- 2020-03-19 (木) 1:29
- その他
すみません、気づけば一か月も過ぎておりました・・・・・
正直、この一か月間で「この話、書くのをやめれば良かった。。。。」と2~3回思いました・・・(-_-;)
誰もが知っているメジャーな神様、『少彦名様』の話だったのですが、この方の正式な本名(と申しますか、ある神界では)
「青心少童大君少彦名大神(せいしんしょうどうたいくんすくなひこなのおおかみ)」
と呼ばれていると、ある神様から教えて頂いたので正式な神祭の際にはこの名でお呼びさせて頂いております。
この神様、管理人が大好きな神様でもあります。その理由はいろいろあって・・・・・
何度か記事にしたこともあるとは思いますが、はじめて筆書きをした時、師匠に神様を降ろして頂き、さて、「もう書けるから書いてみろ。」と言われた時、、、、、
極度の緊張とビビりで筆が一向に動きませんでした(汗)
(ちなみに高校生の時、親に連れられて一度会ったきりで、大人になって師匠にお逢いした3回目の時でした)
師匠のことを信じてはいましたが、自分自身が信じられず、おかしな存在に自分が乗っ取られているのではないか?せっかく期待してくれている、この奇妙なおじさんの信頼を損ねるのではないか?がっかりさせたらどうしよう・・・・と、不安でいっぱいの、借りた筆が走り出さない24歳の夜でした。
そんな自分の姿をみて、
「少し休憩しよう。」
と師匠から提案して頂き、とりあえず緊張をほぐす為に酒でも飲んで、、、、、
とコップに入れた酒をガブガブ飲んでいた時、師匠がサラサラとたった一行、筆書きして頂きまして。
そこには、
「 願う神へ、わしが案内しようかの。 少彦名 」
たったこの一行の言葉でしたが、失礼ながら当時は「少彦名」というご神名も知らず・・・・
でも、たったこの一行で、何故か心の底から今までに感じたことのないぐらいの安心感にあふれ、サラサラと勝手に筆が走りだし、何も考えずとも今までに見たことも聞いたこともないような文字があふれ出した感動を今でも覚えております。
あれから妙に大好きになった、自分にとってはまさに「道しるべ」と申しますか、「道案内」の神様。
イメージは、いつも自然と共に自然の中で過ごしていて、それでも人がほおっておけず薬で人を助け、弱い者の味方をしてくれる優しいお爺ちゃん・・・・・そんなイメージ。。。。
叡智の神が思兼の神なら、まさしく知恵の神が少彦名様。
そんなイメージを勝手に抱かせてもらってます(^^)
「青心少童大君(せいしんしょうどうたいくん)」
とは、先に書いたように他の神様から少彦名の本名、神界ではなんと呼ばれていますか?なんとお呼びすれば一番失礼に当たりませんか?と伺った時に聞いた名前ですが、その時一緒に聞いた名前の意味は、
「青心=青い心」
青は神界では、「若い・未熟」を表す言葉や色。あまり良い意味では使われない。
「少童=小さな童」
これも未熟な、非力、存在が小さい、という意味。
「大君」
立派な、大きな、高貴な、という意味。
と伺ったのですが、簡単に訳せば、「未熟で非力な、高貴な神」となりまして、正直、「なんのこっちゃ?」と考えるわけですが・・・・・(名前の前半部分はあまり良いイメージではないことは確か)
結局はこれも、昔の人間・・・・と言っても今では神様クラスになった方々がそう呼んでいたのでしょうが、ここまで品格を貶める名前をつけて、それでも最後に「大君」と呼ばざるを得ない存在感、、、、しかも現在の神社神道でのご神徳(お酒の神、)を考えると、本来は相当に偉くすごい力を持った方ではなかったのかと想像できます。
(それを後から支配した他の神々がその力を消そうとして、貶める名前を付けたが消し切れなかった・・・という解釈)
そんな、後から入ってきた対立する神々様が勝手につけた名前を平然と使っているなんて・・・・
・・・「ん?名前なんてどうでもいいし。」って感じがして、好き(笑)
また博多区吉塚にある『飛来神社』。ここの祭神も少彦名様なんですが。
この神社、ほんとうに珍しく、
「本殿の両脇においてある、高さ1M程度の木製の神像2体」
がそこのご神体でもありまして(一般ではお祭りの日にしか見れませんが)
氏子さん方々に話を聞くと、なんと、昔はこのご神体を川に浮かべて掴まって泳いでいた、、、、、、な、な、なんと!「浮き輪代わり」にしていたというではありませんかっ!!!!!!!
これは凄いです、、、、ホントに凄いことなんです!!!(+_+)
まず、普通の神社では考えられません!
その神社にご奉仕する宮司(神社のトップ)も、昔から祀られている古い神社なら、ご神体を直接、見たことのない宮司さんや、ご神体が何かが知らない宮司さんもいらっしゃる。
・・・ましてや、知ってても口外できないものが、ご神体(神様の依り代)です!
それが、神像、しかも子供たちが勝手に持ち出して川で一緒に遊んでいたなんて、、、、、少彦名様、どんだけ子供が好きなんだ、どんだけ心が大らかなんだ・・・・と(笑)
もう一つ面白い話があって。
今の管理人の一番壁になっている、とある宮司さんが居て。
「もう、本当にここの宮司、性格悪すぎ、、、どうにかならんかいなぁ~なんか攻略法、神様に聞いてくれません・・・・??」
と、人として最低な質問を師匠にお願いして神様に聞いていたんですが(爆)、師匠がこれもまたスラスラと筆書きして下さいまして、
「ほぅ、ここの宮司は自分の神社で祀ってある少彦名様から相当、嫌われているらしいぞ。」
なんて言葉を貰ってですね!
「え~~~自分の神社で祀ってあるのにっ?!ぎゃははははははは!!!!」
と大爆笑して、なんでか心がスッキリした思い出が(爆)
いや~良い神様ですよ、少彦名様。もう大好きですっ!(^^)
いや~性格悪い霊能者ですみませんね、本当に。
今でもほぼ毎日、摂末社にはなりますが少彦名様にご挨拶しているのですが。
師匠のガンが解った時も、なんとなく一番祈った神様も、この神様でした。
もう末期で幾ばくももたないと解った時もですね。
「ここまで来たら長生きさせて下さいとは申しません。本人が少しでも楽になるように、せめて一番良い道に付き添って下さい。」
と毎日お願いしてました。今は、そのお礼でお参りさせて頂いております(^^)
いや~重複いたしますが、ホントこのシリーズ早く終わりたかったです。。。。。
今までの神様物語は、ある程度の大筋等は神様に確認して、筆書きしながらストーリーを進めて来ましたので時間が掛かる、、、、少彦名様は特に大好きな神様だし、舞台を現代にしたら少しは更新が早くなるんじゃないか・・・・?
・・・・見事に裏目に出た、神様物語でした。
ダラダラとお付き合い、ありがとうございました(´Д`)
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コメント:2
- 金シャチ 20-03-23 (月) 2:16
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こんばんは
とても楽しく読ませていただきました、ホント文章創ること
お上手ですね~
毎日更新が楽しみでした、間が長いと『管理人室』へ様子を見に行こうか?と思ったほどです。(殴り込みではありませんから~)
少彦名大神様にお目にかかりたいですねぇ~
次を楽しみにしております。 - 管理人 20-03-26 (木) 19:00
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金シャチさん
こんばんはーありがとうございます!コメントが一つ付いて安堵しております(;^_^A