天使の分け前と、純米酒

う～ん、今日はちょっと飲みすぎたのかな、、、、いつもは酒飲んだらスカッ！と寝ちゃえるのに、今日に限ってなかなか眠れない（苦笑）もう酔いは醒めたはずなのに。

大阪でお世話になっている方から聞いた話です。

「⚪︎⚪︎さん、なんでお酒の金額がこんなにも違うんですかね？」

管理人が尋ねると、

「”天使の分け前”（”天使の取り分”とも呼ばれる）って知ってるか？」

お酒のウンチクなら右に出る人はいないであろう、その方は教えてくれました。

樽の中で熟成していく洋酒は、水分やアルコールが蒸発して目減りするため、時が経てばたつほど樽の中の量が減り、その分高価になっていく。そして、減っていく分を「”天使の分け前”（”天使の取り分”とも呼ばれる）」って呼ぶんだぞ・・・・・・と。



今日は古きよき友だちと美味しく酒を飲み、どうしても過去の話になっちゃいましたが、、、、、、

懐かしいとは思いつつ、過去に特別にセンチにもならず、未来に背負わず。過去を遡るのもまだ「早い」と感じてしまう自分がいますし、未来に全力で身ぶるいするほど、若くはない（苦笑）でもこれはこっそり狙ってますけどね（爆）

ここ数年は、涙がでるぐらいありがたい体験をいただきましたが、まだ自分は何もしていない、、、、すべては与えられたもので、まだまだ自分はやれるし、やりたい。一緒にお酒を飲んだ人たちもきっと、そうだと信じています。


でも、時々こうして古い友達と酒を飲んでいると、過去を振り返った時にこの教えてもらった「天使の分け前」を思い出してしまう・・・・・・

その”存在”（現象？）は確かに存在するものですが、それは”時間”という形で自分の人生から失ったものなんです。

そのお陰で、味は凝縮され、熟成という形ではじめて「天使の分け前」が存在することになる。


でも「洋酒」は若干、苦手な管理人（笑）

やっぱり、飲んで「美味しい」と感じるのは（あまりいける口ではありませんが（汗）） 日本人なら、やっぱり『日本酒』でしょ！（笑）


吟醸、純米酒、醸造などなど。ほとんどの違いは、お米の精米歩合とアルコールの添加量、製造過程の違いと記憶していますが、旨いものは旨い！でもやっぱり「純米酒」が好きかなぁ〜なんと言っても純粋な米の酒なんで（笑）

日本には概念上、天使はいませんので男はやっぱり日本酒！そして純米酒！

みんな「お米」からはじまり、いろんな過程（経験）を得ていろんな酒となっていく、、、

寝かせられて、過ぎさった過去を天使の分け前と呼ぶ人生より、未来を語りながら安い日本酒をちびちびやる方がしょうに合ってるようです。。。


そんなこんなで日本酒を飲む時は特別な人との時間以外、飲みたくないのが管理人のささやかなこだわりです（笑）


いつかはゆっくりとウィスキーでもかたむけられる男にはなりたいですけどね（笑）その時はまたひと味違った特別な人と一緒に味わうのだろうか、、、

天使でも九十九神でもどっちでもいいんですが、とりあえず減らすより付け加えていけよ！・・・そう単純に思った1日でした（笑）

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