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広い空と海、緑の「歳時記」。

  • 2013-06-13 (木) 23:10
  • 神社

今日は旧暦の5月5日。自分は旧正月をはじめ、ここ一番ではなぜか旧暦派。

なんか旧暦にあわせた生活って意外としっくり来るんですよね~神道での行事や祭りは旧暦にあわせたものが多いし、農業もそうですよね!それもそのはず・・・農耕民族である日本民族は、この「農業」を基にして暦の読み方や日本の四季(春夏秋冬)、さらに四季を6つに分けた二十四節気(春:「睦月むつき」立春・雨水 「如月きさらぎ」啓蟄・春分 「弥生やよい」清明・穀雨・・・・・・・・)もともとは古代中国生まれですが、それがまた日本独自に日本の行事や気候にあわせてあみ出した 「雑節(ざっせつ)」 さらにさらに、それを72の季節でわけた「七十二候(こう)」。・・・・・・も~その呼び名がいちいちカッコいい・・・・・・・(七十二候は多すぎるので、パス)・・・・・・



みなさんも頻繁に使っているであろう、

「土用:どよう(土用丑の日)」
「彼岸:ひがん(おひがん入りなど)」
「八十八夜:はちじゅうはちや(お茶摘みで有名)」
「入梅:にゅうばい(”つゆいり”で漢字変換できますよ~!梅雨(つゆ)に関係ないものの、時候の挨拶では”梅雨入り”として使われる)」
「半夏生:はんげしょう(半夏生ず。そのまんま、葉が白くなる「ハンゲショウ」という草が半分白く化粧する時期)」

また、稲荷神が好きな方は忘れてはならない 「初午(はつうま)」、神社神道では大きな神祭の一つ、今月の30日の「大祓(おおはらえ)」 なんかが日本の為に生み出された日本のための代表的な 「雑節」 。


これらの言葉は 『歳時記』 という書物がはじまりです。もともとは、年中行事や四季折々のできごとがまとめられている書物。

古代中国大陸では6世紀ごろ、『荊楚歳時記』としてあらわされ、日本では奈良時代にはいってきて日本独自の歳時記が作られ、これは貝原益軒さん(出た!!貝原益軒!!!!)による 『日本歳時記』(1688年)が始まりとされております。

ね??なんか古代の遺伝子がワクワクしません???(笑)

クリスマスやバレンタインも良いけど、なんと不思議な引力と魅力のある言葉たちでしょう!!


間違ってはいけないのは、旧暦と新暦(現在のグレゴリオ暦)がある為、二十四節気や雑節も二つになってしまう、、、、、これを混合しちゃうと、せっかくの二十四節気も2種類存在してしまう訳ですね・・・・・・まぁ、たいていの節気はまざらないように旧暦で表示されていることが多いのですが・・・・・ちゃんと統一してくれないかなぁ~(泣) 神社関係では、いまだに皇紀(初代神武天皇が即位された年が元年となる)で表示されるシーンも多かったですし、2011年から「自然科学研究機構 国立天文台」が新しい二十四節気(?)を考案中とか・・・・・・・(現在では使われない言葉(使われない行事)が多いためらしいです、、、、、う~ん、個人的には昔の人の生活や自然の流れがかいま見えてそのままでもいいのになぁ~・・・・・・・・・


そして話は戻りますが、今日は今日は旧暦の5月5日。

久しぶりにはじまりの神社に、今後の決意表明とご挨拶を兼ねて参拝してきました。

もうあれから14年目に突入したのか、、、、、、

「はじまりの年」「はじまりの神社」 と書いてしまえば、「あぁ~村雲が霊能者になってからだよね~」 と皆さんが思われるのも無理はございませんが、弟子入りして人を見出したのはまだまだ随分、あとの話ですし今から4・5年前まではサラリーマンをしてたわけでして、、、、、、自分にとっては、『人生の歯車が違う歯車と連結されて、違う部分が動き出した』 感覚なんですよね。


霊能者になったのは、師匠にはじめて会って7年後。さらに、その後一ヶ月と少々。


で、最初に師と二人で決意表明をさせてもらった神社・・・・・・なんだか、懐かしい小学校に戻ったような感覚です・・・・・・そういえば、弟子入りするまでは何年に一度かは戻ってた小学校に行かなくなったなぁ・・・・・・



その神社からの風景。

きっと、その神社の神様も、いつもいつの日もこの風景を眺めながら世の移り変わりを眺め、時には晴れ、時には曇り一日として同じ日はない歳月をすごし・・・・・・・・

またその中で、その自然と寄り添い人と寄り添い、時に泣き時に笑う自分たちを見守ってくれながら・・・・・・・


まるで、フト思いついたように小学校に戻って、「あぁ、ここも変わってきたなぁ~だけど変わらないものもあるんだよなぁ~」 と感じていたあの頃の自分のように、「あぁ、この世も変わってきたなぁ~だけど変わらないものもあるんだよなぁ~」 と感じていてくださればありがたいなぁ・・・・・・・・・と。

時代に適応できない文化や伝統もあります。

その時々でその環境に適応できず、つまづき泣く自分や他人もいる。

だけど、それでも、あるがままが少しでも残っている間は・・・・・・・またよりよい方向に柔軟に変化できる自分がいる間は。それをすべて含めて、あるがまま。自分らしく。

そんな自分たちをいつまでも、いつでもあたたかく包んでくれる、神社をはじめとした建物や神様という存在、そして大和言葉や伝統・文化を今からも大切にしていきたいと思います。


晴れがあれば曇りもあるから、神様だって飽きずに居てくれてるかも知れない。

自分たちの毎日も、笑う日もあれば泣く日だってあるから飽きずに生きられるかも知れない(笑)

そう書いちゃうと無駄に心配してくださる方々も多いんですが、別に凹んでるわけじゃないですよ~決意の日が微妙な空模様も、なんか自分らしくて良いかも(爆)





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コメント:6

匿名 13-06-14 (金) 1:06

こんばんわ。
古代の遺伝子ドキドキします。
読めもしないし、意味もわからないけど、漢字の雰囲気だけでワクワクしますよね。よくわからないけど、好きです。

そしてまた、タイトルもツボです。

「はじまりの神社」ですか。
久方ぶりに顔をお出しになられたのなら神様もお喜びでしょう。
曇り空も晴れだとあんまり暑いから、熱射病にならないようにと
神様の心遣いかもです^^

歌代子 13-06-14 (金) 2:38

おはようございます

旧暦の捉え方の中の年中行事に「嘉祥」と言うのが旧暦の6月16日あったそうですよ、今は和菓子の日になっているようですが。私も旧暦の捉え方って凄く好きです。日本人らしく”言霊の幸はう国”らしいですね。
それから、今後の決意表明!とは?如何なるものなのでしょうか?!……!!もしや、、、、?!ブログのコメントもらったら後からでもきちんと返す!なーんて気付いたのではないですよね?( ・∇・)

Hitomi 13-06-14 (金) 8:46

そういえば小学校入学のとき嬉しくてランドセルを幼稚園の先生に見せに行ったなあ。中学に入ってからはたびたび小学校の前を通って自分の教室だった部屋を何度も見つめていたなあと思い出しました。

時々過去に戻りたくなったり、現実に適応できなくてつらくて消えてしまいたくなるときがあります。

”だけど、それでも、あるがままが少しでも残っている間は・・・・・・・またよりよい方向に柔軟に変化できる自分がいる間は。それをすべて含めて、あるがまま。自分らしく。”

気持ちが救われました。ありがとうございます。

ウサギ 13-06-14 (金) 22:12

村雲さま
そうですね。日本人だからなんだかわからなくても感覚的に好きです、私も。何にも詳しくないですが・・・
暦の呼び方も、睦月、如月、弥生・・・なんだか好きです。

はじまりの神社のお話、なんだか懐かしい気持ちとか気が引き締まる感じ、そしてなんだか包まれる感じ・・・そんな気持ちになれる場所っていいですよね。
何かの時にそこに行けばっていうような場所って人間必要な気がします。

虹彩巫女 13-06-18 (火) 9:56

村雲先生

先生のブログを拝読させていただき、たくさんのことを学ばせていただいてます。m(__)m


『雑節』..
私も、日本独自のものに心惹かれます。


先生、『はじまりの神社』から見る風景のお写真のお空に大きなエネルギー体の方が写ってらっしゃいますが、
神社の神様が、お出ましくださったのでしょうか?


有り難いお写真をありがとうございました。m(__)m


どうしても、お写真が氣になったのでコメントさせていただきました。m(__)m

歌代子 13-06-19 (水) 15:36

こんにちは。

水無月の祓いでお忙しい?のでしょうか?
「水無月の名越の祓えをする人は千歳の命延と言うなり」、、、
以前、仕事で出掛けた時京で「水無月あります」と店先で見かけたこと、フト思い出してしまいました。食したことがないので毎年気になります
お忙しいと思いますが、お手透きの時で結構です!「水無月の祓い」について今度書いて頂けたら、、、と思います

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