- 2019-05-02 (木) 18:23
- 神社
つづき。
さて、いよいよお賽銭箱の前に到着ですね!!!
ようやく神様との『ご対面』。
・・・な訳ですが、実はここで初めて「対面」って訳ではございません(´ー`)
神様はすっごい方々なので、「おっ、今日は神社参拝でもしようかなぁ~♪」なんてこと考えている時から、すでにもう、『参拝』は始まっとる訳です。
「どの神社に行こうかなぁ~お酒でも持っていくか・・・?」
なんて時から、
「お~よし、よし。わしも久しぶりに顔が見とうての・・・」
なんて、始まっちゃってる訳ですよ(*´▽`*)
そう考えると、
「神社に呼ばれた気がしました!」
「あれだけ計画したのに、どうしても縁が無かったようです・・・・」
なんて言葉も意味を帯びてくる。。。。
が、しかし!!!
ここで気を付けて頂きたいのは、「あくまでも結果論」という事と、「神様のお計らいは人間レベルで考えるのは無理!」ということ。
例えば、、、、
「村雲さん。せっかく楽しみにしていた神社参拝、途中から鳥居の前で大雨が降って来て傘もなくびしょ濡れ!これって、神様が会いたがって無かったって事でしょうか??」
なんて質問は、ありっちゃ~ありだけど、答えは正直、難しい。。。。
ひょっとすると、
・逢いたくなかったのかも知れない!(って事はほとんどないけど(笑))
・危険を察知した何者かのしわざかっ?!
・神域に入る前に、もう一度「禊(みそぎ)」なおせとの暗示??
・近くに枯渇している池や田畑があって、ちょっと潤そうと考えていた矢先?
などなど。
一番下の理由なんて、池や田畑が潤えばもっと大勢の人間が助かる話でしょ?
まぁ、性格の悪い人だったら、
「いやいや、そんな事より私を優先させて下さいよっ!」
ってなるやも知れませんが、、、、、まぁ、自分が神さまだったら、そんな人こそほおっておくよね、、、ここだけの話(;´∀`) もっとしっかり濡れて反省して欲しいとか(爆)
まぁ、冗談はさておき。
人間の思慮外での出来事ですから。あんまり気にしないのがおススメ。ってか、雨も水も神様だし!人間は贅沢な生き物ですから、雨乞いの祭りで恩恵を求めれば、それが洪水になって人やモノが流されない事を神様に祈るんです。
そして、人間ってすごい!と思う事は、いつか東北の大震災の記事でも書いたけど、どんな結果になっても「神様を恨まない」こと。
・・・・これって、もう、DNAの中に組み込まれているんでしょうね。
「神様(自然や目に視えないもの)を恨まない事」ってよりも、「神様(自然や目に視えないもの)に感謝すること」ってことが。
さて、賽銭箱の前に着いたら先にお伝えしないといけない事が!
・・・実はですね、「真正面から祈っても横から祈っても、同じ祈りに違いない」ってことです(´ー`)
日本人は特に律儀と申しますか、、、、、
お正月など、必ず列を作って真正面から祈ろうとされる。
それはそれで、素晴らしい習慣だとは思うのですが・・・・その神社が指定していない限り、横から祈っても前から祈っても大丈夫ですよ~(´ー`) まぁ、世間体ってのもあるやも知れませんが。
賽銭箱には、
『浄財』
って良く書いてあります。一言でいえば、「けがれのない銭」=「私欲の外にある銭」という意味ですので、そもそも、随分と勘違いされている方も多いかと!
1円入れた方より、1万円入れた方の願いに神様が動かされる事はありません(;´∀`)
そういう理由で、縁起を担いで
「15円(充分にご縁がございますように)」
だったり、
「125円(十二分にご縁がございますように)」
なんてことが、まことしなやかに噂されておりますが・・・・全部、嘘です(笑)
いや、嘘と言い切ったら可哀想だな、、、、要するに本人の心意気ですかね・・・・。
そんな管理人も、ここぞ!という時に折り曲げて入れていた時期がございました(´ー`)
純粋に、神社に喜んで頂こうと思えば
「初穂料」や「玉串料」
と封筒に書いて包んで、賽銭箱に入れたり社務所に持って行った方がより丁寧かな?
ちなみに、初穂料は、今でもそうですが初めて収穫したお米をまずは感謝の意を込めて神様にお供えする。そのお米がお金に代わったけど今でも「初穂料(はつほりょう)」。
そして、玉串料の「玉串」の「玉」は、昔は「魂・霊」という漢字を宛てたこともあって、「魂(霊)を串に刺して神様に奉納する」=「嘘偽りのない、真の心」という意味合いがあります(´ー`)
賽銭箱に入れても、社務所でお渡ししても、どちらも行きつく所は同じなんですが・・・・・
社務所に持って行かれたら、「あ。少々お待ちを・・・・」なんて神職が気を効かせて記念品などをくれる神社もちらほらあります!(せ、せこい考え・・・・)
賽銭箱も、「賽銭」とか「浄財」ならまだしも、「開運」とか「成就」とか書いてある賽銭箱は勘弁して欲しい。。。。
そもそも願いが叶ったお礼をお渡しする形が、「賽銭箱」に繋がっているのでこれは神社側の勘違い・・・・と言えないことも無いですよね・・・・
「散米(さんまい)」「散供(さんぐ)」
と言って、お米や切り麻を巻いて邪気を祓う・・・という風習もあってか(地鎮祭では良く見かける光景です)、お賽銭(お金)を賽銭箱にぶちまける方もいらっしゃる様でして・・・・・
それも知識がこんがらがった迷惑行為です、拾うのが大変そうなので辞めて欲しいですね、はい(-_-;)
お賽銭を入れて、鈴がある場合は鈴を鳴らす。
この鈴の「音」も、新・正しい神社参拝のススメ③で書いた玉砂利と同じく
「心を清める・場を清める・祈る心を引き締める」
という意味合いです。
中には、
「神様に気づいて貰う為」
なんて書かれたブログを教えて貰ったこともありますが、それは嘘です(-_-;)
神社庁の説明を読めば、
社頭に設けられた鈴は、その清々しい音色で参拝者を敬虔な気持ちにするとともに参拝者を祓い清め、神霊の発動を願うものと考えられています。
なんて書かれておりますが、そんじゃ鈴のない神社は「神霊が発動しないのか?」ってな話になりますしねぇ、、、、、
ただ神祭の歴史の中で、数回だけ
「榊の枝を持って来なさい、それを目印にして・・・」とか、「ここで鳴り物(鈴とか琴とか?)を鳴らしなさい。それを合図に・・・」と神様に言われたことがあって、
「おぉ、神様みてるやん!音もちゃんと認識するんだ!」
なんて思ったこともありますが、参拝者に対してイチイチ指摘する神様などいらっしゃらないんじゃないかと(笑)
長くなりましたが、次は昔から頂く質問。
「最初に本殿に祈るのか?摂末社に伺うのが筋か?」
です!
気づけば随分と日が長くなりましたねぇー
あ。質問がある方は、どの記事にかコメントしといて下さい。
分かる範囲でお答えします(´ー`)
つづく。
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コメント:2
- ロビン 19-05-05 (日) 20:59
-
久びさに来ました。
神様の考えは面白いですね。
全てを使って伝えてくれるからうれしいです。
神社は大きくても小さくても神様は必ずいる。
癒しの空間ですね。 - 管理人 19-05-05 (日) 21:56
-
ロビンさん
おおおおぉぉぉおぉ!!!!ロビンさん、お元気されてましたか?!すっごい久しぶりです!!!そして驚いたことがもう一つ・・・実は先月の下旬、あの制服みて自分はロビンさんのことがふと頭によぎったんです!びっくりだなぁ~もう、、、、(^^)