- 2013-02-25 (月) 23:59
- その他
雛人形とひな祭り。3月3日は節句の日、誰もがご存知のひな祭りですね。ひな祭り・雛人形の本当の由来とは、まぁ一年で日本人が大切にする 『節句』(年中行事を行う季節の節目)のひとつなのですが、本来は女の子でも男の子でもかまいません。ただし、その華やかさはやっぱり女の子の祭りじゃないかとは思うんですが、本来は人形にハサミでチョキチョキと切って、それを「依り代」として罪穢れをひきうけて貰い川に流す。(これが ”流し雛(ながしひな)”)
流し雛の原型はよくこの季節に神社で行われる神事「曲水の宴(きょくすいのうたげ)」 と混ざってますね。
太宰府天満宮の曲水の宴なんか、はじめてみた時は時間が止まりました・・・・・・なんか吸い込まれるっていうのか、初めてみたのに遺伝子のどこかが 「懐かしい・・・・・」 って感じているんでしょうかね(苦笑)
すみません、話が前後してしまいましたがついでなのでこの「曲水の宴(きょくすいのうたげ)」についてもう少し詳しく。
水の流れのある庭園などでその流れのふちに出席者が座り、流れてくる盃が自分の前を通り過ぎるまでに詩歌を読み、盃の酒を飲んで次へ流し、別堂でその詩歌を披講するという行事である。流觴(りゅうしょう)などとも称される。略して曲水、曲宴ともいう -ウィキペディアー
これをはじめて調べた時は、昔懐かしの 『タイムショック』 というクイズ番組を思い出したのは自分だけではないはず(爆)
なんで急いで歌を作んなくちゃいけないの、何でそんな勢いで酒飲まなくちゃいけないの!と聞きたいところですが、これが当時の流行というか、、、、、、まぁ厄祓いの大切なひとつだったんでしょうね。「門松」もそうですが、特に平安時代は 『遊び&厄祓い・縁起かつぎ』 が流行った時代。今でも神社にいけば、みなさんおみくじを引いて「うわぁ~大吉っ!」「凶やん・・・・」とため息ついている姿をみれば、やっぱり日本人はそういう縁起担ぎが大好きなんだなぁ~と微笑ましくおもってしまう。
さて話を戻して、雛祭りに欠かせないのが桃(桃の花)・随身(お供の方々)・白酒・草餅と、忘れてはいけない三色のあられやひし餅(これ給食の楽しみの一つでした!)もきちんとした由来がございます。
桃の花・白酒は邪気を祓い、(いざなぎ様が武器に使った一つも桃)、草もちはよもぎの草がこれも邪気を祓う。
随身は子が立派に成長するまで身を守って貰い、位の高い人になるようにへの願い。
あとは地域によっては「蛤(はまぐり)」。これは二枚ないとひとつとならない為、女性の貞操の尊さをあらわしたもの(現代では目指す女性がちょっと残念ですが・・・・・)。
そして三色のあられ・ひし餅は、「雪の大地(白)・木々の芽吹き(青)・生命(桃)」(すみません、これは今日初めて知りました)それを食すことによって体の内からエネルギーを出す&邪気を祓う・・・・・・・・って、どれだけ邪気がたまってんだよ!!・・・・・・・は、良いとして一つ一つを紐解いていけば、深い意味合いと共に歴史のある伝統と文化に触れられます(豆知識としてさも当たり前のように披露してください(笑))
ちなみに、3月3日の雛人形は10日以内にお片づけをお願いいたします!!
『嫁にいき遅れる』・・・・・・いえば、使った後のものをいつまでも出しっぱなしにしておく家の娘はきっと家の中でもだらしないのだろう・・・・・・・・・と、これも完全な縁起かつぎに近いです(笑)
ちなみに節句(年中行事を行う季節の節目)は年に4回です。
せっかくなので、かる~く知識を仕入れていつも以上に楽しんでみましょう!やっぱり何事も遊びと一緒に楽しみながら厄祓いだなんて・・・・・・・ご先祖様方々も意外と合理的ですよね(苦笑)
- 次の記事: 京都出張鑑定最終募集!
- 前の記事: 訴えたいもの、伝えたい想い。
コメント:5
- 神奈 13-02-26 (火) 8:00
-
おはようございます。
雛祭りですか、3月3日は雛祭りよりも友達の誕生日おめでとう!ってことが多かったです(笑)
雛人形は家にありますが、地味に重くて毎年出すのに苦労します(笑)
しかもすぐには片付けないという…(苦笑)
今年は…出せるといいなぁ………(笑) - ブーシュカ 13-02-26 (火) 11:32
-
蛤は、貝のなかでも、特に口がしっかり閉じているから、身持ちが固いに繋がるからねと習いました。
昨日やっとこさお雛様を飾りました。
魚介の出汁はうまいですねー。蛤はそのイメージからか、品があるお味というか。お澄ましが似合いますね。無関係ですが、華丸大吉のコンビ愛な楽しいやり取りが見たいです。 - りょう 13-02-26 (火) 12:00
-
こんにちは、管理人さん。
もうすぐ三月、今年も時が過ぎるのが早いです…
先週、お雛様飾りました。
お雛様っていっても、お菓子が入っていた紙製の小さなものですけどね。
私が大人になってから母親が買ってくれたもの、お雛様ようやく買ってあげれた。って(笑)
母親はあの世に帰って今月で14年早いなぁ… 元気にしてるかなぁ
毎年、お雛様を飾るとき娘にこのお雛様の話ししてしまいます。
そして娘は、幼稚園で教えて貰った菱餅の意味を毎年話しています(笑)
桃の節句って特別な感じがして好きです。 - うめぼしのおにぎり 13-02-26 (火) 15:54
-
『嫁にいき遅れる』のは縁起かつぎ的なもの⁈
本気で信じてた(笑)
早く片さないと嫁にいけないVS早く嫁にいかせたくない口論を旦那と毎年しながらお雛様を片づけています。。
我が家もお雛様飾っておりますよ。
桃の花・菜の花・娘チョイスのチューリップをアレンジして飾りました、楽しかった♡
早く暖かくなかないかしら。。 - みかん 13-02-26 (火) 19:12
-
日曜日にお雛様飾りました。もうすぐ春…という感じがして桃の節句は好きな行事です。
今年こそ流し雛、見に行きたいです~。