- 2015-09-23 (水) 17:11
- その他
ダメだ、好きすぎてたまらん・・・・・もう好きすぎて、また記事にしちゃいましたよ!!!(爆)
かんぜんに魅入ってしまっております、、、、、先日、記事にしたばっかりの 『ハカ』。
鑑定の休憩中にずーっと観てて、一人で練習してみたりと・・・・・もうアホですね。
えぇ、認めます、完全にアホです。相談者の方に、「はい、今日はどうされたんですか~?」 とか尋ねながら、5分前までは一人で腕組みして動画の再生ボタンばっかり押しているんですから、完全にアホとしか言いようがない。
調べてみたら、これが新しい 『ハカ』 の第二弾 「カパ・オ・パンゴ」。2005年から採用されているらしいです。ネットで検索していたらその歌詞と意味を解説してくださっていた方がいらっしゃいました。
『カパ・オ・パンゴ』
第二のハカと呼ばれる 「カパ・オ・パンゴ」とは、「黒い服の戦士と、銀の羊歯」という意味。
※マオリオールブラックス(マオリ族の血が入った選手の多かった元祖”ニュージーランド・ネイティブス”)のHAKAが「ティマタンガ」と呼ばれるものです
※それまでオールブラックスが愛用してきたのが、「ハカ」の中でも「Ka Mate(カマテ)」と呼ばれるバージョンです
黒い服の戦士(オールブラックス)、銀の羊歯(シルバー・ファーン=マオリ族にゆかりの深いもの)ですね。
<訳>
鋭く叫べ
オールブラックスよ、国をひとつにさせてくれ!
鳴動する我らの国よ!
今こそ、我が奮起する時!
それこそが我らをオールブラックスたらしめる!
今こそが その時だ!
輝く時!
我々が支配しその優位は偉大なる勝利となり
敬われ 高く掲げられる
シルバーファーン!
我々はオールブラックス!
シルバーファーン!
我々はオールブラックス!
う~ん、これで選手もファンも母国の国民も、燃えないはずはないでしょうね・・・・・
初戦で歴史的な快挙をおさめたオールジャパン、惜しかったな~これを機会になんか作って世界に日本文化を広めて欲しかった・・・・・・とか完全に後付ですけどね(汗)
な~んて厚かましい考え、全身全霊をプレイに捧げている選手たちには、そんなきな臭い、商業的な考えは持っていないし、それどころではないのでしょうが(汗)
「商業的」といえば、オールブラックスのハカ。
もともとは先住民であるマオリ族の儀礼のひとつでもある伝統的な踊り。
今ではオールブラックスの象徴と呼んでも過言ではありませんが、あまりにも商業的になりすぎた為に、新しい第二のハカを作った、、、、、
・・・・・・・という経緯があります。
伝統的な民族の踊りを真似をされたり、(日本でもCMありましたよね(笑))ミュージシャンが勝手に取り入れたり、真似ることによって、
「文化」 を破壊される・・・・・・・
それだけこのハカは民族のルーツを再確認する重要なものでもあり、「文化を破壊される≒民族を解体される」 と本能的に感じておられるのでしょう、、、、、素晴らしい。
そのために、オールブラックスの踊る「カマテ」は、その起源であるナティ・トア族に承諾を得ておりまして、、、、、、、、
現在でもラグビーの練習の間に選手全員必修で、マオリ族の文化を学ぶ時間を設けたり(文化顧問もいたりする)、その精神を継承するべく特別なメンタル・トレーニングを繰り返すなどして、ハカを舞うに相応しい選手になろうと努力を重ねているらしいです。
「チームが強い」というのは各選手のフィジカルももちろんそうでしょうが、やはり精神的な統一感と申しますか、狩猟民族としての 「心技体」 を肉弾競技でフル発揮している代表が 『オールブラックス』 のような気がしますけどね~
『気合いだ!気合いだ!』 といえばどうしてもアニマル浜口さんが頭に浮かんでしまう管理人ですが(汗)
科学や文明が発達した今でも、最終的にはやっぱり 「体系づけられた精神論」 も必要じゃないかと感じております。文化からくる精神論なら、だんとつで日本民族も負けていないと思いますけどねっ!農耕民族ですけどねっ!
ニュージーランドの「War Cry」(戦いの前に踊る儀式)をはじめ、各部族由来の伝統儀礼は黙認されております。
また、静かにハカやその他の「War Cry」をうけて立つ、相手選手もカッコいい。
しかし、やっぱりされたチーム側としての、「精神的な不利感」 は否めないんですよ。。。。。
今でも試合前のグランドで行う円陣のさいに張り上げる大声は、「それで決まるから、全力で大声をあげろ!」 と子どもたちには叱咤激励しておりますし!
今はもうないですけど(苦笑)自分たちの時代の教えは、
「試合前の整列時には、相手チームの自分と同じポジションのやつが並ぶから、相手の目をにらんで絶対にビビらせろ!相手が目をそらしたら、その試合は勝てるから!」
「試合前から負けるなよっ!!」
と威勢のよい声から、、、、、、
「最初にタックルいく時は、すぐに立ち上がって○を踏め!」
「最初にタックルされた時は、膝を折って相手の△にねじこめ!」
・・・・・なんて犯罪まがいのことを教わっていましたけど(かなり危険なプレーですので、今は絶対にやっちゃダメですよ~(汗))
本当にこれで勝つかどうかが決まるんですよね、とにかく最初にビビったチームが負け。
本来はそんなに美しいスポーツとはちょっとかけ離れて、、、、、もっと闘志むき出しの、コーチも選手もドロドロとした危険の多いスポーツですが、それだけによりスポーツマンシップが必要な競技じゃないでしょうかね。(一応イングランド発祥なので、紳士のスポーツ系でもありますし(汗))
ちなみに動画をみてもらったら分かる通り、オールブラックスのハカの並びは、
・ 掛け声の士気をとるリーダーはマオリ族の血をひくもの
(人種差別になりますので、公式には ”その日の心身の状況で選ぶ” となっております。時代とともにこれは緩和されているようです)
・全員で「槍」の形をとって、一番大柄で覇気のある選手が真ん中中央、外側後方へなだらかに下がっていき(そのため、外側ほど小柄な選手となります) そしてさらに両サイドには屈強な男。(自分たちの仲間を守る、強い意志を表わしているとされている)
だそうで・・・・・・これに対抗して、ハカを受けるチームも
・自民族に伝わる「War Cry(戦いの舞)」で対抗する
(1905年に渡英して披露された「ティマタンガ(当時のナショナルチームのハカ)」からハカは有名になったのですが、当時の試合ではオーストラリアならアボリジニの闘いの掛け声、南アフリカならズールー族の闘いの舞、という具合に各国の代表チームが試合前に先住民族の舞などを披露していましたが、現在のハカはその名残だそうです)
・肩を組んで、気迫に負けないようにこちらも心をひとつとする。または、ハカがはじまったと同時に前進していき、立ち向かう行為によってこちらの闘気を燃やす
(動画であるとおりですね!)
・ハカの最中はウインドブレーカーを着用し、ハカが終わったらそれを脱いでこちらも心を切り替える
(現在のところ、日本代表はこれで対抗しております!)
相手によっては、オールブラックスのハカののち、すぐに試合をはじめず時間を引き延ばし作戦(充満した闘気を減らす)を実行するチームもちらほらと(笑)
そりゃ~相手の気が充満しきったところでぶつかりあうデメリットは必要ないですもんね・・・・・・・これも少しでも 「勝ち」 の可能性をあげるためなのです。
動画の中でもチラホラでてくる 「首をかっ切るポーズ」
「”敬意を含めて”とかいっちゃってるけど、やりすぎじゃね?!」
と、これも世界のナショナルチームから一時期、非難の対象になりましたが、、、、、
NZのラグビー協会の弁解では、
「自分の肉体と魂に命を吹き込む行為をあらわしている」
「自分の命に代えても、、、という覚悟のあらわれ」
などと、意味不明な供述を繰り返しており、、、、、ではなく、そういう苦しい言い訳をしているのですが、やっぱり頭に血がのぼっちゃってる、やんちゃな選手はやっちゃうんでしょうかね~(苦笑)
※ これも注意され、今年の大会から 「胸の前で切る」 に変更になったと聞いておりますが・・・・・はたしてそれが守られているのか、楽しみのひとつでもあります(笑)
グランドに入る前の一礼を変更して、「二礼二拍手一礼」。
「首をかっきるポーズ」 には、九字の印でもって切り替えすっ!
自分はコメントでもいただいたように ”四股を踏む” に一票ですね(笑)
これは素晴らしいアイディア!いつかラグビー協会のエライ人にあう機会があったらぜひ提案させてもらいます!
そして管理人は今、鑑定前の 「気合い充満の踊り」を絶賛、考案中。。。。。
・・・・ってか、神棚あるならふつうに祈れよ。って感じですかね(苦笑)
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コメント:5
- なみ 15-09-23 (水) 18:00
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あはは(笑)
ほんっっと村雲さん好きです!(笑)
鑑定前の舞い、みんなで考えましょうか( ・∇・)
伝統と言えば、以前独りぼっちでインド旅をしたとき、ガンガーのほとりで「プジャ」という神様へ捧げる祈りと舞い?を見てきました(*^^*)
それはそれは幻想的で、時間が経つのも忘れ、すっかりと魅了され・・・真ん中の人男前すぎるぅぅぅ!てな感じで(笑)
魂のこもったものというのは、どこの国であろうと心に響くんですね~死ぬまでにもう一度、男前を…じゃなくてプジャを堪能しにインドへ行ってまいります♪
あぁ~なにを書いてるのかわからなくなるほど、何かが込み上げてきます(笑) - 名無しのゴンべぇ 15-09-23 (水) 18:44
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日本の国技は「相撲」だから、ハカに代わって、日本は○○型~、とかどうですか?
これから、試合に挑む、一緒のチームメイトと何かをするから、士気も高まると思います!
「氣」って、目には見えないけど、感じるもので…
相手チームを威嚇する意味もあると思います
氣がないと、勝てそうな感じるしますから…
鑑定の前に、神様を喜ばせる事をしたら、神様から楽しくお言葉を頂けるんじゃないかなぁ… - hazuki 15-09-25 (金) 16:16
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こういう記事が意外と好きだったりします、笑
村雲さんおもしろい~!(*^─^*)
私も動画を見て鳥肌がたつぐらい感動しました!
かっこいいですよね~!
ある動画では日本代表のキャプテンが「ハカを見ると自分たちも気持ちが入るのでやってくれた方がいい」と言っていました。
精神性の戦い?
日本も負けてないな~と思ってまた感動。笑
村雲さんも動画見て気合入れて鑑定がんばってくださいー! - 管理人 15-09-25 (金) 22:41
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なみさん
お一人でインド?!なみさん、活発な方だったんですね~それは凄い勇気ですよ!神様にささげるものって、なんであんなに神秘的なんだろう・・・・・日本も各地で活発化してくれれば、また日本の神様も元気だしてくれるんじゃなかろうか・・・・・
名無しのゴンべぇさん
神様を喜ばせたら、、、、、そうかも知れませんね(笑)でも、本当に神様が一番よろこぶことって、言葉をもらった人が勇気をだすことじゃないかな?自分はそう思いますよ(笑)
hazukiさん
ありがとうございます~日本、二戦目負けちゃいましたけどね、まだまだ試合は続きます!次は10月1日、テレビの前でみんなで応援しましょう!!! - なみ 15-09-27 (日) 23:31
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村雲さん、インドに惹かれて七年越しの夢の実現でした♪
あの頃は怖いもの知らずで、宿も決めずに持っているものはパスパートと多少のお金と航空券だけ・・・
次に行くときはちゃんと宿予約してから行きます(笑)
やはり、魂の輝きが違うんでしょうねぇ。。。
美しいものを見ると一瞬心が真っ白に洗われますね。
だから自然大好きぃー!