高千穂の神々、猿田彦様と天ノ宇受売様 ～オーラの泉～

昨日、オーラの泉を見た方はご存知だと思いますが、
そのまんま東さん（東国原さん）の守護神様が高千穂の猿田彦様だったとか・・・なんとか・・・・・
※すみません、、、管理人、ほとんど見れませんでした（汗）

その日記を書いたあとに、
『猿田彦様の奥さんになられます、天ノ宇受売（あめのうずめ）様について詳しく聞きたい！』
とのメッセージを頂きまして、早速のご紹介です！

その前に、パワースポットのネタばらしになるのですが、（予備知識程度で知っておいて下さいね～）

自分が思う、九州県内のパワースポット・・・・大きく別けて福岡、宮崎、熊本・鹿児島のトライアングル。　※大きく別けて・・・です。他県にもそれぞれいい神社も多いですから

福岡は実は、何故か西区に集まっています。
※この地域を地軸として福岡市や近郊の神社に大きな点がある感じですね～

そして熊本、今は 『大河ドラマ 篤姫』 で有名な鹿児島、ここのキーワードは「火山」 を元にした
自然信仰に近い地軸とその周辺の神社。

そして・・・今回のオーラの泉でも取り上げられた、宮崎の 『高千穂』 は宮崎の地軸と天孫降臨の地。
多くのパワースポット的な神社が本当に多い・・・・・



まぁここ全てを紹介するのは少し時間が掛かりますので
まず今日は質問があった 『天ノ宇受売（あまのうずめ）様』 のご紹介。
※漢字は当て字なので 『天鈿女』 と書かれる事も多い神様です

この神様、猿田彦様のお嫁さん。なので女性の神様です。

『古事記（こじき）』 によると天照大神（あまてらすおおかみ）様が岩戸にお隠れになられた時、
神様方々が 「どうすれば天照様は出てくるのか」と知恵を絞り、岩戸の前で酒盛りをはじめ
気になり顔を出した時に「捕獲！」という作戦を立てられました。
※これ、すごい作戦だと思いません？！初めて聞いた時、個人的にめちゃくちゃツボだったんですが！！（笑）

その時に半裸で踊り狂い、それをメインにして神々は囃し立て・・・・・となっておりますが
※これが元で芸能・音楽・ストリップの祖まで言われておられますが

この方も実はとんでもない神様ですよ～！！

前の日記にも書きましたが、『古事記』 とは後の政治目的で編集された 「物語」。
これは太古に生きた方々がモデルとなっている創作のストーリーでもあります。

そこには基となる「事実」 に近いものがあったのでしょうが、、、今となってはどれがホントでどれが嘘か分かりません。

が、まず物語りでも描かれているように

・神々様の中心で踊り狂い、皆の心を引き寄せた。

・この部分では確かに天照様が主人公ですが、大切な役の一つをかってでている。
※ある意味、この神のお陰でこの作戦が成り立ったと言う事

・あの、「猿田彦様」の妻として迎えられている。

ここがすごく重要にもなってきます。

当時は神がかりされる人間は 『女性（巫女）』 の重要な役割だったのです。
要するに、天界にいらっしゃる名もない大神様との通信役の方だった（それを皆に伝え皆を統治（=政治）の
実行部隊は男神様です。）訳でして・・・・・それが堂々と今の古事記でも残っていると言う事は当時は
すばらしく権力を持たれた方だったのでしょう。

そして時の権力者、猿田彦様（この方は天孫降臨の道案内の方で有名ですが、道案内=その目的まで知恵を授けた
今で言えば参謀や軍師の方）との結婚とは・・・・これはおそらく政略結婚です。

「古事記の話や前と後ろがめちゃくちゃじゃないか！」・・・・そうです、ちゃんとしたストーリーを立てれば
困る人が多かった訳ですから。（その為にイジッたんですよ・・・・・）

※この話になるとどんどんややこしくなりますので興味のある方はいつかお話します。

で、実際に自分が会話させて頂く「アメノウズメ様」とは・・・すごく楽観的な方です（笑）

そう人様に興味を持たれる方でもなく、大役を持っているからと気取らない方でもあります。
そして心は深く、あまり自分の意見を口に出される方でもありません。

見かけは・・・・踊り子さんだけあって奇麗。
しかし、踊り子とはあくまでもこれも創作に近く、ご本人（神）は至って真面目な方ですよ。
※若干、ピントがずれている感は否めませんが（笑）

『芸能・音楽の神』 とは当たらずとも遠からずでしょうね。
元々、芸能や音楽とは人々が神々と通じる為の手段の一つとして生まれた訳ですから。

しかし、間違っても 「半裸で踊り狂った奇妙な神」 などと思わないで下さいね～

「え？なんの事でしょうか・・・・・」 とキョトンとされた顔が目に浮かびます（笑）

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