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質問への回答⑭ 何故、自死(自殺)がダメなのか?

  • 2020-10-17 (土) 3:35
  • Q&A

質問をいただいてましたんで、番外編として。

「自死がダメ」、、、実は100%、そう思っていない自分がいます。

ただ今の自分から言えることとして、ここ20年近くで多くの自死された幽霊さんと会話を試み、それ以上の多くのご遺族の方と直接お話をさせて頂き、また実際にあった経験上から、ただただ、単純に、

「自死はやめた方が良い。」

という結論に至ってます。

ご遺族の方々とは直接、お話できても「自死された幽霊さんと会話を試み」と書いたのは、いくら話しかけてもその方を生前守っていた神様や守護霊様のお力をお借りしても、話すのが無理だったこともたくさん経験して来たから、この表現であっていると思います。



本当に親しい方、自分を全力で守ってくれ情を注いでくれた親族をおそらく自死で無くしました。

おそらく、、、

というのは、自死した痕跡があっても、遺体が未だにみつかってないからですね。

山のなかに入ったのまで分かって、いくら捜しても山が広すぎてみつからない。

警察の方と手伝ってくれた方、200人近くで捜したんですが、見つからない。

警察犬まで出してくれたんですが、運が悪いことに捜索2日目は大雨。

もう、最後の手段だと、ボロボロの自分を父親が師匠宅に連れていってくれ、師匠は多くを語らず、「ここで居なくなった」とまるで山の中に入って現場をみたような地図をサラサラと書く姿を、息を飲みながらみつめていた自分を覚えています。

師匠の地図は、まさに現実の山の通りでして(さすが、本物の中の本物霊能者(-_-;))少し開けた場所の、印がついていた場所も捜したんですが居ませんでした。

地元のボランティアの方々は、「この辺りはイノシシが多いからねぇ、ひょっとして咥えて移動したのかも」と、心から同情してくれてました。


自分が生まれる前から自分を可愛がってくれていた人でした。ある時期は、一緒に同じ会社で働いて苦楽を共にしましたし、たくさんご飯を奢ってくれたり、自分が若い頃に家に帰らない日があって、「どれだけ心配かけるんだ!」と一度だけ本気で殴られたこともありました。

とても明るくひょうきんで、とても優しく、とても弱い人でした。

誰ひとり隔てなく皆に優しかったので、皆に愛されておりました。

お別れまでの最後の2~3年は、

「なぁ、生き甲斐というものがあるのなら死に甲斐というものもあるんかなぁ?」

が口癖でして(´Д`) 

それを聞くたびに、自分は怒ったり、泣いたり、なだめたり、、、、いろいろと世話の焼ける人でした(;´∀`)


亡くなる一週間前か二週間前だったかなぁ、もうあんまり覚えていないけれど、自分のところに挨拶に来てくれました。


「部屋の掃除してたらさ、いろいろ捨てられんもんが出てきたから、お前に持ってきた。」

そう言って小さな段ボールを抱えて夜中にウチに来た時に、無性に怒りがわいてしまい、いろいろと酷いことを言った記憶があります。


そして、その一週間後に警察から電話がありました。

何故あの時、諭すのではなく寄り添ってやれなかったのか。10年近くたった今でも、どこかで後悔しています。



その人は、自分が転職をして自分の将来の為に別の道を選ぶ、と車の中で打ち明けた時、「そっちの方が良い」と喜んでくれました。

別の道を選んだ自分の後ろめたさか、元気な姿をみせたいとの自分の虚栄心だったのか、心配かけたくないとの未熟な思い込みか、その後、会う度にいかに今の仕事が楽しいかをオーバーに話してましたけど、いつも「そうか、そうか」と笑顔で聞いてくれてました。

自分と離れて時々、バイトを雇いながらそれでも金銭的な問題で一人で頑張っていたんですが、現実はそうやさしくはないって事は、自分も話をしてて肌身で感じていました。


自分がずっと傍にいて、たとえ同じ結果になったとしても、あの時は本気で時間を巻き戻して欲しいと、神様に本気で願いました。おそらく、今でも心のどこかで思っている自分がいます。


とても優しく、とても弱い人でしたが今でもとても好きです。

会えば、謝るぐらいしか出来ないだろうなぁ、、、、

それとも、会った瞬間にあの時のお返しで一発殴ってやろうか、、、その人の過去を今は振り返ることもなく、考えるのはそれぐらいです。



その人のことを想うと、「自死は絶対にダメだ」って言えないんです。

言ってしまえば、自死を選んだあの人を、また完全に否定しそうで怖い。

生きてる人間の綺麗ごとで、あの人の苦しんだ末の選択を無にしたくないのが正直なところです。


おかしな話で、当時はすでにバリバリの霊能者だった自分ですが、不思議とその人と会えなかったんですよねぇ、、、、、

いくら霊界を覗いても、その人の姿がみえない。

自分の、全霊能を開いて「どうか神様、一度でも会わせて下さい」とめちゃくちゃ祈っても、ダメ。

挙句の果てには師匠に、「おかしいなぁ、お前さんの霊能があれば視えるはずだけど・・・本当に霊能者か?」なんて呆れられる始末。。。。

でも、一度だけ会いました。

自分がベットに横たわり、別に死ぬ気もそんな勇気もなかったんですがこんな自分でも、「あ、今なら死ねるかも?」って思った瞬間がありまして(;´∀`)

(しかし人は忘れる生き物ですよね。なんでそう思ったのかの理由さえ忘れてしまった(-_-;))

その瞬間、目を開いたらその人が自分のベットを見下ろして、自分をみていたんです。

驚いて、話かける間もなく消えて居なくなりました。たった一瞬だけ。謝る暇も、殴る暇もなかった。


その時、ひとつわかりました。

やっぱり霊界には、霊界の中でも界が分かれているんだ、と。

生きてても、死んでても、波長があった瞬間、通じる世界があるんだ、と。

一生懸命、視えない世界で捜さなくても、常に視ていてくれたんだ、と。


それから少し考え方が変わりました。もう、考えるのは辞めて、捜すのも辞めて、自分が自分らしく生き、あの人の分まで苦楽を味わって、もしも・・・ですが。自分が誰かに褒められる人生を歩んで、あの世のエライ人?にも認めて貰ったら特例で自死したあの人とたくさん喋らせてもらえる権利ぐらいは欲しいなぁ~と。

そう考えた瞬間から、捜そうって気もないし、この世で会うつもりもなく、会えないことも理解できました。


生きている間、たくさん手こずらせましたし、たくさん手こずりました。

でも、まさか居なくなるとは想像してなかったんです。。。いつかお互いに死ぬと解っていても、急に別れが来るとは思いもしなかった。


あれからも、今も、いろいろな方から自死の話は聞きます。

そしてなるべく、期待に応えようと話を聴こうとします。

中には話を聴けなくても、自死者の心を覗く技術はそこそこ磨けましたし、また優れた守護霊様が未だに心配で見守ってくださっている場合、その方から話を聴く小技も身につけました。

自死されても、あの世で勉強したり、自死したことを後悔して努力されている方にも多く会わせて(視させて)頂きました。


今、ひとつ言えることは寿命や事故で亡くなった方に逢いたいと思う一心で、自死は辞めた方が良いです、、、、多分、行く界が違いますから (T_T)

ただし、人それぞれ事情がおありだろうから・・・止める権利はないんですけどね(-_-;) 命賭けて会えない可能性が高いなら、どうにか生き延びて同じ界か近い界に逝かれることをお薦めします。


若い時、

「師匠が死んだら、オレも死んじゃうんじゃね?」

なんて思ってましたが、実際には家族がいてくれたことと、もう一つは師匠のことだから、たぶんですが本人が望まずとも相当、高い場所に行くんじゃなかろうか・・・・

そう考えると、この世を卒業してまずあの世で確実に会える方法は、自分が生きている間に近い界に逝けるぐらいの爪痕ぐらいは残しておかないとね、、、、、

・・・・今はそんな気持ち。


この世を卒業する時、しこたまパワーを貯めて、あの世でパワーがあれば、分霊できて一人は師匠に会いに行って、一人は家族を守る。もう一人は次世代の貢献をして、まだ分かれられたらこの世に残ってフラフラ自然と自由を満喫する!(これ本気です!)


「自死はダメ」ではなく、「自死は避けた方が良い」

まぁ、理屈ではなく、今の自分はそう感じています。

ただ生きていても、どうせ死ぬんだし (^^)






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コメント:1

ちゅみ 20-11-01 (日) 21:02

村雲さん、
記事にして下さってありがとうございます。
おつらい経験を書いて下さってありがとうございます。

夫が亡くなって長い時を泣いて過ごしていた訳ですが、亡くなった夫もみえないだけで私のそばできっとずっと一緒に泣いていたと思います。
もしかしたら、夫の方が私より何十倍も何百倍も、つらかったのではないかと。
私の姿は夫には見えていて嘆き悲しむ言葉は聞こえていて、だけど夫はどれだけ近くにいても、どれだけ言葉を発しても私には届かない。
その時の私は、私と結婚したから夫は若くして亡くなった・・とか、色々一人で喋っていましたから(^^;;

今は、その時の私はとてつも無く悲しくつらかったけれど決して不幸では無かった。そう思っています。

著名な方が自死を選び亡くなられた後も、その方の作品は世に残ります。
その姿がどんなに美しく、雄々しく、天才的であっても、また時代の変革を望み、その死に様までもが美化されたとしても、
生き続けていれば別の何かが出来たのではと思ってしまいます。
死を選んで実行する時は思考回路が止まっていると言うか。死んでしまった後に「あれ?私自殺しちゃった?」で自死を知ると言うか。
難しいですね・・自分を苦しむ、事は。

ただ、余命限られた中、肉体の苦しみだけがあるのであれば、残されていたかもしれない数日を「0」に出来ればとは思う、今日この頃ではありますが。

ここ1ヶ月「死」について考え巡っていました。悲しい事が起きると無性に断捨離したくなるのですが、結果「終活」断捨離しています(*^^*)
万が一、事故や病気で急死した時の為に大事な書き置きは数年前にしておりますが。
あと何年?何十年?残っているか知りませんが、残りの人生、風通し良くしたくなって、かなり思い切った断捨離をしています。
終わったら、また一歩踏み出します。

ノーテンキな私ですから間違いなく寿命を全うし、あの世に行った時
「わたし頑張ったわぁー!わたしえらい!良い人生作ってきたわ〜っ♪世界は美しかったぁ」って大満足で言ってます、絶対!(^○^)
取り敢えず、生かされる限り生き続けられる様に、視野を広く持って、時には「まっいっかぁー」でズボラに生きます(^-^)v

「自死はやめた方がいい」

強制でも無く、諭すでも無い、最期は自分で決めるしかないんだよね、と委ねる言葉?が「何故自殺してはいけないのか」の、いいとかいけない、とかの範疇にないのだと理解しました。(あくまで私個人の考えです)

ありがとうございました(^^)

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