- 2015-06-23 (火) 21:22
- その他
すみません、これも以前より依頼されていた記事をようやくアップ・・・・・
「先輩すみません。”神道”に改宗したいと言われる方が多いんですが、どうやったら改宗できるんですかね?」
「えー村雲君、神職の資格とる際に”改宗届け”なるものを提出しなかった?」
「・・・・言われたんですが、とりあえず推薦状で乗り切りましたが。」
「・・・・うん、そんな感じ。」
神道は結構、ゆるゆるなんですが(なんせ氏神神社地域内では勝手に氏子さん(信者)扱いですからね・・・・・)大変なのは、今お世話になっている宗教への届け出の方が大変だと思います。
ちなみに文化庁によれば、信者数の多い上位20位までの宗教ランキングは以下の通りです。
「順位」「教団名」「団体数」「所在地」「信者数」「 教師数」の順です
1 神社本庁 79,012 東京都 68,053,757 21,674
2 幸福の科学 1 東京都 11,000,000 10,343
3 創価学会 1 東京都 8,270,000 2,600
4 浄土真宗本願寺派 10,280 京都府 6,940,967 32,212
5 浄土宗 7,071 京都府 6,060,900 10,845
6 立正佼成会 591 東京都 4,288,466 83,184
7高野山真言宗 3,515 和歌山県 4,108,500 3,414
8日蓮宗 5,172 東京都 3,853,592 8,270
9天理教 35,797 奈良県 1,635,486 168,089
10霊友会 3,017 東京都 1,577,086 2,936
11曹洞宗 14,581 東京都 1,553,418 16,337
12天台宗 3,342 滋賀県 1,530,000 4,272
13佛所護念会教団 14 東京都 1,434,177 4,642
14顕正会 1 埼玉県 1,350,000 200
15真宗大谷派 8,800 京都府 1,310,000 33,000
16出雲大社教 225 島根県 1,260,603 8,277
17真言宗豊山派 2,647 東京都 1,208,687 3,225
18世界救世教 706 静岡県 1,031,506 4,346
19パーフェクトリバティー教団 448 大阪府 1,009,722 650
20妙智会教団 11 東京都 957,099 3,238
一位はやっぱり日本の国体でもある『神道』。
ただし、『神道(神社庁)』といっても一つの宗教団体、「団体数」の79,012とは簡単にいえば、『神道(神社庁)』という名の宗教団体に包括されている「神社の数」となります。
「神社庁」について⇒「今日の日に想ふこと(葦津珍彦(あしずうずひこ)さん)①」
・・・・・まぁビックリすることに、20位以内の信者さんを全員足しただけで、日本の人口を上回ります(笑)
※ちなみに、日本の宗教法人の数は平成19年12月31日現在で「182,709」であるそうです・・・・これ全部、信者数を足したらどうなるんだろ・・・・
・・・・・まぁそれだけ把握できていないか、いい加減なのか、一人につき幾つもの宗教の名簿に名前があるのか、、、、、興味のある方は個人で調べてもらうとして、実情はこんな感じ。
で、今回は 「他宗教」⇒「神道」への改宗方法について書かせて貰いますが、、、
○ 今入っている宗教団体に「改宗届け」を提出
(これが宗教によっては一番面倒・・・・・)
○ 家に神棚をセッティングする
○天照様のお札を祀る
・・・・はい、これであなたも神道の信者さんです(笑)
「神道」は国の国体だけあって、心ある信者さんならどなたでも引き受けちゃいますので(キリスト神社なんてものも存在しておりますので・・・・) 家に仏壇があっても、そこまでやかましくは言わないと思います(ちなみに本来は”祖霊舎”となります)
亡くなった後の『遺骨』は、いくら神道でも納骨堂に納めないといけません。
今は各神社でも、「宗派は問わず」神社内にある納骨堂に遺骨を納めることができます。(福岡では、太宰府天満宮や紅葉八幡宮、糸島の産土神社などがあります)
昔はね、家に神棚&仏壇があるのが当たり前だったし、例えば家には仏壇はあっても商売をされている方なら、お店や事務所に神棚がある・・・・・なんてのも当たり前。
一応、形としては「神棚」を用意させてもらったりしておりますが、これも個人的には特別に必要ないかと、、、、、
ただし、むき出しのままの神札は神様が可哀想なので、念の為には一応、紹介させていただいております。
これが、「他宗教」⇒「神道」への宗旨替えなのですが・・・・・・
分からないことがありましたらコメント欄でご質問ください。
自分も分からないことは先輩に確認してみますので(笑)
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コメント:7
- 金シャチ 15-06-24 (水) 10:36
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おはようございます。
待ってました!
我が家にも宗旨替えしたい人がおりまして・・・
『俺の葬式は神道でやってくれ!お骨は今まで旅行した所に散骨して
自然に返してくれ』と夫が希望しております。
以前より仏教に疑問を感じていた(らしい・・・)夫は昨年一年間、各町内で割り振られる氏神様のお世話係をさせて頂き、その想いがいっそう強くなった様です。
夫曰く
『自然に畏敬の心を持ち、八百万の神を身近に感じ共に生きる・・・
そんな考え方が一番しっくりきて落ち着くそうです。』
この意見には賛同しますが、お葬式の事や自宅にはお仏壇もあり
祖霊舎はどうするの?命日のお勤めは?と現実的な事が気になり
快くあなたの希望通りにします。とはまだ言えない嫁でございます。
「散骨は子供に頼んでおいてよ~」と笑いましたが
散骨旅行に掛かる経費を残しておいてくれたら考える。と現実的な答えが返ってきました(笑)
そもそも - 金シャチ 15-06-24 (水) 10:58
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アレーッ!!!途中で送信してしまいました。
そもそも仏教徒になった記憶はないし・・・
生まれてから、お宮参りをして、結婚式は神前で・・・
厄払いも神社で・・・
何でお葬式と年忌のお勤めは仏教なの?
神仏習合の名残?マッカーサーの作戦?
このあたりが、しっくりこない理由でしょうか、
過去記事で神仏習合についてあったと思いますが、知識とか理解ではなく『しっくりこない・・・』のは考えすぎでしょうか? - らぶりん 15-06-24 (水) 14:55
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先日、こびとのことをコメントさせて頂いた者です。
この記事の内容とは関わりありませんが、ネットで色々調べてるうちに日月神示という物を見つけてしまいました。
ご存知でしょうか?
地球の異変や日本と外国の関係がおかしくなってきたのは薄々感じていましたが、これで神様が予言されてるということで、だいぶ当たってるようでとても怖くなってしまいました。
このようなことで神様からお聞きしていらっしゃいますか?
どのようにお考えでしょうか? - catherine 15-06-24 (水) 21:27
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村雲さん、こんばんは。
コメントは久しぶりですが、いつも拝読しています。
うちは浄土宗ですが、神棚があります。それもっごい古いです。母が仏壇と神棚に、毎朝お茶とお水をあげています。母がいない時にはわたしがします。それをしないと、家人はお茶を飲めません^^;
日本は神道が一位なんですね〜。知らなかった。てっきり浄土真宗だと思ってました。
神社はいいですよね。やはり、一歩境内に入れば空気が違って、エネルギー貰ってると感じます。なんでしょう、お寺に行ってもそんな感じはしないのに^^; ははは、法然上人様すみません。
また桜井神社へ行こうかな⁈ - そに 15-06-26 (金) 0:01
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村雲さん
もうちょっと具体的に教えて欲しいのですが
家にある仏壇から祖霊舎へと変更したり、
仏式のお墓から神式のお墓に変更したいなと思った時は
どういったSTEPを踏んでいけば良いのでしょうか?
仏壇は位牌ですが、祖霊舎は霊璽だし・・・。
もし可能であるなら、仏壇から祖霊舎への変更は
心を尽くしながら自分自身で行ってみたいなと思っているので
アドバイス頂ければ幸いに思います。
よろしくお願いします。 - 管理人 15-06-26 (金) 11:25
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金シャチさん
「しっくりこない・・・・」よくわかりますよ(笑)それを解決するために、日本国では 『信教の自由』 というのが法律で保障されています。簡単な言葉にすれば、「あなたが一番納得するのを、あなたの責任で選んでね。」という法律。「祖霊舎はどうするの?命日のお勤めは?と現実的な事が気になり」 祖霊舎は神棚扱いでOK。命日は一年祭・三年祭など地方によっては違うのですが、氏神神社や近くのお宮の神職さんを呼ぶのもよし。自分もよく呼んでいただき祭りを行っております。これは地域によっても回数が違ったり、またやらない方もほとんどじゃないかなぁ・・・・・・扱いは仏教でいう法事と同じです。一番大切なのは、「ご主人がどこまでやりたいか」・・・・・結局は、信心に帰結することがほとんどなので、今の段階では答えがでない・しっくりこないのは残される側としては当然かと。「祭り事」と「政」は切っても切れません。「神仏習合は何のためか?」と言われれば奈良飛鳥時代までさかのぼり、『国体を維持するため』 となる気がします・・・・もしくは既成利権にがんじがらめとか(笑)長くなりましたが質問の答えになってない場合は、再度お願いいたします!
らぶりんさん
これは記事にさせていただきますね~
catherineさん
自分も実は神道が一番信者数が多いとは知らなかった・・・・・・まぁ、各団体の自称的な公表ですからね~「信者」の定義がまた曖昧で(神道での”信者”とは、その団体に精神的に、物質的に(喜捨金)協力的で、それを認められる人、、、、って確か法規には書いてあったかな?)、それを文章化すれば結構リアルでえぐい話だったりします(苦笑)神道の場合は、「神社庁」が管轄・包括しているすべての「神社」に含まれる「信者さんの数」になりますからね、、、、簡単にいえば、8万社近くの正月の参拝者=信者の数。でも嘘ではない話になります。
そにさん
こんにちはそにさん。了解です、これも記事にまとめます。 - そに 15-06-26 (金) 22:41
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村雲さん
忙しい中、お手間を取らせてしまいますが
和の国の民として、和の文化を学んでいきたいと
考えているのでよろしくお願いします!