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山神様(さんじんさま)とは

こんばんわ~管理人です。

「山神様とは」・・・・・ここ、ものすごく難しいんですが以前から質問があった所なので自分なりに書かせて頂きますね。

「山神様」、 別の漢字を使えば自分達は 「山人様」 と表現させて貰っています。

神様なの??人なの??どっち?はっきりさせてよ・・・・・・

そんな声が聞こえてきそうなんですが、そうなんです。
ここの辺りの線引きがすごく難しいんです。

最初にご理解頂きたいのは、まず「幽霊さんお1人」をとっても遥か人間が適わない力を持っていらっしゃるという事。たとえば、幽霊さんと言えば恨み辛み妬みとマイナスのイメージしか古来、この日本にはありませんが・・・・・・・

・・・・ではこの幽霊さんが純粋な心を持たれ、プラスの信念があって今持ってこの世に残り、果たせなかった修業を行おうとされていらっしゃる幽霊さんであれば・・・・・その力量(念の強さと言い換えても言いと思いますが)の凄さを想像するとどうでしょう・・・??



自分達は神社に正式参拝する前には、まずはその山や(神社は何故かしら山の中や頂上付近に多い・・・・・・・・・)出来ればその神社内で 『山神(山人)様供養』 をさせて頂いております。

普通はお弁当とお茶・水・お酒と上げさせていただき、

「いつもこの山や社を見守りご修行されておられます、ちまたやちまたの大小の山神様方々。本日、○○(名前)ご縁を頂ましてこちらの○○神社の神々様に御挨拶をさせて頂くこととなりました。どうぞ道中、行き帰りもあたたかくお見守り下さればと思います。本日は心ばかりのものではございますが、お弁当に茶水を心より供えさせて頂いております。どうぞよろしければこちらをお受け取り頂きまして毎日の修行の中、本日一日は飲み食いされごゆるりとお過ごし下さいます様・・・・」

・・・・書いてて知恵のなさに恥ずかしいのですが、こんな感じです。

間違って頂きたくないのは、この世に体を失っても残っていらっしゃる方々は何もマイナス思念の残る幽霊さん方々だけではないのです。

「幽霊さん」 と 「山神(山人)様」 を唯一、明確に別ける定義があるとすれば・・・・・

それは今となっては体のない方々の「心」一つにあります。

山神(山人)様と呼ばせて頂いている方々は無くなってもなお、より高い所を目指してご修業されたいと、滝や山中、自然の美しい所。また「神社」などで夜、修行をされている事が多いのです。


この気持ち・・・・皆さんは分かられますでしょうか・・・?

人としてなくなっても、亡くなった後か前かは知りませんが心の修行を行われる方々。

向かう先は街の喧騒ではなく、人が一歩も足を踏み入れない人里離れたありのままの自然が残る山や海、川や滝。少しでも神様の近くに居たいと思う気持ちから大自然や神社へとその足が運ばれる・・・・・・・・・

そこで自分の心を見直されたり、より高き場所へいくため自分の信じる神仏のそばで祈りを通される方々・・・・・山神様。

お昼は人の賑わいで神様も下られ、失礼があってはいけないと「夜の社」へ集われます。なので修行の邪魔をしてはいけません。(山神様方々は生きている時に修験者や信仰の強かった方々も何故か多いです)

・・・・自分が祈っている部屋に赤の他人がずかずか足を踏み入れると、そりゃあ管理人でもいい気はしませんよね、、、、これと同じ事です。

「神社に行った後はあまり良くない事が多い」
「後ろを引っ張られる感じがした」
「嫌な気に襲われた」 「どうしても気分が悪くなる」


などなどのお話しは良く聞きますが、失礼を承知で言えば

外を疑うより、もう一度自分の心の内を見直す必要があるのではないでしょうか?

・・・・・もしかしたらそれは神様が悪い訳ではなく、神社が悪い訳ではなく、山神様が悪い訳ではなく・・・・・・あなたの心に理由があるのかも知れません。

「山神(山人)供養」 を考えた時に、昔の方はすばらしい心の持ち主が多かった様に思います。

極端に言えば、

『わたし達のような人間が足を踏み入れて失礼をしてしまいますが申し訳ございません』

との神や仏、人にいたるまで決して「区別」することなく、目に見えないものに対しての敬いや謙遜の心が強かったんじゃないでしょうかね~その表れだと管理人は推測します。

忘れたくない心ですね・・・・この心。忘れないようにしましょうね。

ちなみに山神様供養をさせて貰った後は、きちんと水もの(茶水・酒)は失礼のない所に撒いて、弁当は林の動物や虫が食べてくれそうな所に移動させて弁当や瓶のゴミはきちんと持ち帰っています。



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コメント:10

吉祥 09-05-17 (日) 1:22

村雲さま

 ありがとうございます。
以前 お名前だけお聞きした山人さまのことよくわかりました。

 「夜の神社にお参りしてはいけない」というのは山人さまのお邪魔をしないためでもあるのですね。

 夜の神社は静かで力強い感じがして気持ちいい空間です。
行き詰まったときやホッとしたいときに境内自由の神社へ参拝してしばらくいさせていただくとリフレッシュできて元気が出ます。(あ!!モチロン人通りからほんの少し入ったところにある神社が多いです。)
 でも、これからは修行しておられる山人さまたちのお邪魔をしないように気をつけたいと思います。

 お酒やお茶・お弁当などは街中の神社には不向きでしょうからせめて気持ちの上だけでもご挨拶してお参りしたいと思います。

管理人 09-05-17 (日) 6:30

桃太郎さん
おはようございます~桃太郎さん。
久々に早起き習慣を・・・・・と天気を見れば福岡は曇り。
我ながらいい感じのスタートです(苦笑)
考え方によっては雨よりもいいし、明日は天気かも??楽しみが一つ増えた・・・・
人生はこんなもんですよ。考え一つで天国にも地獄にも行けます(笑)安いものです。

吉祥さん
いつも楽しい記事をありがとうございます~一足先に読ませて頂く楽しさは管理人だけのもの(笑)
アップはもうしばらくお待ちくださいね~ちょいとバタバタしてまして・・・・・
その間に「神筆」のブログでも読んで時間つぶしを。
今夜からは新しい世界が開けると思いますよ(笑)

ベン2 09-05-17 (日) 8:36

管理人様

本日の日記、浮かれていた心にビシッと来ました。

「敵は本能寺にあり」「本当の敵は己の心にあり」。

今回の件で、私が何故、村雲さんの所に来たのか?思い出しました。

あまりの楽しさに、ついつい目標を見失い、皆さんに癒して頂き、管理人さんに甘えさせて頂いて降りました。本当に居心地がいいんですよね。

我がの人生に筋が通っていない人間の言葉には、説得力は無し。勘違いをしていました。また、自分の立場。地に足が着いていない人間に、重たい荷物を担げるわけが無いですね。

改めて、管理人さんのところで勉強させて頂ければ幸いです。

太陽 09-05-17 (日) 17:27

こんにちは。

山神様は以前お墓参りの日記で読ませて頂きましたが、山を守る山の神様と思っておりましたが、山人様と聞き直すとまた違う新たな敬いの感情が現れますね。
見える方、見えない方に対しても心を気遣うって大切なことですね。

昔、お寺の住職さんからいわれたのですが、「寺やお墓が怖いと感じたならばそれは自分の心が反応、感応しており神社にしても同じであって畏れの心を抱けば畏れの部分の神様にしかお会いできないものですよ」と伺ったことがあります。
それ以来「好きなものは畏れない」で参拝などはしてはおりましたが、、、山人様…亡くなられてまでも同じこの世の地で修行をされている方々ですか…
寿命、時間の概念も無く、只、神様のお側で修行のみを行って居られるのですね
>今日一日はごゆるりと…
お弁当も気持ちを込めて持参致します…。

09-05-17 (日) 17:45

管理人さま、こんばんは(^_^)

今回も よい記事を ありがとうございました。

人が どうの 周りがどうの。。。
より 今、自分はどうなんか?
人は、時々、人を裁こうとする。。でも
言ってもらわないと解らないこともあるし、、、受け取りかた次第で、心は『愛』にも『哀』にも変わって、見えないものは不思議で、あ、ズレてきました(汗)
山神様を思うと、ナゼか寂しく哀しく感じてしまいました。夢に出てきた、山沿いを歩く修行のかたも山神様?などと、頭の中を過り。妄想が(・・;)。。こちらでは、山神様(やまがみさま)と 呼ばれています。
勉強になります。
雨の音を聞きながら、ふと想いました。

管理人 09-05-18 (月) 13:25

ベン2さん
いーえ~こちらこそ勉強させて貰ってますよ。
楽しむ分にはまったく構いませんよ~また今日からの勇気にして
いただければ幸いです。

太陽さん
その辺りも難しいんですけどね~山の神様も大山積見様をはじめとして
たくさんいらっしゃるんですが、きちんと人が名をつけ祀られている神々と、
時にはそのご眷属となられ守ってくれている方々と、、、、、
・・・・う~ん、、、、、古神道も奥が深い。

花さん
「今の自分」を一番大切にしたいですよね。
いや、今の自分の「心」か。
若い人は自分の心を大切にする=優先する。になっている人が
とても多いように思えます。バシバシ注意して嫌な親父になりたいです(笑)

天照 09-05-19 (火) 16:31

山神は「さんじん」ではなく「やまがみ」です。
従って、「山人」は同音異義語にはなりません。

想像で書いてません?

管理人 09-05-20 (水) 17:35

天照さん
はじめまして天照さん。コメントありがとうございます。
日記をよく読んで頂ければ分かると思いますが自分達は「サンジンサマ」と
呼ばせて頂いております~正直、そこまで気にする必要はないかと(笑)

匿名 10-01-23 (土) 1:34

私の知ってる小さな神社の鳥居の横に大きな石が立っているんですけれど、そこに神様がいらっしゃるそうです。山の大きな石に魂を入れて神社まで運んでこられたらしいのです。神様だけどなぜ境内の中にいらっしゃらないのか不思議でした。もしかしたら山神様なのでしょうか。

匿名 10-01-23 (土) 9:15

すみません境内と書いたのは間違いでした。拝殿です。小さい神社なので本殿と拝殿の建物を兼ねて居るみたいです。

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