- 2024-04-15 (月) 17:31
- 教訓
「出来ないことは、自分は”ゲーム感覚”で挑戦してます。」
これ今までブログに散々書いてきた内容ですが、最近、古川健介さん(ネットではけんすうさん)の『物語思考』という本を友人に薦められて読んでみたんですが考え方そのものはおこがましくも自分の「ゲーム感覚」と少し似ているな、、、、、と。
この本は、「やりたいことが見つからない若者の悩み」をメインにして、「やりたいことを見つける時間が無駄じゃないか?」からはじまり、
「気づいていない枷を外そう」
「人生そのものを物語にして捉えよう」
「主人公である自分のキャラ設定からはじめよう」
問題解決に対しての面白いアプローチのひとつになれば、一読の価値はあるかも?
興味のある方は読んでみてください(´ー`)
部分的に、村雲流の「ゲーム感覚」を分かり易く言語化してくれていた本なので、改めて自分の「ゲーム感覚」を言葉にして残しておきます。
そもそも、自分の仕事で直面する場面は、
「”若者”という年齢もそこそこ過ぎ、酸いも甘いも経験があって、問題に対して(ご本人が)やるべきことをやって、それでも思う状況でもなく、あと一つのヒントを神様から・・・・」
の方が多いので、この本の読者のターゲット層とは少しニュアンスが違うんですけどね。
「やりたいことを捜したり、自己分析に時間をかけるのは無駄」
とはそもそも思ってない、頭の固い派でして(;´∀`)
「人は何者かになりたい。という深い欲望がある」
ということは間違いなく、やりたい事を捜したり、自己分析に時間をかけた結果、『自分は何者でもなかった』と身をもって知ることも大切だと思っています。
そんな自分も学生の頃は、1人の時間が多かったり、その時に自分自身と向き合って、「自分は何者なのか?何がしたいのか?どこに向かうべきなのか?」をぼんやりと子どもながらに考えて、大人になって自分でお金を稼ぎだしてから、考えていた「何者かであろう自分」を社会にぶつけて、「自己のデータを肌身で蓄積していった=経験」だと思っているんですが、、、、
まぁ、そういう意味では今の若者は可哀想ですね。
いつ何時も「携帯」という道具で、本当の1人の時間がとれていない気がします(-_-)
「一番便利な道具は?」の質問にはおそらく『携帯電話』が上位に上げられそうですが、正直、自分の子どもにはそう答えて欲しくない自分もいます、、、、、
それはさておき。
目の前の問題や、挑戦したことのない壁にアタックする際、自分は50代がまじかに迫っていても、やっぱり「ゲーム感覚」ですね(^^;)
『キャラの設定』は50年も経てば設定もクソもないのですが、この壁を超えるにはどういう自分でないと難しいのか、、、、は考えます。
ドラクエで装備がはだかに近い状態で、スライムをペコペコ潰して経験値を上げておけば良い時期に、いきなり中ボスに挑戦するリスクは避けたい・・・・・
避けたい・・・・・・が。
今、書いてて気づきました。
やっぱり、一度は挑戦しますわ、自分!!!(*´Д`)
いやー恐いですね、人って・・・本当に書いてて気づいた。無理なのに、やろうとします。
この時の自分の心境は、
「バッターボックスに立たないと、ホームランもヒットも三振もない」
万が一、中ボスを倒してしまったら、そこから愚痴やため息、その場限りを運に任せて・・・とにかく進んじゃってました。とにかくバットを振り続ける。「習うより、慣れろ」です。
今の人生を振り返ったら・・・・
自分が最低限、塁に出た記憶=少なくとも前に進んだと記憶があるのは、
・19歳で3ヶ月半、ヨーロッパを一人旅
・24歳で師匠に弟子入り
・32歳からブログを書き始め
・霊能者として全国へ出張鑑定
・38歳で結婚
・転々と就職を重ね、40歳で今の職業へ
こんな感じ。正直、どれもキャラ設定のないまま、実力を度外視して「まぁ、やってみるか!」もしくは「後には引けない(泣)」から始まっている・・・・とりあえず、バットを振ったら類に出ました・・・・的な。正直、結婚とか男ならみんなそんな感じじゃないの?(笑)
・・・いや、違ったらすみません、だけど。
後は、
・安定して行える神祭(仲間・時間・資金・場所)
・上記に絡んだ神カフェ
・これからの日本に必要不可欠な神社の創立
・神社の跡継ぎ
・義務教育までは子どもを健康に育てる
・嫁より先に死ぬ
これさえ出来れば、まぁ人生悔いはないな、、、、多分。
話を戻しますと。
自分のことは棚に上げ、「ゲーム感覚」の大切さって。まず、
・物事が俯瞰できる
・足りないものが分かる(攻撃力?防御力?薬草?仲間?)
・足りないものを充足させることに集中できる
・足りないものを少しづつ補うことによって、何度でも挑戦してやろうってモチベーション維持ができる
・足りないものを補うスピードによってタイミングがわかる
・最悪、ゲームクリアの設定をかえる(ゴールの変更)
そして、これはかなりメリットとして大きいんじゃないかな?
・自分を必要以上に守らなくて済む
そして、これは最大のメリット!!!!
・どんな結末を迎えようが、人生が楽しめる
たくさんの相談に乗らせて頂いて感じていることは、今の状況を打破する勇気の邪魔をしている一番の原因は、「自分を守るという心」が多い気がしております。
例えば、
・失敗したらどうしよう
・その為には、どれぐらいの労力が必要なのか
・そこまで自分を信じられない
そもそも、自分の仕事は女性のお客さんが多いし、男性と女性を比べた時に女性は「安定」を求める傾向にあるので、脳筋霊能者と呼ばれている自分と比べれば「挑戦した際のリスク」によりストレスを感じられるかも知れませんね(;´∀`)
「自信がありません」
ならともかく、
「村雲さんみたいにお気軽で無責任な人生なんて送れません!」
「私は切羽詰まっていて、そんなリスクは負えません!」
「失敗したら、わたしがどれ位のリスクを背負うか想像できますか?」
的な、、、、心の声をそのままストレートに口に出される方も多いです(´ー`)
ただし、その「安定」を維持する為に起きた「問題」の中では、問題にアプローチする一つの方法としての「ゲーム感覚」が有効だと思いますよ。せめて、自分のこと「だけ」考えて毎日を送る生活から、ひと時でも逃れさせてくれる。
「どうやったら今の旦那は変わるんでしょうか?神様に聞いて下さい。」
「個性や本質は覗けますが、人を変える方法は教えてくれませんよ・・・・。」
「では、今の借金まみれのDV旦那との未来をみてください」
「・・・神様は、旦那さんは死ぬまで変わらないとおっしゃってます。。。」
「じゃぁ、わたしは何の為に生まれてきたんでしょう・・・・」
「離婚したらどうですか?結婚という制度があれば、離婚という制度もありますよ?」
「離婚すれば生活はどうするんですか?子どもも養えなくなります。」
「国の補助金をもらいながら、働きましょう。どこかで雇ってくれそうな場所ありますか?」
「もう20年以上、働いていないんで・・・パートさせてくれる場所も今すぐには・・・・神様にどこに行けば働き場所があるのか、どのような職業に縁があるのか聞いてください。」
すごく良く分かります、このセリフ。心から同情も出来ますが、おそらくウチの神様はその期待には応えられない神様だと思います。
これを事の重要さをさておき、「ゲーム感覚」にしてみます。
「わかりました。新しい人生に挑戦しましょう。まずは家に帰って、パート・正社員問わず求人誌をかき集めて下さい。で、ついでに連絡できる知り合いに働き口がないかを相談する。今の時代、求人誌に出る前の求人だって多いですしね。何をしたら良いか?よりも、まずあなたが何が出来るか?も大切です。」
「働き口を相談できる知り合いがいません。」
「だったら、それはしなくて大丈夫です。その分、求人誌をかき集める。ハローワークに通う。そうやって皆、仕事をみつけています。」
「何が出来るか、、、昔、手芸で〇〇を売っていました。」
「時間があるなら、それをネットで売りましょう!技術を今、一番必要なお金に変えるんです。」
「でも、もう20年前の話なんです、、、そこまでやって売れるかどうかも・・・・」
「まずは売らないと買い手はつきません。ちなみに、あとどれ位、今の生活はもちますか?」
「さぁ、、、旦那の気分次第なので・・・・」
「目安でいいんです。あなたの人生は旦那のものじゃない。何となくで大丈夫ですので、期間を決めましょうよ!その期間、精一杯挑戦してみて期限がきたら再度、組み立て直しましょう!」
ゲーム感覚なんですが、ゲームと唯一違うところは、『時間に制限がある』ってことでしょうかね。ゲームは壊れない限り、何度でもリセットボタンが押せますが人間の体は時間と共に壊れていくスピードは思ってる以上に早いです。只今、実感中・・・・(-_-)
実際に、自分は占い師でもなく予言者でもなんでもないので本当にその方が挑戦して真剣だろうが嫌々だろうが、好んで動こうが泣きながら動こうが、その「動き」の中であり得ないことが起きて、事態が本人が思う以上に展開する・・・・
これが本物の「神様の力」だと思っていますし、それが「本物の神様」だと思っています。
そして面白いことに、その方が
「ここの会社と、ここの会社で迷っています。」
という質問までなってくると、入社した後のことをすごく丁寧に教えて下さる・・・・
おそらく、神様は神様で越えたくない(越えられない)一線があると思うんですよね。。。
ま、自分は神様ではないので聞かれたことに答えるだけです。
そして、余談ですが似た様な相談で最終的にビビりながら泣きながらでも、動いて、やるべきことをやった結果、、、、「相談前より良い状態」になった方の方が多いのも事実です。
(これが本物の霊能者じゃいっ!!)
50代で正社員になった人。60代から勉強して弁護士になった人。資格をとって駆け出しで働いている人。仕事みつけてる最中により良い旦那さんを見つけた人(笑)真剣に生きてるシングルマザーのお母さんの姿をみて子どもが公務員になってくれた人。子どもがめちゃくちゃ勉強して奨学金を得た人。イジメを跳ね除けお母さんの負担を減らした子。親戚から雇われた人。。。
もちろんご本人の努力ありきの話ですが、そんな報告を聞く度に自分は一緒に喜んだ後、そっと自分の神様に手を合わせております。ますます神様が好きになるし、そんな状況を作ってくれた相談者の方も好き(´ー`)
これが今の所の、自分がいう「ゲーム感覚」のより詳しい説明です(´ー`)
言葉が拙いですが、訳のわからない部分はコメント欄にて質問してください。
実は自分、子どもの教育に対してもこの「ゲーム感覚」で行っており、この「ゲーム感覚」を覚えさせる環境を作っています。嫁は我慢してくれているみたいですが。
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