- 2016-11-29 (火) 2:23
- その他
良いことがあって、同時に悲しい現実もあって。
イライラしていることもあって、でも今の自分の環境を考えると幸せでもあって。
まぁ、そんなこんなテンションの中、休みをもらっていたのでとりあえず、まぁ、懐かしさもあってビデオ屋にでもいこうかと(´▽`*)
独身&ニートの頃は、しょっちゅうビデオ屋にいっては片っ端からレンタルしておりました。なんとな~く、その頃にもどってみたくて。
で、チョイスしたのが以前からおススメしてもらっていた、
『100円の恋』
これ実は2回目。
たまたま目の前のあったので、「4作品・一週間で1000円」に気をひかれ、また手にとってみた。
いやーこれはホントにすごい作品ですよ~
紹介してくださった方の話通り、なんど観ても最後はまさかの一子がなぜか可愛くみえてしまうという展開に、、、、、
「演技」を通りこした、「女優魂」、しかと見せていただきました。
これが本物の、”女優さん”なんだな、と。
出ている役者さんも好きな人、ばっかり(*´Д`)
ちなみに、この主演女優の安藤サクラさんは、俳優の奥田瑛二さんのお嬢さん。
割と若いうちにご結婚もされてて、旦那さんは俳優の柄本明さんの長男であり役者の、柄本佑さん。
限りなくリアリティのある悪臭ただよう人間臭い登場人物たち。
その中心にあって、完璧に主役をこなす安藤サクラさん・・・・・いやーすげーの一言。
ストーリーはめちゃくちゃだけど、ありそうでなさそうで、でもホントはどこかに転がっていそうな話かもしれない、、、、
ストーリー・登場人物、画面すべてがチープなのに、観終わったあとは微塵もチープさを感じない映画。
好き嫌いはありそうだけど、ぜひおススメ(´ー`)
個人的には、ジムの会長とトレーナーの役の人の演技が大好き!
トレーナーの人は演技を通り越して、捜したらほんとうに居そうだし!
あんな役者さん?は初めて。
ジムの会長さんの、セリフのチョイスはまた最高だよね~感情の上に、現実をかぶせて
無理に折り合いをつけようとしているところが素敵。そして、試合後のセリフがまたいい。
たくさんの選手を試合に送り出してきた、安っぽいけど、深みのある会長さん。
独身時代にもどって、ポップコーンとコーラを買って、お口直しに甘いチョコレート系をひとつ買って。
少しは気分が晴れました。
いつまでも一緒に居たいのに、近いうちのいつかには居なくなり、、、、いつか受けいれなくちゃいけない現実と、それを実は半分は受け入れている自分。
会うたびに衰えていく姿や言動よりも、その事実を受け入れている自分がショックなんかなぁ、、、、、、う~ん、よくわからん。。。。
「きちんと希望に胸をふくらませ、夢に向かって前向きに頑張っていますか?」
・・・・この一言が一番、コタエル(笑)
「当たり前じゃないですか!自分は働きざかりですよ(笑)」
あーこの会話もいつまで続くんだろうかと、時々考える。
できれば自分が死ぬまで、永遠に続けたいな。。。(´ー`)
でもね、最愛の人を亡くした人って、この気持ちの何十倍も辛い経験されていると考えると、
やっぱり自分は本気で愛した人をまだ失った経験のない人間だと思う。
そして、この後におよんでも自分のことばかり考えてる自分(-_-;)
「死ぬことはほんとうに怖くない。」
これは本心だと思う。多少なりとも、あの世を生業としてきた師弟、深みは違っても、うまく説明はできないけどなんとなくそれは伝わってきます。
「でも、今まで真剣に人を視てきて何故誰ひとり、心から幸せではないんだ?命をけずって神様に祈って、日本は、日本人はなにか変ったんだろうか?」
きっと、希望と絶望、覚悟と想像のなかで折り合いがまだつかないんだと思います。
せめて自分が努力して、純度100パーセントの”希望”になっていれば、、、、と後悔はしますが、自分の無力さを今はつくづく感じています。
・・・が、この質問の答えはご本人がいずれ出すでしょう。
自分は黙って話を聴き、それを待ちます。
お嫁さんがいてくれて本当によかった。
子どもがいてくれて本当によかった。
今は無条件に、そこに感謝ですね。
でも、それ以上に大切なのは愛や情、責任や義務感ではなく、それらを土台にして構築した 「こうしよう。」 と自分で決めたことだと感じます。
決めたこと。そして瞬間瞬間ですが、本気で実行したこと。
これ以外に「価値」のつけようがない。
それが 「百円玉」 だろうが、「人生」 だろうが、同じことのような気がしてます。
最後になりましたが、「百円の恋」のトレーナー役の松浦慎一郎さん。
やっぱり役者兼プロのボクシングトレーナーだったんですね!もうあれ、演技じゃないもん!(;・∀・)
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コメント:3
- 世田谷 16-12-01 (木) 8:51
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そうですね。自分が決めて、やってきた事が価値そのもの。そこから本当の価値観が見出されるのだと思う。
村雲さん、いつも楽しみにブログを拝見させてもらってます。ありがとう。 - 日次月次 16-12-01 (木) 13:07
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十二分に幸せですが、夢や希望があるから完璧じゃないんですかね。
毎日一歩(いや何日かで一歩?笑)しか進めないどころか
行きつ戻りつしてますが、
それでも夢や希望に少しずつは近づいてるはずだ
と、そういう希望も持って毎日を生きています。
私が幸せであることは、
親とか、友人とか、誰かにとっての希望ですよね。
でも、その誰かにはどうすることもできない希望。
アドバイスをくれたり、ものをくれたりするけど
それで幸せになるかどうかは自分次第。
ただ、幸せを願ってもらえるだけで幸せなんですが。
そう、心から幸せですよ。
幸せは1つじゃなくて、
いくつかの幸せは、「ちょっと幸せかなぁ」だし
いくつかの幸せは、「心から幸せだ」
って思えるものなんじゃないでしょうか。
あとは、いくつの幸せに気づくかどいうのもありますかね。
他人に幸せをわけてあげられるように
自分は幸せだってところを見せられるよう努力しないと。 - ナミ 16-12-04 (日) 11:18
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今まで真剣に人を視てきて何故誰ひとり、心から幸せではないんだ?命をけずって神様に祈って、日本は、日本人はなにか変ったんだろうか?
お師匠さまの言葉ですね。
村雲さまに相談して
望むことズバリの解決方法の答えはありませんでした。
何事も自分の思い通りになる訳ではなくて、
その望むことがベストとは限らないので
仕方ないことです。
でも、筆をとっていただいた神様の声を何度も読み返し、涙があふれ、救われていると感じたのは事実です。
なにより、
村雲さまの真摯な姿に
お師匠さまの想いは ちゃんと伝わっているのではと思いました。
未熟者ゆえ 苦しい思いも まだまだしています。
でも、変わっている部分もあります。
迷い苦しみながら、心からしあわせかどうかも
気づけずにいるかもしれません。
少しずつ 気づくこともあります。
お師匠さまに感謝
神様に感謝
村雲さまに感謝です。