１１月２３日。神と一体、新嘗祭！

１１月２３日、ついに 新嘗祭！

・・・「１１月２３日は何の日？」・・・・答えは、「勤労感謝の日！」・・・・・う～ん、微妙に違いますよね・・・そう、歴史と伝統、神様や神社を愛するあなたの答えは、「１１月２３日、 新嘗祭の日！」のはずっ！！

「新嘗祭（にいなめさい）って何？」　

ええぇ～っ！新嘗祭を知らないんですかっ？！

本気で、『１１月２３日は一生懸命働いて生産してるからお休みなんだよぉ～』 ・・・・・なんて思ってます？（笑）

１１月２３日、新嘗祭はそりゃもう大切な祭りですよ。

自然（神様？）に対して、人間と神様（自然？）が一緒になって実を実らせる。

神様にお手伝いして貰った感謝をあらわすために最初にできた穀物を食してもらう。

ついでに、自分たちも一緒に食べる。

天皇陛下なんか、そのまま神様（神様？自然？？）まで一緒に食べちゃうもんだから、ご神力もりもり、その力を全力で一年かけて国を守る祈りの力とかえていくという・・・・・・・恐ろしいまでに計算された、循環の輪を基礎にした、神と人の壮大な祭り。

「日本人の根源」 とも言える祭りですね。



しかも・・・・・しかもです。

この祭りのすごいところは、「自分たち一般人」 も一緒に参加できる！！ってところ。

神棚がある家ならば、今年の「初もの」（新穀感謝祭っていうぐらいだから、本当は新米）をまずは神様におそなえして、のち、そのお米も一緒に家族の炊飯ジャーに混ぜて食す。神棚がない家ならば、とりあえずどこか家の一箇所に北か東を向いて、神様にお供えものをして祈る・・・・・・・そして、それを夕飯で食す。

ちなみに、ウチはすでに新米が手に入った時点で神棚に先にお供えして、

「ではでは、失礼いたします・・・・・・」

と、神様のお許しを（多分？）いただき、新米はもう１１月の頭から食しております（汗）なので明日は、旬の野菜や果物も供えてそれと一緒に新米ももちろん備え、ばっちりしっかりと祈らせて頂き、それを少し頂いて（直会（なおらい）って言います）これで自宅で簡単、『オリジナル新嘗祭』 をやらせていただこうかなぁ～と。

家が広かったら知り合い集めて皆でやりたいんですけどね・・・・・・なんせ今、家の中が荒れ放題すぎる・・・・・・・・。まぁこの分だと、明日は新鮮なとれたて野菜や魚類を買い物して帰って、家の掃除から・・・・・というみじめなスタートを切りそうですね・・・・・・・・でも外せないんですよ、明日は！

皆さんも、日ごろは「あ～今日は手でも合わせるか・・・・・」的な方でも、明日は、明日だけは、お供えものバッチリでしっかり祈ってくださいねっ！！1人暮らしの方でもＯＫ。明日ぐらいはコンビニ弁当やファーストフード、外食をやめて簡単にできる料理に挑戦。そして、新米を使ってちゃちゃっと米を炊く。祈って、食べる。

実はこれ、逆でも構いません。

生米・調理してない野菜・丸のままお供えする魚・・・・・これを、「丸物神饌（まるものしんせん）」あるいは「生饌（せいせん）」と申します。

炊いたお米・調理済みの野菜や魚類をお供えする・・・・これは「特殊神饌（とくしゅしんせん）」あるいは「熟饌（じゅくせん）」といい、これをお供えして祈って、そのまま下げて（少しは神棚に残しておく！）食べてもＯＫ。

多分自分は、「新米」をまず大皿いっぱいお供えして（今も少しはしてるけど交換する）、次に買ってきた新鮮な野菜（キャベツ）や果物をお供えして・・・・・・・祈った後に、キャベツを炒めて「野菜炒め」を作ります。で、神様にお供えした新米を混ぜてご飯を炊く。（この場合も全部じゃなくて、半分ぐらい。とにかく一緒に食べるので、神棚には何かしら少し残す感じ！）

で、四足はだめなので、鶏肉でもいいですよ～野菜と一緒に炒めて、それをおかずにして食べますっ！！

これで管理人の体の中には、神様が入り込み・・・・・・元気１００倍、勇気１００倍で東京出張を迎えられるっ！！的な計算です（笑）これで明日の献立はもう決まりましたね、皆さん？？

炊き立てのお米と新鮮な野菜（魚）を使って、手っ取り早くシンプルに作れて神様も喜んでくださる献立を主婦の皆さんも、独身の野郎どももお願いいたします。時間合わせて祈るのは気持ち悪いので、祈りは各自で済ませましょう（笑）

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