霊能者の、仕事とお金にまつわる話。（霊能者志願者の方へ）

「霊能者」という職業について、兼業をあわせてはや16年・・・・・

24歳から32歳まではサラリーマンとの兼業。

32歳からの8年間は、ほぼ霊能者一本。

でも4年前から、神職の資格を取得し、神棚も販売しだしたからこれも兼業にはいるのかな・・・・・？3年前から通信の短大にも入学して勉強しているから、学生でもいい？（笑） 今は確定申告で、ああだ・こうだと頭を抱えております。

世の中のすべての霊能者がそうか、どうかはわかりませんが 「モノ」 を売り買いする仕事とちがって取りあつかっているのは能力と情報、そこに 「視えにくいもの・視えないもの」 となると・・・・・より一層、必然的に 「売り手市場」 も 「買い手市場」 も繊細にあつかう場面が多くなりますよね。

そして最終的な買い手の「満足」には、双方のメンタルや相性によるところも多い。

0から100まで、完全に「目にはみえない・目にはみえにくい」、、、、、

たとえば、問題解決やらヒントやら、癒しやら、喜びやら、テンションアップ・リラクゼーションなどなど。

種類でいえば 『ソフト面』 を販売しているという自覚ぐらいは最初に必要だと思います。



これはどの業種や職種にもいえるのでしょうが、『すべてをトータルした能力や機能』 と 『その時に必要とされている（売れている）能力や機能』 は違う・・・・・・・・

なにかしらの仕事で独立を目指されている方、特に自分の場合はどうしても目にみえないものを扱う仕事の内容で、、、、、という方が多くなるのは当然なんですが、キレイな言葉を使えば、

「人を喜ばせた分だけ、お金は手にはいる」。

別の言い方をすれば、

「売れたものが、”その時”求められたもの」

となるわけです。どの仕事でも当たり前の話ですが。


人様の生業にとやかくは申しませんが、やはり 「ソフト面」 で苦労される方は、「ハード面」 に走りやすいです。

たとえば、数珠を勧めてみたり、絵を書いて（仕入れて）販売してみたり。


そこに、ソフトとハードの合わせ技。

「念（ソフト）をこめて絵（ハード）を書いてみました！」
「この写真（ハード）には、神様（ソフト）が宿っています！」

なんて持ってこられると、、、、、いつも以上にわけの分からない世界になりまして、普通に考えればわかることが、人間わからなくなる。


「絵を書く人は、誰だって多少の念（想い）ぐらいはこもってない？」
「100年経てば、付喪神が宿るんじゃないの？」
「神様って一言でいっても、いろんな神様がいるし・・・・・」

なんて、普段わかることが ”欲” によって霧がかかってしまう、、、、、


ただ、間違って欲しくないのは「売り手と買い手の合意」。押しつけたり、薬に似たものでもそうですが効能を謳えば薬事法に引っかかるのと同じことです。

なので自分の場合は、神棚屋で数珠を販売しておりますがこれは原価に比べて利益をのせすぎる輩が多すぎる！との主旨のもと。だから、念なんていれません。

反対に、よくありがたいことに

「手作りのお守りを売ってくれ」
「年賀プレゼントはどこで購入できるのか？」

などのお問い合わせをいただくのですが、念を入れるものに対しては正直、販売はしたくないなぁ～と。


また反対に、これは最近自分の身におきたことで反省すべき点でもあるのですが、、、、、、、


人によって、この 「ソフト面」 ではいろいろな内容があります。

・情報の正確さ

はもちろんのことなのでしょうが、その他には

・100パーセントの”正確さ”のみを求められる方
（魚を釣る方法よりも、魚そのものしか求められない方）
・情のみを求められる方
（情といってもいろいろな情があるんですけどね（汗））
・ご本人が求める答えしか求めない方

なども多数、いらっしゃいまして・・・・・・・

そりゃそうですよね。自分だって、もしも鑑定してもらうんだったらやっぱり「100パーセントの”正確さ”のみ」を求めそう（笑）

でも、自分の思う未来の結果と違っていたら、その理由と対策は必ず聞きます。そうでないと、鑑定の意味がありませんしね、、、、、また、鑑定する側はこれは答えて当然のことかとも思います。



お恥ずかしい話ですが、16年もやってきて未だに時々、「あんたの話を聴きにきたんじゃない！」なんて怒られますからね。。。。

これは完全に、自分のミスなのです（汗）

鑑定前に、しっかり相手がなにを求めているのかを確認しておかないと 「当たり・外れ」 の問題でさえ、なくなってきます。


ベタベタと調子いいことだけ言ってる霊能者や占い師は嫌いです。

こういう時、ウチの師匠はどうしてたっけ、、、、どう”伝えて”いたっけ・・・・・・

なんて、最近考えていたんですが、やっぱり 『亀の甲より年の功』 ということもございまして、結構ズバズバいってたような、でも不思議なあたたかさと聴きやすさ、説得力がありました・・・・・・・・。

そこに 「正確さ」 も、「ヒント」 も、「開運系」 もうまいことちりばめられていましたね。

師匠がそうであれば、それを超えたい弟子としてはそこを目指すしかないっ！・・・・・・って感じですが、まだまだ時間はかかりそうです。


今から「目にみえないもの」を生業にされる方は参考にされてください。自分の反省点として記事に残しておきます。。。。。

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