆に「必要な気を使うなよ」とアピールしてくれてた、自分にとっては本当にやさしくて恩人の様な人です。
ただ一つ、不幸なことがありましたし今でも続いています。
この方は野球で入社した為、人一倍仕事も努力する方でしてはっきり言って誰よりも仕事を理解し、そのお蔭で仕事の出来る人で、「オレは脳みそ、スッカラカンだから(笑)」といつも豪快に笑ってた人でしたが・・・・仕事が出来るが故に、人もしっかり見てて、誰が良くて誰がどこで手を抜いているのかを良く理解している。
当然、仕事の出来ない年配のオッサン連中からは信頼はされても決して甘やかしては貰えず(人に厳しく自分にも厳しい人でしたから。)、さらに運の悪いことに当時、自分より年下のまーったく仕事はしないけど要領だけ良い自分よりも年下の人間が上司でして、皆、その役づきの人の部下扱いだった訳です(その先輩は野球で入った為、人柄的にも能力的にもかなり上。入社も早かったんですが役がつかなかったんですね・・・・・・・。)
それでなくても大所帯のほぼ男だけの会社。その中で出世するのはやっぱり前任の上司に気に入られた人だけでした。・・・・・まぁそれも能力の一つと言えば、一つなんですが。
当然、自分の好きな先輩と、自分達の上司に当たるまったく働かない人間には派閥が出来上がる訳です。しかも、その年下の上司は頭が良くて記憶力は抜群(それも見えない努力があったんでしょうね~)自分は出世する気もなく、出来る筈もなく(笑)好きな人は好き派だったので、いっつもその先輩の後を付いていってました。
こういう社会では、働く人間も誰につけば一番楽が出来るかどうかに敏感です。一番強い人間を見定める能力は皆、生まれつき持ってる動物の本能なんでしょうね・・・・・。
またその上司にしても、仕事が出来て年も上で、周りの人から信頼されてる部下が要るという事は命令系統が二つに分かれるから面倒だったでしょうし・・・・・いつ自分の立場が脅かされるか分からないので警戒心丸出しでした。
当然、社内には小さな対立がしょっちゅう起きます。
先輩がこっちの仕事を手伝えと自分を呼べば、上司は違う仕事を命令してくる。
先輩派につく人間が仲良くならないように、シフトを組む。
先輩があだ名をつければ、別のあだ名をつけて皆に呼ばせようとする・・・・・・。
まーさすがに必要以上にいろいろ怒られましたね、自分も(苦笑)
こういう書き方をすれば反感があるとは思いますが、本当に女性の様な上司でしたね・・・・・・男の場合は最後は「力」(この場合は知恵や人間性も含めます)がモノを言い、何事も理屈で片づけられますのであまりダラダラとは行かないんですが・・・・・・理屈が通らず、意地と私怨だけで毎日を送る男も面倒なことこの上ない。
キャリア組と現場組の差とでも申しましょうか・・・・・・
そんな中、何が一番悔しかったかと言うと嫌な上司もきちんと二人で話せば意外とやさしかったりする。もちろん、それは違う意図が含まれていたのかも知れませんが、ちゃんと話すと解ってくれる。でもですね~最後の一線で絶対に自分を守ろうとするんですよね~これも人間の本能なんでしょうか・・・・・・・。
自分は器用な人より、やっぱり不器用な人間が大好きですね。
ひょっとすると、どこかでチャランポランに生きてる自分の「憧れ」であるかも知れません。まぁ自分はそこまで器用ではないので良く分かりませんが、毎年新年会は二人で過ごして先輩の愚痴を聴く程度なら、今の自分はそれしか出来ませんしお安い御用です。
不器用な人ほど、真っすぐ真剣に生きちゃうもんなんですよ。
真っすぐ真剣なもんだから、生きていく上では問題が多くなる。その分、悩んで葛藤の日々が多いんじゃないですかね。そして、寂しがり屋が多い(笑)もちろん、自分には何も出来ませんので大好きな先輩の問題が一日でも早く解決してくれるのを願っているだけですが、それと同じぐらいこの先輩がずっとこの先もこの先輩らしくいてくれる・・・・・そっちの方が大事なことだと思ったりします。
いつもニコニコして愚痴を聴いておりますが、いつか一言言ってやりたいんですけどね~「大丈夫ですよ、神様は必ず見てくれてますって!」って(笑)でもそれ言っちゃうと、「お前、偉そうになんばいいよっとか!」と笑いながら本気でまた殴られるだけだし、年に一回でも二回でも会って、お互いに変わらない関係であればそれが一番良いのかも知れませんね。
コメント:6
- ピッピ 12-01-05 (木) 1:15
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初めまして。
いつも読ませていただいていますが、コメントは初めてです。
こちらでは、疑問に思っていることの答えが得られるので、いつも勉強させていただいてます。
ありがとうございます。
ところで、神さま、ちゃんと見ててくれてますよねぇ。きっと。
この先輩の状況が、まったく他人ごとではないのです。
あまりに似ている~。
先輩、がんばってほしいです。
いつか、まわりに理解される時がきますように。
神さま、見ててくれると信じています。 - えり 12-01-05 (木) 8:31
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なんか 素敵な関係ですよね。
女性だとグチグチと嫌味などで終わりますが 男性は…
なんだか 男性には何も言わなくても切れない絆があって
こんな時、男性だったら楽しいだろうな~なんて思う事は昔良く考えてました。
男性の絆って素敵です♪ - 尭 12-01-05 (木) 11:02
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こんにちは、村雲さん。
村雲さんの話を拝見すると、昔の職場を思い出します(笑)。
まぁ人間関係の計算も出来ず、だからと言って、自分を押し通す事も出来ず、愚痴ばかりの情けない日々でした(笑)。
ただそこで学んだのは、例え計算高く要領よく振る舞えても、それを気に入らない方々により妨害されてしまったり、逆に自分を押し通し過ぎてしまい敵を作る事になったり・・・。
本当に人付き合いは難しいですね。 - 管理人 12-01-05 (木) 20:07
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ピッピさん
こんにちはピッピさん、コメントありがとうございます。
神様見てますよ。少なくとも、自分の魂の中にいる神様はその先輩を観続けております!ご心配なさらずに。
えりさん
男もいろいろなんですよ。最近はさっぱりした女性も増えてきたようだし・・・・まぁこれはこれであまりよろしくないんですが、まぁこれも仕方ないかも。
尭さん
思うに、最終目標をどこに設定するかによって、自分の先輩も嫌な上司も本来生き方が変わるとは思うんですけどね・・・・・・。まぁそれを伝えても意味は少なく、どこかで気づいてくれるのを楽しみに待ってたりもします(笑) - mikoto 12-01-05 (木) 21:55
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ワタクシも上司に恵まれなかったから状況がよくわかります。
人間関係はいつの時も悩まされます。(>_<)
人に相談する度に、神様はちゃんと見てるから大丈夫よと言われてきました。
今は考え方・物事の捉え方が全く違う方がいるので大変です。(泣) - ゆう 12-01-05 (木) 22:11
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村雲様
こんばんは。また、やらかしてしまいごめんなさいです。
人が集まるところには必ず人間関係が発生しますね…私もいい人であろうとするのか、嫌だ!と言えない性格で人間関係に振り回されていました。村雲さんの先輩と自分が重なるところがあります(^。^;)