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古事記・日本書紀の読み方

古事記・日本書紀の読み方、、、古事記・日本書紀ってもう皆さんご存知ですか??

あれです、神様が空から降りてきたり剣をヘシ折ったら神様が生まれたり、兄弟に疎まれたり兄弟喧嘩や夫婦喧嘩は日常茶飯事。ようやく造った国もさらに偉い神様が 「ここ、俺達の場所だから。」との一言で喧嘩がはじまったり、最悪の場合、浮気もあり、イジメも当然、結婚してすぐ妊娠したら俺の子じゃないだろっ!さらに火の神様生んだら陰部を焼いて亡くなったって・・・・・一体どうなっているんだ、神様の世界は??皆さん、一度は思われたこともあるはずです。

・・・・・が。これらは古事記・日本書紀に書かれている 「物語」 の世界。人間が勝手に妄想して、あるいは意図的に改ざんして伝承や神話(ってか、日本の神話そのものが古事記・日本書紀になっておりますが・・・・・)を文章でまとめたものの代表的なものでもございます。

「なんだ~・・・・でしょ?おかしいと思ったんだよねぇ~・・・・」

が、さらにしかし。それだけでは終わらせない奥の深みを帯びたものです。



国生みの話で有名な伊邪那岐・伊邪那美(イザナギ様とイザナミ様)様。この二神は夫婦神様でして、だいたい日本のえらい神様は男性も女性も区別なく(陰陽を表し、”対”になってらっしゃる方々は多くいらっしゃいますが)言えば中性的な役割やそれぞれに名を変えれば別性を持たれる(たとえば 「月讀尊・月夜見尊・月弓尊・月読姫様」 など)、そりゃあ数えていればその内本当に八百万(やほよろず)の数に至るんじゃないかと・・・・・それぐらいたくさんの顔や神様がいらっしゃいまして、この日本国(大八州・大八島(おおやしま))を生み出した伊邪那岐・伊邪那美様はもっと偉い神様に言われて、大きな太い柱を回って出会った時にこう言います。

「私には一つ余分なところがある(肉体的に)」

「私には一つ足りないところがある(肉体的に)」

「では合体させて、一つとしましょうか。」

・・・・・なんてあからさまなプロポーズ、、、、と言うよりかは、夜への誘いでしょうか・・・・・。小学校の図書館で暇つぶしに古事記をパラパラとめくって 「足りないところと余っているところって一体何だ・・・・・」 と真剣に考えてしまった純粋な時代の管理人もいました(苦笑)

ところが残念な事に、一度目の合体は失敗に終わります。

失敗の原因とは、「女性より先に声を掛けてしまったから」 と後からえらい神様に諭される訳ですが、これは女性の方には大変失礼な話かも知れませんが、ある一説では女性が先に声を掛ける(でしゃばる・力を持ちすぎる)と国産みが失敗する(国が崩壊する・ロクな事が起こらない)という暗示ですね。だからと言って女性が男性より劣っている訳ではございません。単に、『それぞれに役目がある』 という事です。

そういう視線で古代の神話を解き明かすと・・・・・・・

国の取り合いで力比べをしたり、嫁を貰う為に相手の父親に試されたり、おしりから食べ物を出したり、それを忌み嫌って間違って殺したり、兎に意地悪したり、馬の皮をはいで女官の中へ投げ入れたりと・・・・・・すべてに意味があって解釈も人それぞれだから面白い。管理人も師匠からその話を伺った時、「古事記を作ったのは藤原不比等さんが持統天皇の為。でも国産みの話でちょっと釘を差してたのかなぁ・・・・・・」 なんて勝手に妄想を膨らませています。

ちなみに、古事記・日本書紀で悪神や悪者役をやらされている神様。勝手に足をとられ 「かかし」 にされたり、小さき蛾の羽をまとわされたり、国一番の暴れん坊で位を落とされている神様ほど、最終的にこの国を統一された方々にとっては「やっかいもの」=「力があった方々」 という解釈は合っていると思います。

人の念とは伊邪那岐・伊邪那美様の様にいろいろなものを生み出します。

それが宇宙の神だったり(本当に見たことあるんでしょうか?(笑))、神様の言う人が造った神、伊邪那岐・伊邪那美様も天照様も素戔男様だって人間が命名しないとそう呼べませんもんね。祟りが強く神様になられた方々に江戸時代や明治時代に活躍されて人間から神様になった方々。そこに肯定も否定も出来ません。何かしらの意味合いや存在はあると思います。普段、自分達が祈って愛してやまない目に見えない神々様と、残されている手がかりを元に生き生きと血の通った神様が、古事記や日本書紀で活躍している姿を重ねて見た時に疑問に思われない方も少ないとも思います。

が、これから古事記や日本書紀を読まれる方は決して書いてあるそのものを鵜呑みにしないように。

また掃いては捨てるほど霊能者が増えてしまったこの国では、その方が言ってる 「私には○○の神が守っている」「××の仏のご加護が・・・・・」

を丸呑みしない様に(笑)注意してくださいね~まぁそれは自分にも間違いなく言えることですけどね。古事記・日本書紀の歴史書にしても、人が自分で伝える話にしても大方似たようなものです。何かを表す心理やキーワード、良しも悪しもそのものを表す一面のある姿。まぁ、今までの経験上ですが 「自分にはこんな立派な神様が守ってくれておりますっ!」 と自ら公言する人に限って疑わしいのは今はじまった事ではありませんけどね~(苦笑)

管理人はこう思います。

「なんでこんなにたくさんのご神名があるんだろう??別に、自分から神様が名乗らなくても”石の神様””水の神様”とかでいいんでない?そっちの方が分かり易いし・・・・・・」

神様に対しては失礼な言葉かも知れませんけど(笑)霊能者自身も、、、ってか、管理人自身ですね・・・・・たくさん色んな神様が守って下さっていれば嬉しかった事もございますし、よりすごいえらーい神様が後からどんどん出てきて下さればなんだか自分が偉くなった気になっていた時代もございました。。。。実際には中身は何も変わらないのに。ラベルや金額が違えば自然、味も変わった様な気になるのが人間ですからね・・・・・・・。

しかし、どこぞの国のように絶対的な一神教や少ない神様の数になれば、それはそれで弊害の方が多くなると言う、これも古来からの日本人の一つの知恵でしょうね。だからこっちは、その分何事も見極める 『目』 が必要にもなってもきます。

いつも通り、最後は訳の分からん文章になってしまいましたが・・・・

要するに古事記や日本書紀を読むにしても、世の中を渡っていくにも 「いろいろな角度から眺められる柔軟な脳みそ」 と 「得た情報を元に、自分で分析して自分のものにする知性や知識を持て!」 という事です。

・・・・・・正直、そんな事どこにも書いてませんけど。それも柔軟に受け止めてくださいね!(爆)

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コメント:6

とり 10-05-16 (日) 20:26

村雲様こんばんは(^^)
大変おくればせなんですが、最近「日本神話入門」とか、
「古神道入門」とかいう本を、立て続けに何冊か読みました。

ものすごい人間臭いというか、そういう話の中に、いろんな人がいろんな
解釈をくわえていて、また面白い。
地元の神様は、国譲りで遠くに逃げた神様として描かれておりますが、
地元を利用して散々調べれば調べるほど、興味がわきます。わくわく。
いままで何でなんとも思わなかったんだろう…。
いまさらなんですけど、ちょっと神様の世界に夢中です(^^)

もっち 10-05-16 (日) 21:48

管理人様、いつもありがとうございます。
今日、子どもと図書館に行きました。
お母さんは自分の好きな本を選んでと、言われたので、成長してるんだなと感じながら子どもコーナーを離れ古事記等のおいてあるコーナーへ行きました。
でも、神社・神様に興味を持ちはじめ、少しずつ本を読んでいくうちに、確かに疑問な事が増えてきたのです。風土記や口伝と違っていたり・・・。
GWに山陰に小旅行に行った際、神魂神社の近くにある民芸館で、子供は機織やろくろを使った陶芸などを体験させて頂きました。
ずっと太古の昔から伝わる文化、奥深いですね。
古事記、日本書紀以前の書籍が公に残っていたら、どんなだろうかと思いを馳せます。
柔よく剛を制す。でしょうか(笑)ボチボチ頑張ります。

うるとらまりん 10-05-17 (月) 0:22

管理人さんこんばんは。
あれっ?昔、鵜戸神宮?神社?でもらった神様の子供向け絵本でさえ??だった。
イメージしながら読んでまう私には八百…て、いろんなことがありすぎて思考回路がもつれてしまいます。
今日行った国造神社ではマイナスイオンを感じてパワーチャージ、カメラに時折り出る紫の線に喜び。宿近くの白鳥神社では足がすくんで境内に入れず、その帰りに生きた白蛇さんに触って拝み…と、なんしか本能で生きているうるとらまりんです。

神社の祭りに行っても、露店で満足してしまう幼少時代でございました。

コ・ベン2 10-05-17 (月) 2:25

管理人さん

またまた、久しぶりに書き込みを・・・・・と言うより『愚痴』を・・・。

今日のつぶやきを読ませて頂いて、『人間と言う生き物は、いつの世も、時の権力者のご都合主義で・・・真実は何処にあるのだろう』と改めて感じました。

さらに、現代社会は、昔に比べて・・・多分、情報が氾濫していて、どの情報が真実に近いのか???

真実を考えると、裏の構図が想像できますが、本当の本当の本当は、一般市民には絶対分からない所にあるような・・・・。

UFOや地球外生命はいるの・・・(興味深々)
おばけさんは本当にいるの・・・
真実は本当にあるの?・・・◯◯て真実なの・・・?

祭事の場所で、政(まつりごと)の話はしたく有りませんが・・・あまりにも酷すぎますね・・・。

考えだすと・・・眠れなく成ります・・・・楽しくて(苦笑)

以前、会社の先輩に『いつも正論が正しいとは限らない』と小言を言われ、納得行かずにイライラ。

ただ、そう言う人が、会社では出世して、世見では成功者と賞賛される。

反対に私のような存在は、『頭が固い。柔軟性が無い。』と・・・。

はぁ、単なる愚痴ですので、気にしないでください。
それと、しばらくカキコしていなかったので、生息の報告がてらに・・・。

では、また書込みさせて頂きます。

いずちゃん☆ 10-05-17 (月) 8:43

管理人さん☆
おはようございます☆


ほんと、そうです☆
そう思います。


知らんでもいいのに、知れば知る程解らなくなるし、色んな角度(色んな立場の神様とか先住民の神様)から見ていくと、またまた胸がギュ~となって私のお慕いする神様も沢山の先住民の方々に嫌な事したんかな……とか(一生懸命な志ゆえに)色々な角度、色々な立場から見ていくと、もう訳わからんくなって胸が爆発しそうな気持ちでいっぱいになって、神社にどんな気持ちを持って行ったらいいのか解らなくなった時期もありました。(アホです(汗))


でも
どうにもこうにも理屈なんか何も抜きに、好きなもん(神様)はどうしても好きやし
神様方それぞれに一生懸命貫き、守り、全力で生き、命を繋いで下さったからこそ今の私達がある……。何がどうのってのはもういいんだって思い、今は天津神様、国津神様を蟠りなく素直にありがとうございます!な想いそれだけです。(でもやっぱし好きな系統の神々様は気持ち的に大きいけど(笑)なんでかな……)


太古の昔、人として生きられた一人一人の神様方の真実や、心痛め、胸踊らせ、涙噛み締め、沢山笑った神々様方それぞれの人間としての人生……誰にも解るはずは無い……
だから
ただ、分からんけどただ、好きだから好きな気持ちを大切にずーっと私の人生、神様と一緒に生きて行きたい。
たいして何も出来ない私だけど
少しづつ色んな事に気づき、自分自身を学んで行きたいなってめちゃめちゃ思うです☆(急に黙りこくってしまい、要らない気を使わせた方々にごめんねって言いたい……あっ…個人的なリアルな出来事の話です……ほんとにごめんね……)
私がちっぽけな事で考えすぎたり、ずっこけたり、後一歩の勇気に二の足踏んだりしながらもキラキラ全力投球(ぼちぼちね)して生きている姿を遥か遥か古代のじいちゃん様、婆ちゃん様にお見せしているような…私にとって神様って勝手にかもしれないけれど、ちっちゃい頃からそんなとっても近くにいてくださるような……そんな…感じ……上手く説明できないけど……。

焦らずぼちぼちです☆
こんなん考えず、のほほ~んと毎日過ごしたい時もあるけど、やっぱし
出会い、感じてしまったから、多分きっと、そんな風に生きていく感じです(笑)(こんな心の中の想いは此処でしか話せないもん。)


生きる中で、何か色々分からんくなっても、ぼちぼちでも逃げださず、私らしくいきます☆
神様を感じる距離は、人それぞれだけど、神様はみんなのご先祖様。誰一人もれなく神様は見て下さってるから☆
よ~し♪って頑張りたくなるね☆


管理人さん☆
いつもありがとねです☆
金魚ちゃんが一匹、天国に旅立ちました…
今、8匹です。
八王子達!
元気に育ってね!です!!

古事記の話からこんな話になっちゃったですね(汗)
ごめんなさい!
古事記とかの話になると絶対こうなっちゃうのです(汗)神様方も、やれやれ(呆れ)だろうな…アハハ(汗)


長々失礼いたしました~!

トロ 10-05-18 (火) 10:58

すみません 神様の質問箱の記事に昨日間違えてコメントしたみたいです こちらにコメントするつもりが…でも天照様の話も良く知らないし 日本書記も良くしらないから いいかな、と でも神様の質問箱の記事なので失礼のないようにと 失礼いたしました。

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