神様への質問箱 22 　天災によって命を奪われる決め手の話

こんばんわ管理人です。今日の、『神様への質問箱』。今日の質問は実は自分も最初に神様とご縁を頂いて、疑問に思った内容に近いものでした。そういう意味では一番、自分の中で葛藤や迷いがあった内容だったかも。早速ですが、進めます。

＜質問＞
この間ハイチで地震があり、大勢の人が亡くなりましたね。その中で奇跡的に助かった人もいます。この助かる亡くなるの決め手に神様はどうかかわっていらっしゃるのでしょうか？地震など天災の意味、これといって悪いことをしてないのに巻き込まれて死んでしまうことの意味も含めて神様の意図が聞けたら幸いです。

＜答＞
さての、何からどう話せば良いのか時にわしも悩むところじゃが。人には天命と申すものあっての、この場合は先祖より受け継がれし肉体、どこまでもつのかと言えばぬしらが考える「死」という概念より生まれるものじゃが、人は生まれれば一番はじめ、この世の定めでもありし死と申すものいつか通りし通過点となる。それが天命、寿命と言い換えてもよいがそれがこの世の最終ではない・・・・・と申すはまた別の話。約束の天命・寿命に達しておらぬものがこの世を去る二つの大きな要素とは、人災や天災と呼ばれしもの。はじめの人災にあっては人の犯す過ち、わしらの手の届かぬところにもあるし、これが全て防げる世であれば戦争も破壊も、すべてこの世から消し去ることできる。おのが魂を磨いて防げることじゃの。さて次に天災と呼ばれしもの。この星の活動、天変地異から人は予期出来ぬ自然の理まで、ぬしらが気づかぬところに数多くあってもそれが人の命を根こそぎ奪う、災害と呼ばれればそれは天災となる訳じゃがの。ぬしらが日々、生きておるのと同様、そこに住んでおる母なる地球と呼ばれしものも一つの尊き生命体での。しかし、いくら頭脳が発達し、科学と呼ばれるものが進化しても、人間である限り自然の理を従わせる事は出来ぬ。今の時代をみればどこまでが人災なのか、どこまでが天災なのか、その境界線が解らぬ時代でもあるがわしらこの地球の日の本（日本）を見守る神としては宇の神（宇宙の神）が育むこの星の乱れ、心のままに操作できる訳でもなく、人と共に泣いてもおるよ。宇宙に育まれる地球と呼ばれし星。その星に育まれるぬしら人と呼ばれる生き物。この生き物のこの世での生死を決める決定事項とは本来存在せぬのが答えにもなる。ぬしら人だけでなく、一度はこの星を征服した恐竜と呼ばれし生き物も、その時代から今でも生き残っている葉虫に至るまで。これを経験し、これの繰り返しで今の時と申すものがある。宇宙の理、地球の鼓動の中で死滅と再生を繰り返し、今に至る。「決め手」ではない。ぬしらよりそう考えてもわしらよりは自然の摂理と自然の法則。冷たい言い方じゃがそうとしか伝えようがあるまいがの。そこに小さきながらも、大ながらも同じ涙は流してもおる。願わくば心を大きゅうしてぬしら人と呼ばれし命を含め、大なる小なる生命体と共存共栄の心を持ってくれるのが一番大切な事じゃが。　八理

人間であり、さらにその中でも凡人以下の自分には一生涯悟り得ぬことでもございますが、人災・天災に遭われ命を失った方々にご冥福をお祈り申し上げます。

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