- 2016-08-08 (月) 17:08
- 村雲友人帳
治世の能臣、乱世の奸雄・・・・平和な時代だったら優れたよい官僚に。乱れた世であれば悪智恵に長けた、あまり見本にはできない英雄になる・・・・・。
これは三国志演義で人物評価を得意とした許劭が、三国志のなかで一番大きな魏の国をつくった「曹操(そうそう)」をみた時に言い放った言葉です( *´艸`) (それを聞いた曹操は大笑いして喜んだというエピソードまで!)
また三国志演義と三国志正史では正反対の言葉まで存在しております。(治世の奸臣、乱世の英雄とも書かれてます)
今日は中学からの悪友、5人組のひとり、Mちゃんに事務所開きを頼まれてて朝からがんばってきたんですが、このMちゃんをみるたびにいつも自分はこの曹操のフレーズを思い出します(´ー`)
彼の破天荒さは中学生の頃からかわってなく、評判の問題児です(笑)
ちなみに三国志演義では貧乏なお百姓さんの出から当時、伏龍と呼ばれていた諸葛亮孔明を迎え 『蜀』 という国を立ち上げた劉備に人気が集まりますが、その宿敵として描かれている曹操も・・・・・これもひとかど以上、素晴らしい能力をもった君子でして(性格までは存じ上げませんが)並々ならぬ統率力と知力、また詩人としても有名でもございまして、三国志ファンには根強い人気をあつめております。
Mちゃんは飄々としてて、背も高くやることも大胆。
なんでも挑戦することに生き甲斐を感じている、一見、おかしな人物とおもわれがちですが、、、、、いや、事実、神様の悪戯で少しおかしいんじゃないかってぐらいの作りをしている男なんですが、、、、これが魅力的。
中身は繊細で、いろんなスピリチュアル的な場所に顔をだしてはつまみ食いして宇宙と繋がっていることを自負している男・・・・・・ね、危ないでしょ??(笑)
実際にたくさんの投資に成功し、また失敗し、いつも会う度に 「今、Mちゃん、なにやってんの~?」 が合言葉に近いものに・・・・・・。
今日会ってもなにやってるのか、さっぱり分かりませんでしたが。
世界のあちこちを飛び回り、福岡には月の半分もいないし、、、、
覚えているだけでも探偵事務所を買ってオーナーになったり、あまり人様にいえない仕事をしてみたり、20代の頃はデッカイビジネスを成功させて、そのお金で水をキレイに浄化できる機械を購入して(お客さんが中国人やインド人(爆))
「Mちゃん、儲かっとんねぇ~」
「いや、ウチはいつも赤字なんだよね。」
「大人しく権利収入で地味に生活したら、その収入だったら充分でしょ?なんでそんなことやってんの??」
「・・・だってさ、地球の水がキレイになったら凄いやん??」
いつもお金には不自由してないし、一見周りからみれば幸せ者なんでしょうが・・・・・なんか考えていることが本気でぶっ飛びすぎてて、どうしても理解不能な男なんですよ、えぇ(-_-)
視えない世界が大好きなので、その点では話がはずみます。
彼といろいろ話していると、彼の世界感が一気に渦巻いてて・・・・下手をすれば飲み込まれそうで、自分もとても楽しい。
Mちゃんも、自分がこういう世界の道にずっぽり浸かっている人間なのでどこかに一目置いてくれているようで、飲みにいったら3~4時間は平気でしゃべり続けられる。
「村はさぁ、中学の時からだけど、一度自分がそう思ったら意地でも退かん性格やん?」
「うん。」
「実はオレもそうなんよ。」
「うん、わかる。」
「お互いにさ、一番ハードで一番ソフトな部分だけは、強制もなしでぶつからないように注意しとこうぜ。」
「OK~。」
多分、20代後半か、30歳そこらでの話だったと思います。2人ともしこたま日本酒を寝転んで飲みながら、そんな約束をした覚えが・・・・・そこで2人の関係性が確定したような気がしてます。
・社交辞令はなし。嘘もつかない。
・互いに良い所だけはこっそり、もらいあう。
・ダメ出しは相手からの要望があった時だけ、参考意見として。
お互いに確認しあったわけではないのですが、暗黙の了解ってやつでして、、、おそらく彼に尋ねても同じルールではないのかな?
1年に2回会えば多い方ですが、すっごく楽っちゃ~楽です^^
他の友人にいわせると2人はかなり似ているらしいのですが(詳しくはわかりませんが、お互いに木星人マイナスの霊合星人金星人という、不可解な存在らしい(;´∀`)) スケールは断然、あちらの方が上ですが似てるっちゃ~似てる。
なんとなく、お互いに考えていることがわかってしまう・・・・・・
ある面はすっごく神経質だし、用心深い。
ある面は粗暴で、実力以上のことをやりたがる。
・・・・・いや、困った時は視えない力を味方につけて、なんとかしようという素直な気力があちらの方が上で、成し遂げてることはあちらの方が遥か上だと思う(苦笑)
ただし、Mちゃんをみてるとエネルギーに満ち溢れてて、また空になったらあの手・この手で”本気で”宇宙からエネルギーを得る手段や方法を自分で確立させてて、、、、、、
こじんまりと落ち込んでしまう、落ち込んだらすぐに明後日の方向に開き直ってしまう自分とは格が違うかなぁ~(-_-)
それでも繊細に、かつ大胆に、自分自身と戦いながら日々を表面ではのんびりと、内側では忙しく生きております(笑)
村雲は人の基本的な個性は一生かわらないと考えます。
(考え方は変わるから、生き方そのものは変わる)
人生に、「成功・失敗」はなく、それだけ死ぬまでに自分が納得できる人生を歩んできたかだけ・・・・・・・。
そういう意味では、お互いに自己を守りながら暇な時間、または新しい考え方が欲しいときにちょこちょこ会って酒をグダグダ飲む相手には丁度よい相手だと思いますね。自分がもってないものをたくさん持ってるし。
こんな2人ですが、お互いに目的地や想いは違っても、自分が理想としている到達点からコンパスの針はビチリとも動いていないって共通点が嬉しかったり、時々会って確認しあったり、また揺れ動いてアドバイスをもらったり、意地になって動かなかったり。
残念ながら「治世の能臣、乱世の奸雄」である曹操も、本や作者によっては評価はさまざまですが(冷酷に罪のない人を切ることがあれば、無邪気な性分や詩をそらんじる多才な面もあって) 人間である以上、これが当たり前のような気がしてます。
「今が楽しければそれでいっちゃない?」
よく中学時にいってた合言葉でしたが、大人になって考えるに
「あとから振り返って楽しかったらそれでいっちゃない?」
こんな感じにかわってきましたよね(;´∀`)
そこの部分だけ、双方大人になったのかも?知れません(^^)
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