これ今さらですが何が違うかって、書いて字のごとく、
「人に”教える”。さらに”育てる”のが教育」ってことで。これがすっげー難しい・・・・・(-_-)
いろいろ気になるところもあり、とりあえず本を買いました。
『若者に関する本』 『伸ばす本』関係を3冊。
欲しい答えはどこにも書いてないけど、考えるベースには「本」が一番わかりやすい。いつでも、どこでも学べるし!
そして、それを試行錯誤で実行してみて、、、、そこからの問題点へのアドバイスを身内や仲間内に求めてみる。
そこにも 『答え』 は・・・ない。
ないのは当たり前で、『答え』 は自分がさらに行動してみて、結果が出たのが良いも悪いもそれが 『暫定的な答え』。
もちろん、時間が許すかぎり改良の余地あり。だから、時間がある間は暫定だけど、決定ではない。
「いろんな人に尋ねたら、いろんな答えが返ってきて余計に迷う~!」
・・・・と嘆かれるあなたは、ひょっとしたら人の助言や好意に依存しすぎて動きが悪くなっている可能性が大!・・・・かも知れない。
どんなによいアドバイスを聞いても、助言を聞いても、自分が行動に移さなければ(もしくは”いつまでは待ってみる!”と自分で決めないうちは) おそらく分かっているようで、なにもわかっていない状態・・・・・
頭のなかで考え、頭のなかで進行し、頭のなかで完結することほど、世の中は素直じゃないし、あなたは賢くないかも知れない・・・・・
・・・・・だって、今の日本の状況でさえ予測不能な日本の神様だって大勢いらっしゃるでしょうしね~・・・・・”全知万能の神”なんて思いこんでいるのは一神教だけで充分だと思われます(-_-)
「正しい答えが出せる子」
「正しい答えが出せる後輩」
なんて必要ない。
なにが正しくて間違いかなんて、時代やその瞬間、立場や状況によってコロッコロ変わるんですから(笑)
法律に違反しなければ、行為そのものは 「間違っていない」 というだけであって、「正しい」という言葉はなかなか使えない。
道路交通法だって、赤信号でも車がこないとみんな渡っちゃうっ!(笑)
そんなことよりも、「”正しい”と自分が思える方向へ”努力する”子どもや後輩」 が一番、なによりも望ましいし、頼もしい気がしております、、、、今の時点では。
”教える”ことは誰だってできる。もちろん、”教わりたい”という気があれば、幼児から教えてもらえることの方が多いかも知れない?ぐらいに(^^)
”育てる”となると、第一条件として自分も”育って”いかなければいけない。
今の子ども達はゲームをやりこんでいて、なかなか会話の中から筋道や論理的な思考を生みだすのが苦手。反対に、今の大人にない「パターン認識」(何度も目でみて覚える)がかなり得意だそうです。
いえば、
「タックルは、こうやって低い姿勢で相手の足首を狙って、自分が怪我しないように、こうグッと胸をそらせて、、、、、ほら、そこっ!!あ~お前はなんて勇気がないんだ・・・・・・なんでそうなるんだ!聞いてたのか、今の話をっ!!」
なんてグダグダやってると、子どもからはなにを喋っているのかわからない意味不明な小うるさいオッサンと認定されてしまう。
「よくみとけよ。」
このセリフだけで、あとはコーチが実践して10回ほど正しいタックルの仕方をみせてやる。
「よし、やってみろ。」
「ここは、こう良かった。ここはこう悪かった。」
これも”視覚”をつかわせて、しっかりと把握させる。
正直、言います。この歳になってタックルするのはキツイんですよね~痛いし、怪我したら困るし、怪我しても治りが遅いし(;´∀`)
なによりも普段はエラソーなこといって、いざ手本ってなるとゼーゼーハーハー呼吸困難になってる姿なんてさらしたくないんですよ。
大人はカッコよく、スマートに、キレイに生きたいんだと思います(笑)
・・・・・でも、今振り返れば親の良い所って、カッコよく、スマートに、キレイな部分ではなく・・・・・・・
ゼーゼー、ハーハー言いながら惨めに醜態さらしてでも、自分たちを守ろう、育てようとしてくれた姿だったりする。
「ゆとりが~」「ゲーム脳が~」「今どきの子は~」
ありあまる才能はあっても、レッテルでなかなか本質がみえなくなるどころか、「子どもの成長」からの「大人の成長」というリターンもなければ、会社や組織への「若者パワーの還元」も少なく、結局人のせいにしている大人も多かったりする。
「その子が使えない」
んじゃなくて、
「その子の能力をうまく引き出せない」
が正解かな?
「その子が育たない」
んじゃなくて、
「その子が育つ条件づけがみつけられない」
が正解かも知れない。
自分は数人の主婦の方にお手伝いをしてもらっておりますが、みんな大人だけどそれぞれイキイキとノビノビと、少ないアルバイト代で限りある能力を最大限”以上”に発揮してもらっております。ありがたや~m(_ _)m
大人に対して”教育”なんておこがましい事は考えておりませんが、”教えること” と ”教え育てること” の差や違いの認識を、どこかで大人がサボっている可能性もなきにしもあらず・・・・・・・
もちろん、その会社や組織の状況や、その子が学んできた基本的な考え方や経験も場合によっては一番重要な時もあります、、、が。
たいてい新入社員って、1・2・3年は使えるまでの教育期間じゃないの?
辞めるのを見越して、2・3人採用したんじゃなかったっけ??
学生が社会にでて、理想とは違った現実を突きつけられるのは当たり前なのですが、彼がどう理想があって、じっさいどこに幻滅したのか、誰か話を聴いてやったのかなぁ~・・・・・・
そういう心残りだけは残ります(-_-)
「あの子は筋がよかったんで、戦力としてかなり期待してたんだがなぁ~最近の子は我慢が足らん。」
なんて、よけいな期待とプレッシャーを与える前に
”そっくりそのまま、30年前の新入社員だったあんたに聞かせてやりたいわっ!”
まぁ、それに生き残っているのが今の役職クラスなのは重々、承知なのですが・・・・・・
リモコンのどこかのボタン押せば番組はかわるのに、
「なんだこのTVは!”チャンネルのつまみ” もついてないなんて不良品だ、けしからんなぁ!・・・・まぁ、それが今のワカモノってやつかな(苦笑)」
なんて適当なこといって悟った顔して苦笑いしているおっさんや、おばさんだけはみんな、ならないように気をつけましょうねぇ~
・・・・って愚痴を終わります(´ー`)
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コメント:1
- 日次月次 16-08-21 (日) 22:24
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技術は盗むもの。
(産業スパイじゃないですよ。良い意味で、弟子として)
子供は親の背中を見て育つということで
自分が正しいと信じることを
ただひたすらコツコツとやる(やってみせる)こと
が教育なのかなぁなんて思います。
でも、先生はそれをしてあげる時間や余裕がないんですよね。
やり方を説明してしまう。答えを教えてしまう。
生徒はその中で自分なりの解決の過程を掴み取るんでしょうか。
自分はいったい何を学んだのやら、わかりません(^^;