「言霊を駆使して、君も言霊マスターになろうっ!!」言霊の内容を書こうと思いつき最初に考えたタイトルでしたが止めました(笑)言霊、言霊と皆さんはおっしゃいますが、では言霊って本当は何?・・・・と聞かれればすぐに答えられる人の方が少ないんじゃないでしょうか。
「幸せだ~幸せだぁ~」 と言い続けて本当に幸せになるのか?
言霊とは何か?まずはその前に、『言葉』についてのお話をさせて頂きますね。言霊を知りたい方は、まず言葉を知らないといけません。今日は言葉の成り立ちからです。
「う~う~・・・・・・・」
「ぶぁあぁーーーがぁーーー~ぁーーー」
上記の台詞は 「私はあなたが好きです。」「おぉ、偶然ですね、自分も好きだったんですよぉ~」 という意味合いの言葉を、管理人が勝手に古代語に訳して”妄想”して書いたものです(笑)多分、言葉・言語がはっきりと成立する前は今の動物やお猿さんのように記号的な発音の組み合わせで原始的な意味のやりとりをしてたんじゃないでしょうかね。
あなたがある女性を目の前にして言いました。
「私はあなたを愛しています。」
すると突然、後ろから別の男が来て同じ女性にこう言いました。
「私もあなたを愛しています。」
するとさらにさらに!また別の男が現れてこう言ったんです。
「私もあなたを愛しています。」
・・・・・・う~ん・・・・・なんてモテる女性なんだ。さぞかし美人なのでしょうねぇ。
そこで、最初の男は考える訳です。『どうしたらもっと、伝わるのだろう?』と。
「私は、あなたをとても愛しています。」
「私は、あなたをこの中の男で一番愛しています。」
「私は、あなたをこの中の男で命を賭けて一番愛しています。」
次々に言葉が投げかけれます。とにかく自分の言葉が一番印象に残るように。相手に言葉にならない心を表現する、相手に伝える方法として多くの言葉が生まれ継ぎ足されてきました。
そうです、これが「工夫」というものですね。
こうして私たちの先祖はたくさんの工夫を元に、最初は記号だったものを形や色や本質を顕すものとして、より豊かに表現するものとして、知恵を絞って生み出してきたんです。
今、私たちが使っている「言葉」というもの。
これは最初は私たちのご先祖様が工夫に工夫を重ねて生み出してくれたもの。それを今度は、生まれたての自分達に父や母や周りの「言葉を使える人達」が繰り返し繰り返し教えて来てくれたもの。
これが「言葉」の成り立ちと、今自分たちが使わせて頂いている「言葉」というものです。
続く。

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