霊能者のつぶやきトップ > 人間関係 | 教訓 > 父親であることの反省と、自分であることの不安(子育て通信⑭)

父親であることの反省と、自分であることの不安(子育て通信⑭)

最近、少し大人びて智恵も嘘もついてきた息子とケンカしました。

あまりにも片づけない、使ったものを元の場所になおさない態度にむかっ腹が立ちまして、、、、

そんな親の心を知らず、息子は部屋中に散らかった紙や使った後のティッシュ、ハサミやガムテープの中でせっせと「手作りボーリング場づくり」に勤しんでまして(-_-)


「出来たよ、パパ!さぁ、遊ぼ!遊ぼ!」

「いやさ。周りをみてよ。ハサミは出しっぱなしで危ないし、部屋は散らかしっぱなしでさ・・・こんなんで遊んでも楽しくないやろ。」

「え~作ったら、遊ぶって約束してたやん。早く遊ぼうよ!!」



『子どもは親の言うことは聞かない。親のやってる姿だけみて学ぶ』

まさにその通りでして・・・・ウチは自分・お嫁さん2人して、片付けが上手かといえば、そうではない2人。。。


「あのさ。小学校でも同じことしてる?使ったらまず片づけたりしないの??」


ついイライラして言葉も詰問調になる。

最近、新一年生になって男の先生にビビッてる息子をみて、それを上手く活用してやろうとの下心まで芽生えてしまい、ついつい小学校を引き合いに出してしまう残念な大人になってきたのは自覚してます・・・・・


「・・・学校では片づけてる。」

「そんじゃ、家も同じやろ。片づけんと、パパ遊ばないから。」


ここで一つ自分は嘘をついてしまった。

「作ったら遊ぼう」と約束しておきながら、結局、息子が作っても遊ばない。息子が遊びたがっていることを良いことに、次の条件、彼の一番苦手な『片づけ』を勝手に追加してしまう。


「・・・だって・・・・・遊ぶって言ったやん!」


すでになみだ目。

このクソオヤジは言い出したら絶対に動かない、、、、と悟った顔と半分以上、諦めた顔、悔しさを滲ませた顔。


昔はここで泣いてお母さんに抱きついて、「はい、終了~」でしたけど、お母さんは風呂に入ってるし、しぶしぶとスローモーションで片づける(フリ)をし出す息子に少し安心?しながら・・・

ここでまた自分の罪悪感の為に、またまた要らんことを言ってしまった。


「ママが友達が来るからって最近、家をキレイに片付けたやろ?そんで部屋がキレイになったやろ?風呂からママが上がったらさ、絶対に ”片付けなさい!” って言うと思うよ。この散らかった部屋でさ、ママが風呂からあがってパパと君が遊んでる姿みたら、めちゃくちゃ怒るやろ・・・パパ、ママに怒られたくないもん。」


本気で片づけさせる為に、第三者(嫁)まで出してしまった。

・・・もちろん、息子は下向いてガン無視。


「手伝って欲しい時は言ってよ。パパ、手伝うから。」


無反応の息子をみて、携帯の画面から目を離さず、息子の顔もみず、言い放ってしまった。

実はしばらく前から携帯で調べたいことがあったので、ずーっと携帯イジッテいたバカ親です・・・。

・・・そんなこと今の6歳には筒抜けなんです。

「子どもが大事。子どもが宝。」と言いつつ、暗に「あなたとの時間より、携帯との時間が大事」とアピールし続けていた自分、、、、最悪です。


そこで、風呂から上がったお嫁さんが登場。


(あのさ、部屋、片づけろって言って。)


一切の反省もなく、自分自身の言ったことを正当化する為にこっそりお嫁さんにジェスチャー。さらに言えば、息子に不必要なプレッシャーを与える為・・・・。


・・・何より、ここでお嫁さんが息子に対して変なフォローを入れて欲しくないなぁ~・・・とのけん制も含めて。


風呂上がりのお嫁さんは意味もわからず、ただ自分の意図を汲んでくれたのか、息子に対して一言。


「片づけようと?」


・・・しまった。ここは嘘でも褒めてもらえば良かった。


「もう!やるって言いようやん!どうやって片づければ、いいと?!」


ここで息子、さすがに半分以上自棄になっております。



「・・・いつも教えようやん。全部、集める。〇〇(息子の名前)が必要なものだけ、ソファに乗せる。後は、パパが全部、捨てる。以上。」


これがいつもの、ウチの片づけスタイル。

もう面倒なので、クイックルワイパーで床に落ちたもの(&置いているもの)を全て一ヵ所にまとめ、必要なものはそれが必要な人が拾う。残ったものはすべて問答無用でゴミ袋へ。

これで最低でも、手早く部屋は片付く。

本当に必要なものは、次のためにあるべき場所に置く癖と、何が必要で何が不必要かわかりやすい。例えば、買ったばかりのものでも、残ったものの中にあればそれも捨てる。実際に、本人でないと本人が大切なものなんて分からないから、捨てようがないので、時間の節約にもなる。


それに「床が表に出ている面積は、心の豊かさや幸運度に比例する」と昔、何かの本で読んで(^^;)

それから試してみたし、いろいろな人の家にお邪魔する時に観察してみて、確かにそれはそうだと実感中です。


「村雲クン、〇〇(息子の名前)が 片づけようよ?」

お嫁さんが「一緒にやれ」と言わんばかりに、当たり前のことを言う。


「パパ、〇〇(息子の名前)が ”一緒に片づけて” って言わんと、手伝わんけんね!」

あ~また同じことを言ってしまった。


「・・・わかってるっ!!」


これが最近の、息子の口ぐせ。

実際は親からみたら分かってないんだけどね、、、、これが口ぐせになってしまったって事は、本人は相当、ストレスを感じているんだと思う。反省。

・・・多分、2人揃って同じことを何回も言ってる可能性がある(-_-;)



このままでは本当に遊べなくなると思い(就寝予定は家族全員、21時半が目標)自分は無言のまま、クイックルワイパーを取りにいく。そして、ブルトーザーが工事現場で砂の山を築くがごとく、一気に床の荷物?必需品?ゴミ?を一ヵ所にまとめる。


「はい、要るものは全部とって~。はい、とったものは一旦、ソファの上ねぇ~」


どうしてもやりたくない(ってか、ストレスを溜めまくっている)息子は、ただひたすらにやらなくて良い方法だけを考える。・・・つまる所、どうでもよい質問だけをしてくる。

「ねぇパパ。残ったゴミはどうすると?」

「・・・それ、いつもパパが捨てようやん。」

「ねぇパパ。ソファに置いたものはどうするの?」

「・・・片づけるに決まってるやん。」

「それさぁ、今日やらないかんと?明日じゃいかんと?」


この辺りで、パパ、イライラマックス。


「あのさぁ、まずはサッサと片付けようぜ。もう寝る時間も来てるし、これ早く終わらせれば少しでも早く遊べるやん!そっから考えればいいやん?」

「ぼくね、それが気になってお掃除に集中できんと・・・・・。」


まぁね、今考えればそうかも知れません。

息子的には遊びたい一心でペットボトルでボーリングのピンを作って、紙を丸めて球を作って・・・さぁ、遊ぼうって時に何も考えず・・・・ってか、大人の理論でぶち壊して今までの気持ちを踏みにじっちゃった訳ですからね、、、、、今になったら解るんです、えぇ。


ようやく片づけ終わって、時計をみたら丁度、21時半過ぎ。

この前の2者面談(担任と親)で、「〇〇クンの集中力は・・・」と言われたばかりなので、「いやぁ~この前まで保育園生だったのに、集中力とかあるわけないやん(笑)」と内心、思ってたんですが少し気にしていたと言えば気にしてました。教えるべきことは教えておこうか、と。

ただ彼は「工作」には間違いなく集中していたし、それ邪魔しちゃったのは自分の方なんですけどね(-_-;)



「・・・ほら。21時半過ぎてる。パパ、あの長い針が10の所(21時50分)までしか遊ばんけんね。」

「・・・もう、いいっ!パパとは遊ばないっ!!」

「・・・・・。」


・・・それでいい。良く言った。


約束を破りまくって、目の前にニンジンぶら下げられて急に嫌な作業を押しつけられて、挙句に勝手に新しい約束(時間制限)までしてくる汚い大人の言うことなんか、聞く必要はない。と正直、思った。

すっげー矛盾してるけど、ここは男の意地を通した息子を褒めてあげたい。


とにかく今日から、子どもと一緒にいる時は同じ時間を過ごすこと。

家族と一緒にいる時は、どうでも良い携帯電話なんて触らないこと。

にします(-_-)


昔はどうだったんだろう、、、、、

と、フト思い出せば、家族皆でTV観てた(苦笑)それも時間の共有っちゃー共有だったかな、、、、

で、土日の休みは午前中ラグビーやって、中学・高校も部活で夕ご飯も確かバラバラだった気がしてます。もう、あんまり覚えてないけど。


自分の父親は割と職を転々とした方で、それでも自分が今の歳になってから「よく家族だけは食うに困らない様にしてくれたなぁ~」と感謝してますが、すっげー金持ちになった団塊世代以上になった人たちがよく、


「もっと家族との時間が欲しかった。」


なんて口を揃えて言うんですけどね。

自分は家族との時間は優先してるつもりですけど、まぁ自分の大切な時間も捨てきれないって事で、見つけ出した答えは、


「自分の大切な時間に家族も巻きこむ」


で今の所、少ない資源なりに上手くまわしている感はありますが・・・やっぱりお金は欲しいですよね。あと、自由な時間も。多分、これはお嫁さん・・・というか、世の中のお母さんの方が我慢度が高い分だけ、内なる欲求も高いでしょう。

男である自分は何よりも、今は自分のもってるものを全て発揮できていない気がしておりますし、それが一番悔しい。

本当は家族の為に頑張ってます!感が必要なのかも知れませんが(それを誇りにしたり、責任にしたり)そうすると空いてる時間は「そりゃ、オレの為にある訳でしょ!」的な思考に思いっきり偏ってしまう癖があるんで、ちょっと今の自分には危険であります・・・・


まぁ、この辺りは話がまた長くなりますので今日は自戒の意味も込めて、とりあえず。


「子どもと一緒にいる時は同じ時間を過ごすこと。」
「家族と一緒にいる時は、どうでもよい携帯電話なんて触らないこと。」


家族の数だけ家族の形はあるでしょうが、家族ってなかなか難しくて面白いですね(´ー`)


PS.若い頃はどんな子育ての考えだったんだろうって気になって、昔の記事を読んでみました。

『月を指差し、指先しか見ず』

わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい(子育ての話)2010-07-31 (土) 2:12

・・・なんか真面目ですね(汗)反省します、、、、、


















Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
ブログランキングに参加しております。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。

人気ブログランキング 占い・鑑定へ 精神世界ランキング にほんブログ村 その他趣味ブログ 鑑定へ

コメント:0

コメント
Remember personal info

霊能者のつぶやきトップ > 人間関係 | 教訓 > 父親であることの反省と、自分であることの不安(子育て通信⑭)

サイト内検索
RSS

 RSSリーダーで購読する

霊能者のつぶやきモバイル
携帯からもご覧頂けます。
霊能者のつぶやきモバイルQRコード
Tool
フィードメーター - 福岡の霊感占い師のつぶやき|神様・守護霊様からの..

Meta
リンク
クリックで救える命がある。

このページのトップへ