ついさきほどまで福岡のお客さんをみて、家に帰ったらちょうど「トトロ」と「猫バス」の登場シーンがっ!!いや~やっぱりトトロはいいですよね~なんであんなに生き生きしてるんだろ。トトロ、いい!ジブリ、いいっ!!
・・・・としょっぱなから話はずれましたが今日は『祝詞』の話。
これは先月の出張鑑定の際、「正しい祝詞」について質問してくださった方がいらっしゃいまして・・・・その質問の答えを神様からいただいた時、個人的に「うおっ、これすげっ!!いつか記事にしていいですか?!写メ撮らせてもらってもいいですか?!」って興奮してお願いした、「いつか記事にさせてもらいます!」と約束してた件です(笑)
祝詞。のりと、いわいことば。
普段、神社でお守りを受け渡ししたり、ご朱印帳を書いたり、掃除したり世間話をしたり・・・・あ、これも忘れてはいけない「神様にお仕えさせていただく」噛み砕けば「そばでお世話をさせていただく」。これが神職としての仕事なんですが、忘れてはいけない”仲執り持ち(神様と人を繋ぐ役、祈りの言葉を神様によりわかりやすい言葉で伝える役)”も、もちろん大切な仕事の一つです。
その際に、神様に分かりやすく祈願者の願いをお伝えする。その願いを『大和言葉』に変えてお伝えする。
その言葉(文章)が「祝詞(のりと)」と呼ばれているものです。
かくいう管理人も、個人的な祈りから神祭の際に。筆書きをさせていただく前に。よく『天津祝詞(あまつのりと)』は挙げさせていただきます。その他でも神社庁で嫌というほど挙げさせられる、、、、じゃなかった、お教えいただく!(爆)のは『大祓詞』など奏上させていただきますが、基本的に「祝詞」といえば実はあれ、「その都度、祈願者の想いをそのまま言葉にかえる、言葉を”作る”」というのも祝詞のひとつの形です。
・・・・といってもですね。あまり大きな声ではいえませんが、迷ったら『祝詞全集』やらその他、
「祝詞を作る際に参考となる例題集」
なんかも多数、存在しておりまして(笑)これがめっちゃありがたいアイテムになります!(爆)だって、一回一回作ってたら時間もございませんし(神様、参拝者の方ごめんなさいっ!)だいたい各神社、もしくはそこで奉職させていただく神主さんによっても、「これを基本にして・・・・・」なんて、少し言葉をかえるだけでオールマイティに使える祝詞なんてものも存在しております。
昔の神職さんは、このようなカンニングペーパー的なものは存在しなかったはずなのでゼロから皆さん、作られたと祝詞作成の授業の時は幾度と自慢話をされたわけですが・・・・・
・・・いや、本当にゼロから作るのはもう大変なんですよ!!短くてもダメ、長くてもダメ。失礼があってはいけない、紙に書くときにご神名は下のほうに書けば失礼になる、、、、それでも大きな神祭の際は今でもその都度、作られている筈ですよ~そして、それが「良い祝詞」であれば、また次に続くものたちがちょっと真似をさせて・・・・・・いやいや、参考として学ばせていただく。どんどんと、良い祝詞が残っていく訳ですね、これも伝統として。
管理人の「霊能者」としての立場上、祝詞に関して一番多い質問が、
『どの祝詞が良いのですか?どれが一番、”効果”がありますか?どれが届きやすいのですか?』
・・・これね、答えを先にいいますと「どれが一番良い」「届きやすい」「効果がある」なんてものは存在しませんから。。。。。。
どんなに間違えず大和言葉に変換しても、リズムがよくても、結局は「奏上する際の想い・真心」にかなうものはないと、個人的には考えております。(それとは別にして、「神様に粗相がないように、きちんとした祝詞を知りたい!」とのお気持ちはよくわかりますよ~)
確かに「言霊」は存在するのですが(「言霊の不思議 ①」)、心を忘れてそちらに気をとられるのもまた意味合いが変わってきますよね~
すみません、話が長くなってしまって(汗)・・・また夢中になってしまった。。。。
次こそ本当に(笑)実際に神様からいただいたお返事と、その訳を特別に記事にさせていただきますね!
つづく。
- 次の記事: どの祝詞が一番、神様にとどくの?②
- 前の記事: 京都勉強会のお知らせ!(7月25日(金))
コメント:2
- タカハピ 14-07-12 (土) 7:53
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「祝詞」がキター!と思ったら次回に続く…。
こうやって読者の気持ちを引っ張るのですね。 - 管理人 14-07-17 (木) 1:02
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タカハピさん
いえいえ、最近?いや昔からか「記事が長すぎて意味がわからなくなるっ!」ってクレームが多くて、最近ようやく本気で考え始めました(笑)