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厄年や厄祓いについて。

 厄年や厄祓いについて。書き上げかけた大作の途中、もうすぐ終わる状態のまま一気に文章が消えちゃった(消しちゃった)ので、正直、心が折れかけておりますが・・・・・今日は、厄年の意味や意義について。それから「厄年って気になる?」の記事へのたくさんのコメント、ありがとうございます。

本題に入る前に、東京出張鑑定にお申込みくださいました皆様、誠にありがとうございます!忙しくてパソコンと向き合う時間に制限があり、メールがトビトビになってご心配とご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。

さて、本気で気をとりなおして・・・・・厄年や厄祓いについて。これは霊能者として、神職として、私見としての三通りで書かせていただきます。もう本当に泣きそう・・・・・



まずはじめにお伝えしたいことは、管理人そのものが「厄祓い」に行ったことがありません(汗)

「信じていない」「面倒くさい」「玉ぐし料がもったいない」

・・・・・いえいえ、そんなことではありません。なぜかと今しがた、自分も考えていたんですが・・・・これと言って理由がないのですが(苦笑) 強いていうのならば、行かなくても大丈夫だろうという、根拠のない自信かも知れませんね。


「厄年は本当なの?お祓いに行った方がいいの?」

そう聞かれれば、霊能者としては・・・・・・・

「気になるのなら、行った方がいいんじゃないですか?行くに越したことはないですよ~」

これがいつも言ってるセリフです(笑)「気にしなくていいですよ!」といったところで、責任もとれないし気になるから聞いてくださったのだろうし・・・・・それなら、行ってお祓いした方が「もしかして、厄祓いに行ってないからこうなるの?」・・・・・と、考え続けるよりは健康的かなぁ~と。

神職としては。

「厄年」とは、そもそも守り導いてくださっている神様への感謝の心。そして厄を祓って、今からのお導きと健康を祈願する大切な祭事。日本人なら神道の心を大切に、ぜひお祓いにいきましょう。それに厄年は大抵、体や精神に不調が出やすい時。厄祓いを機に気持ちを入れ直し・・・・・・・うんぬん、かんぬん・・・・・・・・・・

それとプラスして、

皆様の、神様への想いや心が現代では初穂料や玉串料といった浄財となって、それが神様をお世話し喜ばせる役の私たちのお給料に・・・・・ゴホン、ゴホン、、、、、、

といったところでしょうか(笑)


それをすべてごちゃ混ぜにした、管理人の個人的な見解。

おそらく行ってどうこうよりも、「厄」や「厄祓い」をどう捉え、どう向き合うか。

・・・・・・が重要ではないかと考えます。

「厄年」とは、いくつか諸説はあるのですが元々は人間の現実的な体が悪くなりやすい時(体の構造が違うから、男性と女性の厄年が違う)が一般的。他には、昔は神職がいない神社や、皆でお世話をしていた時代が多かったので、

「あぁ~今年はウチが(神職の)役まわりの年かぁ~」

ってことで、「役=厄」が定着して厄年になった所以である、、、、、まぁ、「役」が「厄」になるぐらいだから、正直、大変な役で・・・・・・少々、うっとうしかった・・・・・なんてことは口が裂けてもいえませんが、そこそこ面倒だったのでしょうね(笑) 子供がかよう学校のPTAの役員程度には(苦笑)

ただし、言い換えればそれだけ普通の人たちが神様と近い距離にいたということです。

厄祓いには行ったことのない管理人ですが、不思議と家族関係での神社の祭事にはよく行きます。行けば落ち着くし、自分の祝いごとは神様と一緒に喜んでもらいたい。

結婚を決めた時には神様と、神前式を挙げさせてもらった神社さんの宮司さんへのご挨拶。神前式。式が終わって生活が落ち着いたら、お礼のご挨拶。妊娠した時に報告。犬帯の日。初宮参り。おそらくこのペースで餅踏みが終わって落ち着いたら、そして七五三もいかせていただくと思います。

別に神前式で神社にお金払って、その後にまたご挨拶にいく理由は本来、ないのかも知れませんが・・・・・披露宴に来てくださった親族にお礼を伝えて、神様に伝えないっていうのもなんだか筋が通らない気がします。

そして、なぜ行くかというと・・・・

そう、「安心」したいんですよね。

安心したい。結局は、すべて「自分のため」なのです。


「行けば不思議と安心する。」

これほど根拠がなくて、安心できることって本当にすごいことだと思いませんか???

これが昔から日本に根ずく、よりよい豊かに過ごすための文化。。。。古来の人があみ出した、「神様との距離を縮める方法」 だと思うんです。

間違っても、神社にいってご神木にペタペタ触ってパワーもらいましたっ!とか・・・・・・個人の勝手ですが神様が喜ばれるのかというと、おそらく喜んではいないでしょ。。。。




行くか迷っているぐらいなら行って欲しい。

お祓いはもちろん歴史や文化の勉強にもなるし、なによりも神様との距離感が近くなる。いろんな自然をみながら、非日常を感じながら、足を運べるよろこびと神様そのものを心で感じて欲しい。


だって、「困った時の神頼み」にしても、神様も困ると思いません?(爆)

自分ひとりなら人生や運命と戦っていく自信はあります。自分ひとりなら何とかなると思っていることも、やっぱり嫁さんや子供のことを考えるとですね、、、、、


ちょっと、視えない世界なだけにみんな「厄」という言葉に負けてしまっている気がします!まぁ勝ち負けじゃないんですけどね(爆)

自分たちは生まれてきた以上、ほおっておいても人生や運命に立ち向かわないといけない宿命ですし・・・・・たしかに、それを「厄」と捉えればそうなるのでしょう。

皆さんのコメントを読んでも数名の方が書いてくれてましたが、「厄そのもの」をあんまり大げさに(余計、困難に)捉える必要はないと思いますよ~「厄祓いにいかないと、身内に不幸が・・・・・」なんてことはまず、あり得ません(苦笑)

必要以上に「厄」に負けてしまった人の嘆きか、現実的に誰かが体を壊せば、必然的に家族に迷惑はかかりますしね~それがこの迷信の原因では?


お祓いして、祈ってもらって、神様に喜んでもらって、神様に覚悟や決意をご報告して、自分自身が安心して・・・・・・・その安心感の中で、はじめてできる限りの余裕をもって、全力で人生を切り拓き、運命を勝ち取っていく。これが村雲式っ!


そう考えると、

「厄年って本当にあるんですか?」
「行ってお祓いした方がいいですか?」
「厄祓いしなかったから、悪いことが起きてるんですか?」

・・・・・・この質問に対しては、


「厄年はあると思います。が、”厄年だから・・・・・” はおそらく、関係ないんじゃないでしょうか。でも、どうしても気になるのなら行ってみたらいかがでしょう?」

・・・・・これしか言いようがないのが、正直なところです(笑)

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コメント:10

千恵 15-03-21 (土) 17:51

春分の日、こんにちは(^^)

個人的に厄年より怖いと感じて、信じているのは、
年、月、日に影響する「空亡」です。

その他の占いや、厄年関連は気になりません。
(あくまでも、個人の経験と感想です)

母は、厄払いをイベントとして楽しんでいます。
名目は「厄払い」ですが、実情は温泉旅行ですから(笑)

エビフライ 15-03-21 (土) 21:05

厄年の記事を、書いて下さってありがとうございます。
わたしは、厄年が何歳かもあまり興味がなく来ましたが、振り返れば、人生の中の良くない出来事が、全て厄年に掛かっていたことを後から知って、厄除けに行けば、避けられたのかも。。と、ずーっと後悔していました。
村雲さんが、厄祓いに行ったことないってお聞きして、なんだか安心しました。
わたしも、基本的には、良い報告と、そのお礼をお伝えする為にお参りにいく派です。
多忙中でも、やっぱり記事が更新されていたら嬉しいですが、無理なさらない様にーー

ちゅみ 15-03-21 (土) 21:39

村雲先生の今回のブログを読ませて頂いて思い出した事があります。

私が15歳の時、父方の実家(岡山県)がその年の役回りで、秋に実家のその家でお神楽が行われるという事で、家族親戚友人とで福岡から多勢で里帰りをした事があります。

お神楽の夜は村中から沢山の人も来られていて、神事の様な事が執り行われ、その後飲めや歌えの宴会となりました。
最後は衣装を身に纏った数人が舞いを披露し、お餅を盛大にまいて宴は締めくくられました。

父方の実家はかなり田舎で数年前まで座り棺で土葬が許されていた地域です。

その時は役回りというのが何の事やら分かりませんでしたが(正確には今日までですが^^;)村雲先生が書かれていた役回りの名残りか、そのものだったのでしょうか。

今はその土地で後を取る人間も無くなりましたし、その様なお祭り?も無くなってしまったのか、それが最初で最後のお神楽となってしまいました。

15歳のその時は、異世界へ来ている様な空気感だけを感じていて、楽しいとは思えていなかったように記憶しています。

今こそ、あの時のあの場所にいたいです。

昔はもっともっと神様が生活に密着していたのですね。
「そんな事をすると神様に叱られるよ!」
大人のその言葉を本当だと聴く子供ばかりでした。

また話しがずれてしまいましたm(_ _)m

haru 15-03-21 (土) 22:56

うんぬんかんぬん、、、、ゴホンゴホン、、、、(笑)

(^^)村雲さんは楽天的で面白い♪

ここ数年、ツラくて悲しい事が多く
心が荒みがちでしたが
明るく前向きに過ごそう。。。

元気を与えて下さり、ありがとうございました!

名無しのゴンべぇ 15-03-21 (土) 23:49

「行けば安心する…」

仕事が早く終わり、久しぶりにいつも行く神社へ行けば…

結婚式をする前で…
記念撮影やなんやで、追い出されるように帰って来ました(大泣)

祝詞聞きたかった~

神社の関係者の方居たのに「すいません」の一言もなく…
邪魔!さっさと帰れ!ばりの雰囲気…

ジャリ銭より結婚式の方がお金になるから?

石段息切らせて行ったのに…

管理人 15-03-27 (金) 12:48

千恵さん
「厄祓い」という名の温泉旅行、、、、これ最高じゃないですか!(笑)そして、それも一つのまっとうな「厄祓い」・・・・・「空亡」は初めてききました。今度、調べて記事にしてみますね。

エビフライさん
過去は”リサーチ”であって、未来への”建設的な計画”には成りえないのです・・・・・あまり引っ張られず、素敵な未来を構築していってくださいね。応援してます!

ちゅみさん
「15歳のその時は、異世界へ来ている様な空気感だけを感じていて」・・・・・実はこの経験だけで十分だったのかも知れませんよ(笑)それがすべての基になる体験だったかも。今はその感覚すら、味わえない時代になってきましたからね。時間がある時は、神社の神楽に足を運んでみてください。あれも、形をかえた異世界です!

haruさん
いいえ~あんまり書いちゃうと、真面目にされている神職さんたちにも申し訳ないからですね(苦笑)あくまでも私見が限界まで述べれる日記ってことで(笑)

管理人 15-03-27 (金) 12:54

名無しのゴンべぇさん
ごめんなさいね、神社によってもいろいろで。誤解を招くような書き方だったんですが、ホンの少し神社の肩を持てば、、、、、、結婚式の場合は『契りの儀式』でもあり、正式な「祭祀」に含まれます。「祭祀」とは、神様を喜ばせたり、誓ったり、神様と共に過ごす大切な時間・・・・・。それを行う施設が「神社」であり、普段はそこを「開放」しているんですね、どなたでも使っていただけるように。

人の願いや祈りは神様からみれば、皆平等という位置づけなのですが、これが「神様のため」また「特定の方のため」(=祭祀や祈願)ならば、その為に決まった供物をならべ、正式な祭りとなり、神様に降りて頂いてきている 『ハレの日』 なので、どうしてもその性質上、ご遠慮いただける範囲でいただくのが正式な参拝方法となります。

名無しのゴンべぇ 15-03-27 (金) 23:08

(笑)

昨日かなぁ?
また、懲りずに行って来たんですけど、観光客がいっぱいで、直ぐに帰って来ました(笑)


無宗教なので、1つ勉強になりました!

ありがとうございます!

ちょっと、意地悪すぎたなぁ~

エビフライ 15-03-29 (日) 22:43

わ〜。ありがとうございます!
わたしも、極々微力ながら管理人さんの目標を応援しています。
京都では、たいへんお世話になりました。(雪の日に。)

管理人 15-04-06 (月) 0:31

名無しのゴンベぇさん
長い目で見てやってください(苦笑)

エビフライさん
雪の日、すみません・・・昨日食べた昼ご飯も覚えきれない、残念なキャパの頭でして(泣)

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