続・心と魂について。

もう福岡はすっかり秋ですね。

読書の秋、食欲の秋、そしてなんと言っても”実り”の秋。季節は少し違うけど、自分の周りにも”実”を実らせようと必死でがんばってる方々もたくさんいらっしゃいます。今日はその中でも、許可を頂きましたので東京の友人をひとりご紹介。少しでも何かしらのヒントになればと記しておきます。

この方はすっごい感受性が豊かで、お仕事もがんばってて、自分が最初に抱いたこの方のイメージは・・・・・ずばり、「パソコン」ですね。繊細な精密機械、パソコンはパソコンでも、たくさんの夢と感情がつまった「夢みる機械」・・・・・・



多分、いまこうしている間にも本人はたくさん考え、たくさん悩んでいると思いますが。それは決して悪いことではございません。むしろ、新しいその方にとっては今の過程は絶対に必要なことです。

その方がおっしゃってた言葉、「心で生きていたレベルから魂で生きるレベルとはどういう感じなのだろうか。」・・・・・これには自分も少し考えさせられました。自分もすっごい興味があります！！普段管理人は、心で生きる・魂で生きるを明確に別けた経験がないので、余計に興味津々・・・・・ってか、これ、明確にわけられるのか？！ひょっとすると、その方がおっしゃる「心・魂」と、自分の「心・魂」の定義が違う可能性もありますが、まぁ以下が自分の見解です。

自分は生まれつきアホなので、あまり深いことは考えません。（言い訳がましいですが「考えても難しくてわからないことは、考えるな。お前はそんなに頭が良かったか？（苦笑）」と言われ続けて育てられましたから・・・・）

「心」と「魂」は明確に違います。（心とは何か？（『潜在能力』を発揮しよう ②））

が、この場合この二つをあらわすととしたら『心≒魂（二アリーイコール）』でしょうか。”限りなくイコールで、イコールでないもの”。

自分はよく勉強会で、わかりやすいように「心と魂」を別けてお話させて頂きますが、実のところそう明確な定義がはっきりしている訳ではございません。村雲流に、おおまかに別けるとしたら、「心」は『感情』や『思考』も含めたある程度自覚できる部分。「魂」は潜在意識に帰依した『本能』や『感受性』『根源のパワー』の自覚しにくい部分・・・・より魂の力を発揮させて、人生を豊かにするために一つの”定義”を作らせて頂いておりますが本来は、無敵で無限の力を誇る「魂」のカラクリは理屈でとらえることができても、頭で理解しようとすればその力を封じてしまうのも自然の流れです・・・・・・・・う～ん、難しい・・・・・・・・・・・・。

自分が知ってるその方は、「精密機械」です。一度、頭の中を覗いてみたいような見たくない様な（笑）

きっとめまぐるしく常に電流は走り、どこかでおそろしいほど「答えはあるのか？」と思わせるほどデジタルの深い計算が繰りかえされていて、今は新しい自分に挑戦の時、、、、、現実的に言えば、ご本人は苦しんでいる時でしょうね。言い換えれば、心の旅をしている真っ最中？？そこから一線上のご自分の答えを出したこの方の姿や今後を想像すれば、基本ドSな自分は楽しみでしょうがありません。本人にとっては「おいっ！」って怒られそうですが（苦笑）

表面はスクリーンセイバーで美しい景色や心おだやかな風景、時間によってのんびりと人の心を受け入れ、また時には人を驚かせる。画面（その方の表面）しかみていない方には誤解を受けやすい、損なタイプの方かも知れません・・・・・・・純粋に、まっすぐに。良い意味でも悪い意味でも、自分の感性や心・欲や想いに素直、本人が納得する一線までは足が折れても走り続ける、、、、その方の瞳の奥に宿る、強い光が自分は好きなんでしょうね～きっと。

パソコンは、なぜパソコンかというと文字を打ち込む「命令（コマンド）」があって初めて成り立ちます。

今はカーナビでもそうですが、音声によって行き先を認識させる操作ができるものもございますが、これも最初に「音声認識ボタン」を押さないと声を拾ってくれない・・・・いえば、最初の「命令（コマンド）」があってはじめて成り立つ。これがなければ、パソコンもカーナビもただの鉄やその他の無機質なものの塊です。

心と魂もそうですね。

「心」は「魂」というコマンドを得て、はじめて心として成り立ちます。なので、「心（感情・思考）」を掘っていき「魂」に行き着くことは本来、なかなか難しい。

でも最近は多いですよね、、、、心に理由や理屈を求めて、魂の力を自ら制限させてしまう方。

パソコンやカーナビ・携帯のスペック（性能）だけで、中身まで判断される方。

機械は使い手次第。魂の力はコマンド次第ですよ～皆さん。ウチの父親に、現在販売されてる最高のスペックのパソコンを買ってやったとしても、多分、インターネットのニュースを流し読みするか、将棋ゲームしかしないと思います。それで、「なんだ、パソコンってこの程度か」と言われるのは心外です。また、なにも学習しない内に「あぁ、自分には使いこなす能力がない・・・・」と必要以上に落ち込まれても困る（汗）「この程度しか使わないから、この程度の技術で構わない。」と言われるのが一番、楽かも知れません。

”閃き”とは刹那の”魂の輝き”を指します。

いえば、コマンドによって２４時間、四六時中働きまくる精密な機械・・・・・・それを長い期間使っていると、携帯で言えば「予測変換文字」やウチのパソコンでいえば「マイクロソフトIME」がどんどん学習していって、より使用頻度の高い文字を表示してくれるでしょ？？これが恐ろしいことに、今まで一度も使ったことのない文字や言語を一発でピンポイントで表示してくれたら、誰だってびっくりしますよね・・・・・・・これが”閃き”ってやつです。これを魂はいとも簡単にやってくれます。やれる力は本来、誰でももっております。

時々、パソコンを使いすぎると熱をもって強制的にシャットダウン（強制終了）してしまいます。

まぁ、現代はそんなパソコンは存在しないかも知れませんが、もしかしたらそれでも稼動しつづけて煙が出てくるかも知れません・・・・・・・その煙が、『発想やアイディア』 と呼ぶ方もいらっしゃるやも知れません。（それが上手く出来ればいいんですが、取り返しがつかないことになり得る事もございます・・・・・・・）

東京の友人の方には、まだまだ苦しんで貰いたいので（笑）自分が思った感想だけを書いておきますが、おそらくその方には人生が終わるまでの「コマンド」がまだはっきりとしたビジョンで入力されていないのではないかと、推測されます。これが今日、この方とやりとりして一番感じたことですね、、、、、

焦りもあって、どんなに考えてもそれでも日々、現実は過ぎていって、どうしても目先の結果を追ってしまう。多少、理想の自分から離れても命までとられることはないんですけどね、、、、、人間誰でもそうですが、得たものを失っていくと「勘違い」してしまう恐怖そのものが一番の問題かも知れません。根拠のない自信はあるけど明確でない分、いまだカオスの中・・・・・・心の中での一問一答の繰り返し。

生き馬の目を抜く環境に身をおいていらっしゃる方なので、ある意味過酷な状態だと思いますが、環境は自分でつくり自分で選べるものです。

カオスの中でもこの方は繊細かつ好奇心が旺盛なかたなので、歩みは止めない。客観的にみると、山でいえば実は9合目あたりまでこられている気がします、もう一ふんばりですよ！

で、話は変わりますが。

イチローや（旧姓）田村亮子さんのメンタルトレーナーを勤めていた原田隆史さんがおっしゃるには、「誰でも天才になれ、天才になれるのは簡単なことだ。」と言ってました。理屈は簡単で、作業には根性や努力が必要・・・・・自分はプロセスだけは似たようなことを師匠に教えてもらってたので「なんだ、オレ、天才じゃないけど天才への道は歩いてるやん？」と素直に感じてしまいましたが・・・・・ここが自分の、自分で天才だと思う所以です。とにかく、素直なんですよね～！！（爆）・・・・・・でも、本来はそこまで根性や努力は必要ない・・・・・・・いや、必要だけど、これも実は捉え方次第ですよね。

「計画や夢」、「自己啓発や自己管理」という言葉を使えば強制や束縛をイメージして嫌がる方も多いのですが、これはまったくの勘違いです。

おそらく、間違った方法で実践してみて嫌なイメージやトラウマしかついてないんでしょう、、、、、小さい頃に『勉強』の楽しさを知らず強制的にやらされ、大人になっても嫌がる人間に近い感じ。でも、大人になれば解りますが”勉強”はやっぱり必要であって、本人が認識してないだけであって、本人が意識すれば生きているだけでも、それは”勉強”や”進歩”にはなりえます。漫画本やDVDも学びといえば学びですよね。本人が自覚しているか、していないかだけ。

そこに楽しさや喜びがないと「計画や夢そのもの」が成り立ちませんし、それを理論づけてより確実にしていく「啓発や管理」がないと意識してはやれません。これを、『制約』 と誤ってとらえてしまい、「自由な発想」や「未知なる可能性」と対極な位置においてしまう・・・・・・・・これは現在、心や体に制約や束縛が多い人がやってしまいやすい勘違いです。

ちなみに、自分は未だに「自己啓発」「宗教」「努力」「忍耐」という類の、人として大切なキーワードはやっぱり嫌い（笑）だからあんまり意識したこともないし、嫌いだからこそ意識せずに真髄にせまっているかも・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・と無駄な妄想を膨らませつつ、次は 『続・魂の力の発揮のさせ方』 と気が向いたら『天才の作り方』に続きます。

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