歯医者とイノベーション

最近、友人のシステム担当から本を紹介されて読んでいるんですが、、、、これがなかなか難しい。一回、読んだだけではなんのこと書いてあるのかさっぱり分からない（苦笑）

バカでも数回読めば、なんらかのものを感じたり、落とし込めたりするんじゃないかと考え、現在進行形でチャレンジしているのですが・・・・・面白かったところは、『必要性とイノベーション』 の関係。

「イノベーション」 という言葉さえ、調べないとわからないレベルなんですけどね。

「イノベーション」とは 1.新機軸。革新。2.新商品の開発、新生産方法の導入、新市場の開拓、新原料・新資源の開発、新組織の形成、、、狭義には「技術革新」。

なるほどね。とにかく「新」という言葉がつくのだけはわかった。

本には、

「イノベーションとは日本では ”技術革新” と訳されることが多いですが、実際はもっと広い概念で、新しい考え方や技術を用いて新しい価値を創出し、社会に大きな変化をもたらす行為全般を指します。」

だってさ。

興味深い部分は、そもそも今の日本社会はイノベーションが起きるだけの”必要性がない” ということ。



○ わずか人口800万人程度のイスラエルという国がナスダックに上場する企業がアメリカについで2番目に多い

○ 世界人口の約1パーセントにすぎないユダヤ人が、ノーベル賞受賞者の約20パーセントを占める

○ 人口約600万人のシンガポールがなぜ、経済成長にこだわるのか

○ 広く移民を受け入れ、異なる人種・言語・宗教をうまく利用して国内でのイノベーションをコントロールしているアメリカという大国


どの国も、「差し迫った必要性」からイノベーションを引き出す。

さらに上手（うわて）な国であれば、「差し迫った必要性」＝「危機感」 をつくり出し、イノベーションを”活発化”させる・・・・・アメリカがアメリカであろうとする為に。

ほとんど世の中は、この 『必要性』（とくにビジネス）で動いています。


自分はどうしても、最小単位が「人」なので、人に置き換えてみる。

「あれがしたい、これがしたい」
「あぁなったら良いなぁ～楽しいだろうなぁ～」
「できればこういう結果がいいよね？」

そう考えてはじめたダイエットも、お金の節制や節約も、正直、そこまで効果をあげていない・・・・・・

効果をあげていないどころか、自分が惨めになるのですでに放棄している始末。。。


理由はひょっとしたら、『根性』『信念』『戦略』『計画』 ももちろん大切だけどね、そもそも、その 『必要性』 が存在していないだけかも知れない。

だからといって、「必要性」に迫られないと人は変わらない。とは思わない。

前者の『根性』『信念』『戦略』『計画』 が不必要なわけでもない。

不必要なわけではなく、それ以前の問題でしっかり自己分析がなければ・・・・ひょっとしたら、間違ったところで間違った想いを生む作業をコツコツしちゃうかも？？ベース（必要性や動機など）がずれていたら、、、、自分なりにがんばってみた時に 「出来なかったこと」にたいして、まぁこんなものかと勝手に解釈してしまう自分がいるかも。


昔、独身時代にこれからの日本について神祭をさせてもらっている時に、師匠がポツリと、

「そもそもなんの不自由もなく、若さもあって責任も自分ひとりが受ければいい立場の人間にね、”これからの日本を・・・” と祈れという方が間違っているかも知れないね。」

といわれたことを思い出します。

ただただ若かった自分は、

「ムッキー！自分の祈りはそんなに軽くて薄いんですかい、そうですかい！」

と内心、神様や日本大好き！っていう自分の誠意や真心を”否定された気”になってしまい腹も立てましたが（笑）　

・・・・・ごめんなさい。やっぱり師匠が言いたかったことが全然、わかってなかった。今の祈りは、独身時代となにかが一味違う。

若い自分を責めていた訳ではなく、背負っているものが違いすぎる人の、ただの冷静な客観的なご意見だったのね（汗）・・・・すみませんでした。


皆にはより豊かで幸せを感じれる人生であって欲しいです。同じ時代に生まれた同級生として。

・・・ですが、本当は必要のないことを煽って、それで挑戦して 「やっぱり自分はダメだった。」 と自己嫌悪や自己否定するぐらいなら、もう一度考えなおして欲しいこともたくさんあります。


自分は 「欲しい」 から、勉強してあがいてみて、諦めることなく手に入れる。諦めるのは、肉体を離れた時だけ・・・・・かな。

生きているうちに 「手に入れて」 みて、やっぱり必要性を感じなかったら、すぐに手放す（笑）

「断捨離」ができるのは、自分に「所有権」があるから。

自分が「断捨離」にばくぜんとした違和感があったのは、「所有権」もなく、手にいれる努力も苦労も、その気がない人が欲だけを大きくしていとも簡単に「断捨離」を口に出すから。

まぁ、モノも欲も、いったん横に切り離しておくのはありっちゃ～ありだと思うけどね（笑）それで新しい考えに気づいたり、「欲を捨てる」のも立派な創造性だと考えます。

反対に、「どうしても欲しい！」 と思う人は、その必要性ぐらいは認識しないとかえって手にはいりにくいかも知れません。

願いや想いは強いけど、その価値や動機・・・・「足元が留守」の人が多いかも。

管理人、「ダイエットが成功しない理由」がはじめてわかりました。

・・・多分、そこまで必要性を感じていない自分がいたりする（苦笑）

いや、健康診断の結果はこう見えて結構、「黄色信号の点滅レベル」なんですけどね～やっぱ、ぬるいんですよね～・・・・「認識」と「必要性の自覚」が（汗）

とりあえず、まずは！

忙しさにかまけて定期健診にいってなかった歯医者にいってこよう！

人生そのものは毎日、イノベーションしたがっているのにその土台である健康にたいしての 「必要性の自覚がない」 っておかしな話ですしね（苦笑）

健康の必要性だけは、どうしても否定できない。

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