「人として正しく生きたい。」
最初に断っておきますが、自分は人として生きるに何が正しく、何が間違っているのかなど人様にお伝えする事は出来ません。ましてや普通以上に謙虚さや至誠に欠けた人間なので（汗）とてもとても、それすら考えた事はありません。まぁ普通に考えれば、そもそも人間には難しい話かも知れませんね。
その人のその部分に導く手段の一つが、神様や仏様、信仰心と呼ばれるものでしょうし、それを言葉にすれば”道徳”や”論理”なんて意味合いになるんでしょうが、これを正しく定義できる方なんて今の時代、本当にごく稀な人達だけだと思います。
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「正義」に対するものが「違う正義」であるように（苦笑）ただ、どんな状況や環境の方でも、どこかしら人の心の奥底に、この「人として正しく生きたい。」という気持ちは存在しているのではないでしょうか。だから人は苦しみ迷い悩む。
もう十数年前にもなりますが、初めて師匠の家の門を叩いた時、自分の一番聴きたかった答えはそれでした。あれからアッと言う間に時間が過ぎたなぁ～・・・・・。
まだまだ２０代前半だった自分は、何が楽しくて何が辛い事なのかも良く分からず、２４歳の物差しですべてを推し量り、ただ心のどこかで理屈ではない、眩しいほどの自分の可能性と輝く未来への希望を内心感じつつも・・・感じてはいるけど現実はなーんも対した事はなく、否、たいしたことはやっておらず、「いつか何とかなるんだろう・・・・」ぐらいの気持ちで、何とか今の言葉に出来ない壁を乗り越えたいと必死でした。また若かった分、その情熱の繰り返しだった想い出がありますね。
１０年経ち、その間に多くの知恵や愛情を注いで貰いましたが・・・・・
３０歳前半辺りから（丁度ブログを始めた頃ですね（笑））確実に、ヒシヒシと伝わってくる ”焦り” というものが迫ってきたように感じます。２０代も焦ってなかった訳ではありませんが・・・・・何と言うか、２０代の焦りが断続的に波しぶきを立てて岩にぶつかる高波の様な焦りとすれば、３０代の焦りはジワジワと凪の海に満ちる大潮の様な感覚ですかね・・・・・大抵の友達は結婚し、子供の話も多くなる一方、それを祝いつつもどこか気の抜けた様な、かと言って若い人間には負けたくない、その為には知恵と経験を生かすしかないと覚悟を決めていました。
さて、今の年になって思う事は「知恵を使い過ぎた」・・・・いや、使えるほどの知恵が無かったはずっ！！・・・・・・正しくは「知恵に頼り過ぎた」・・・・・という事でしょうね。よく本を読み、人の教えを吸収する力にそこそこ自負があった自分は、折しもすべてを損得・見返りなしに全力で心を削って知恵も愛情も注いでくれた師と巡り合い、それに甘えていた自分、慣れてしまった自分が居ましたね。考えれば考えるほど動けない自分を作っていた自分に、ここ一年間、現実社会を走ってみて目標を達成していく中で、ようやくひとつ目が覚めた感はあります。（感はありますけど、あんまり変わってないかも（爆））
「人として正しく生きる。」
もちろん、答えを出せと言われれば、まだまだ若輩者ですが若輩者なりに自分の回答ぐらいは出せる・・・・・いや、出せないとおかしい年数だけは重ねてきたつもりです。・・・・・が、それはあくまでも 「自分として正しく生きる。」 道、答えでしょうね。その答えは村雲として、また村雲というＨＮを外して一人の人間としての答えです。
この道には死ぬ寸前まで、もしかしたら死んでからも「未完で終わる」というゴールが用意されております。まぁさしあたっての仮のゴールは肉体が使い物にならなくなるまででしょうか。
自分は人に、『ウチの師匠が仏教の先生だったら今頃自分も仏教だよ～』と冗談半分で良く言ったものですが、それが最近間違ってた事にひとつ気づきました。神道は神道の道、そこに神道らしさと神道ならではのメリットとデメリットがあると・・・・・余計な信仰心を持ってなかった恩恵なのか？（笑）神職の資格を取った時に気付いた事がありました。そして今では前よりちょっぴり自信を持って、「やっぱり神道が好き。神道で良かった～」と胸を張って言える自分がいます。またこれからの時代は、「神道」でないと人間、乗り越えられない事に気づきました。
その実体験を元に、『何故今、神道なのか？』 では小難しい知識をもっと分かり易く、明日から実践に移せるレベルに落とし込んだ講義をさせて頂ければと考え、このタイトルと内容を選ばせて頂きました。（回を増すごとにアンケートをとって、内容を徐々に変更させて頂いております（汗））
皆、生きている間に「正しく生きたい。」という誠意を持って日々を送っている事を全面的に信頼しての話になりますので、そうでない方にはどこか胡散臭く、綺麗事のように聞こえるやも知れませんが・・・・・「正しく生きる」とは、言い換えれば自分をもっと信じる事、自分を信じ、さらに自分を信じた自分を信じ、その自分が選んだ道に責任と誇りを持つ事・・・・・・講義を受けられた皆さんが、その気持ちを少しでも感じて家に持って帰って下さったらありがたいですね。
さて、メールにて「どんな内容なのか？なぜこれを選んだのか理由を教えて下さい。」というメールを頂き、「長くなるので記事にさせて頂きま～す。」・・・・っう事で長々と文章にさせて頂いたのですが・・・・・・書いてて自分でも分からなくなってきましたよ！（爆）あー勘弁して下さいよ～明日から名古屋の鑑定＆勉強会が始まるのに・・・・・・・・。まぁ、頭の中を整理するには良い時間を頂きました。ありがとうございます。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。
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コメント:10
- りょう 11-11-26 (土) 23:35
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管理人さん､こんばんは｡
娘がお腹にいるとき
この子に私が教えてあげれることは何だろうと考えていました､娘が生まれ日々成長する娘に教えてあげられることは､生き方しかないと思いました…
転んでばかりの姿しか見てない娘は どう思ってるのか……（汗）いろいろな事乗り越えて ここまでこれた自分は まだまだ これから本当の強さを持つ人になるために またがんばろうと 今日節目の日を迎え
管理人さんの日記を読み
いろいろと思い出してました…｡
ありがとう 管理人さん｡
明日から またまた
頑張って下さいね｡ - 尭 11-11-27 (日) 1:04
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今晩は、村雲さん。
“正しく生きる”って、何でしょうかね？
僕も頭の中で考えて考えて考え過ぎていましたけど、村雲さんと神様方の言葉によって、考えるの止めました(笑)。
止めたと言うより、答えを無理に決めつけないようにしました。
今は、所詮人間だからって、受け入れる度量の大きい人間になれるように、適当に、但し人様の迷惑にならないよう、出来るなら人様のお手伝いができるように、分相応に生きたいと思います。
だから、正しい正しくないとかで判断せず、自分なりに“覚悟”ができる生き方が一番かなって思っています。 - え゛ど 11-11-27 (日) 1:39
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村雲さん
こんばんわ。勉強会ではお世話になりました。
「中今」「魂魄」について教えていただきありがとうございました。
勉強会だったのに村雲さんのサインを頂戴することを一番の目的としていたことは、ご勘弁ください（笑）。
村雲さんにお会いしたのは当然初めてでしたが、似たような腹回りで愛嬌のある九州男児であられたので、一瞬で旧友に再会したような気分で嬉しかったです。
さて、私にとって「正しさ」は相対的な観念だと思っております
近くの目標に向けての正しさ、たとえば家族を養っていくためには、私が「正しい」と思っている信念と異なっていても、周りの方々と協調して働くことが、「正しい生き方」と言えます。 妻子を路頭に迷わせることはできませんから、嫌とは決して言えません。
ここでの「正しさ」は、今ある社会のルール（社会の権威）に基づくものといえると思います。
私が是とする「信念」も何らかの権威によるものですが、今ある社会のルールの方が、相対的により正しい基準とされます。
論理が飛躍して申し訳ないですが、究極的に「正義（正しさ）」は、その時代の権威（国、マスコミなど）が、その価値判断により決定している相対的な価値観に過ぎないと思っております。
ワンネスという考え方は表層的な感じが否めないので賛同しませんが、善（正）と悪（邪）の単純な二元論は、他者を裁く道具になり調和のある平和な社会作りの妨げになるのではと思っております。
「正しい」という基準より、「調和のとれた」とかグレーな部分も取り込める概念の方が他者を傷つけることが少なくなると思います。
「人として正しく生きる。」→「人として調和のとれた生き方をする」
でどうでしょうか。 - クローバー 11-11-27 (日) 9:40
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こんにちは､管理人さん。
“人として正しく生きる”って、深い人生テーマですね。
私にとっては一生もののテーマです。
私って存在は何だろう??ってよく考えます。
仕事や人間関係やらで刺激をうけて､同じような毎日を過ごし･･･
その刺激もどんどん慢性化して鈍感になっていって･･･何か大切なメッセージさえも見過ごしていってるような気がします｡
自分の欲でこうしたい、親切心でこうしてやりたいと思ってても、どうにもならない事も多々ありますしね(涙)
あ～結局は自己満足になってしまうのかな～と思ってても、抑えられないこの気持ち･･･うっ(苦笑)
“雲の上から神様が望遠鏡でみておられる”と思って、客観的に自分を見つめねば･･
管理人さん､大切なメッセージをいつもありがとうございます。 - 広泰 11-11-27 (日) 12:57
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どうも、はじめまして。
ブログは2年程前から拝見させて貰ってますが、書くのははじめてです。よろしくお願いいたします。
北海道のど真ん中で生きる27歳の男です。
正しく生きる。難しいです。
個人的には良いも悪いも相手の杓子定規で、評価もまたそれが基準なんだろうな？と思ってます。
正しくってどんな定義になるのでしょうね。
俺は、心地よさや気持ちよさなのかな。って思い、そう相手に提供出来る様にと努めてはいますけどね。
ただ、それを嫌がる人もいるんです。はい、全く人が付いてこない(笑)
それが続くと苦しさに翻弄されて自分もブレが出ちゃう訳です。
そう思うと、結局自分の思う正しくすら自分の小さい杓子定規で独りよがりな事になってしまってるんだな。と。
心を魅せ、人が集う事がきっと正しく生きるって事で、集うからこそ自己満足にならずに皆で笑っていけるのでしょうね。 - おかみ 11-11-27 (日) 15:03
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村雲さん
こんにちは(^^)毎日お疲れさまです。
「人として正しく生きたい」
私もずっとそう思って来ました。きっと私には一生を通してのテーマなのかもしれません。
今まで「正しく」という部分に苦しめられてきましたが、この年になり、正しくという部分を間違えちゃっていたな～とやっと気付きました。
今まで自分の中のネガティブな感情を抑えつけて否定をしてきました。
正しく生きる＝ネガティブな感情はあってはいけない！っくらいな勢いでした(^o^;
でも…そもそも人間って喜怒哀楽があるからこそだよね？ってしみじみ思うようになり、ネガティブな感情にじっくり向き合うようになったんです。
んま～、これがまたなかなか強烈なネガティブでして…向き合ってはへこんでいたりして。
今の私にとっての「人として正しく生きる」って、自分ならではの感情の波に振り回されずに味わうことでしょうか。
自分のマスターになるというか(笑)
これがまた、なかなか扱いが難しくて必死です。
一生を終えるときに、今生の私をマスター出来ていればいいのですが…
そして、自分を知れば自信に繋がるんだろうな～と。
なんだかまとまらずにすみません。
東京でお会い出来るのを楽しみにしています(^^)
体調に気をつけてお過ごしください。 - k・Ｔ 11-11-27 (日) 15:39
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村雲様
今朝は鑑定、ありがとうございました。
主人の相談だけで時間がかかると思ってましたので、
余った時間が雑談のようになってしまい申し訳ありませんでした。いろいろ心配ごとはありますが、やはり息子の
ことが一番気がかりです。
今日は夫婦で伺いましたが４日の勉強会は私一人で伺いますのでよろしくお願いいたします。 - 光龍 11-11-27 (日) 17:56
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まるで相撲の巡業の様な（笑）鑑定と勉強会、お疲れさまです。
村雲さんが辿り着いた（終着点ではないと思いますが）『何故今、神道なのか？』の勉強会、 やっぱり参加したかったですねぇ。
また、何故これからの時代は、神道でないと乗り越えられないのか？も、教えを乞いたいところです。
勉強会ではなくて、鑑定の時間に勉強させて頂こうかとも考えましたが、一回三時間のものを一時間では無理も出ようと思い、さすがに断念しました。（苦笑）
もし、次の機会というものがあったら、いいのですが。（´□｀） - AlAl 11-11-27 (日) 21:30
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管理人さま
本日は、鑑定ありがとうございました。3時から、お邪魔した者です。
元主人の事、娘の事、言われた通りで、こわいくらいでした。
自分に事については、再婚できますかと伺いました折、やっていることと、言っていることが、真逆と仰いましたが、その神意をもっと深く伺っておけば良かったかな～と、帰宅して、娘に説明してる時に思いました。
また、福岡にお邪魔するかもしれませんので、その時はよろしくお願い致します。
長い出張生活 くれぐれも、ご自愛下さいませ。
熱田神宮は、
「名鉄電車」岡崎・常滑方面の、神宮という駅(どれでも止まります)で、降りたらすぐ目の前です。
お時間があれば、是非ともご参拝下さい。
熱田さんの中には、名古屋名物 きしめん屋さんがあり、人気ですよ(笑) - 管理人 11-11-27 (日) 23:43
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りょう さん
転んでも立ち上がり続ける勇気と根気が一番の宝物ですよ！ありがとうございます、明日もがんばります！
尭さん
不相応・・・・・そうですね。「足るを知る」。今日改めてお客さんに言われ、久々に思いだしました、、、、足るを知る。
え゛どさん
こんばんは～え゛どさん。まぁまぁ、これは自分が若い時に悩んでいた事ですよ。たまたま夢を見て懐かしいなぁ～と・・・・・あれ位真剣に考えていた自分はいずこへ・・・・（笑）
