人の生死とエントロピー

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あ 19-02-01 (金) 0:12

えーと、聞きかじり程度の知識なので間違っているかもしれませんが、エントロピー増大の法則（熱力学第二法則）の中では秩序が生まれないというわけではないそうです。

で、勘違いなら申し訳ありませんが、もしかすると村雲さんはエントロピー増大の法則の誤訳を、エントロピー自体の意味として捉えているかもしれないです。
（エントロピーの意味についてよくわかってないので確実な事を言えないのですが…）

調べてみると、厳密に、エントロピーは「乱雑さ」ということではなく、熱力学においての不可逆性…、一方方向には進むが、逆方向には戻らない現象の度合いを数値化したもの。
多分、要は、熱エネルギーが、温度の低い方へ分散、流れていく、という事周りの、度合いの数値ですかね。

「エントロピーが高くなるという事が、乱雑さの増す事を示している」というのが要約されて誤解されやすいのかなと思いますが、あくまでも、不可逆性そのものを指す言葉ではなく、物質の状態を表す数値の事なんだそうな。
（メートルとかリットルとか、単位的なものとして考えるとイメージしやすい？）

言わば、熱力学であるからこその概念ですかね。どうやら、熱力学において定義されている「熱」というものも、なんだか日常的に使われる熱とは少し違う意味を持って（定義されて）使われているみたいですし。

自分自身、熱力学や専門用語、エントロピーという言葉を理解しきれているとは言えず、またエントロピーと定義されているそのものが、結構ニュアンス的なもののようなので、言葉にし難いのですが、そんな感じっぽいです。

外国語から来た言葉でもあるので、それもあって表現しきれない所や、日本語にもよくあるように、一つの言葉に含まれる、いくつかの意味合いからくる混乱もあるかもですね。
（そうやって、母国とは違った意味を持って、日本独自で使われる横文字が増えてきたっぽい所もある。）

どうやら、熱力学などの意味から派生したのか、比喩的に無秩序や混乱、と言った使われ方をもされるようですし。
英語にはそれとは別に「無秩序」や「混沌」、「混乱」に相当する言葉があるので、また違ったニュアンスなのかもしれない事を踏まえると、日本語に置き換えて理解するのが難しいですね…。
（日本の混沌や無秩序よりも、表現にバリエーションがあるのかもしれない）

とりあえず、よくわかってませんが、熱エネルギー的な見方から、エントロピーは確かに、人が生まれる際は一部的に減少（母体的な意味で）しますが、全体的には増えている（個体数的な意味で）、と言えるのかもしれないです。

こう、今の状況として、エントロピーとはなんぞや？と考えたり調べたり知識を得たりする事で、エントロピーという概念はまとまって、その時一部は減少、縮小するが、今までの過程を全体的に見ると、概念そのものは大きくなった、増えた、とも例えられそうです。

つまり、乱雑というか、「手順」や「過程」、動きそのものが増え続けるという事というか…
可能性が増え続ける事？と言えばいいのか、秩序も要素として含めた混沌と言えばいいのか…、それがエントロピー増大の法則を、それなりに例えた感じでしょうか。

ただ、熱力学で使われるエントロピーという概念や、その意味が応用された使い方、誤解されて広まったもの、精神世界的な意味を含んだエントロピーの概念が生まれたりと、意味はそれぞれ違うっぽいので、元々の言葉の意味が複雑な事も相まって、殊更にややこしくなってるみたいですね。（言葉の無秩序）

また、熱力学以外に、情報理論においてもまた違った意味での使い方をされる、情報エントロピー（情報がどれだけ欠如しているかの度合い、わからなさ、という意味合いで使われるらしい）というのがあって、これも略されてエントロピーと言われる場合があるようなので、混同しやすそうですね…。
多分、自分の情報エントロピーが高い事だけは確かです。

真面目な話、エントロピーの意味が気になるのなら、熱力学や情報理論を学んだほうが多分、正確に理解できそうな気がします。
正直、自分の説明が間違っていたり、混乱もあったりとで、穴ボコだらけな気もしますので、どうか鵜呑みにはなされぬよう。

あ、因みにエントロピーは、変化の意を持つ、ギリシア語から派生した言葉らしいです。

まあ、そんな堅くて無粋な話は置いといて、熱、生と死、ダークエネルギー（確か、宇宙を離れる、膨張させているエネルギー）とダークマター（確か、宇宙の塵や星々を引き寄せているエネルギー）、可能性、これらには似たような所が沢山あるように思えて、興味深いんですよね。

個人的には、生が一過性の、可能性の動であるなら、死とは一過性の可能性の固定、止、だと思ってます。…そんな事もないかもしれませんが。

自分の想像している上での本物の、ではありますが、神さんがもし、時間とは関係ない存在だというのなら、日本という国は持たなくとも、日本という概念は残ってる可能性があるんじゃないでしょうか。
なんとなく、そうでもないと神という存在が近くにあるのはおかしいような気がするというか、何かしらある、日本という繋がり、日本にゆかりのあるものがないのであれば、現在に関わる事も難しいものかと思いますし。
勿論、人間の抱く整合性が及ぶ所でない可能性もありますがね。

なので、ありのままの日本を残すという事も、分散したとしても残る日本というものも、視野に含めて考えてみるのも悪くないかもしれないな、なんて思いました。

その神様の案じている未来のイメージというのか、思念とでも言うのか、そういったものがわかる訳でもないので、余計な意見になってしまわないか心配ではありますが、上手くいけば、国というものも、分散したものも、両方残る事があるやもしれませんし。

自分に具体的な何かが出来ている訳ではないですが、どうせなら301年や302年と言わず、もうドカッと、三千億年位は日本、延いては太平の、和の望める国があればと思います。
…その頃には地球が残ってるかどうかすらわかりませんがね（笑）

可能性にも、エントロピー増大の法則みたいなものがあるのなら、増え続けるしかないので、ブレブレになるのは間違いないんですが、例えば日本という国の存続の不確実性、それが子の生まれで、一瞬でも減ると考えてみると、妥当な気もします。

つまり、そういう事だぞ少子化ァッ！！

…いえ、神様が何を考えて300年持たないと仰ったか知りませんがね、考え得る一要因としてはあるんじゃないかと。

…言ってる自分が少子化に貢献しそうなので、割と洒落になりませんね…。（文字数的なエントロピーの減少）
長々と失礼しました。

ブーシュカ 19-02-02 (土) 18:33

村雲さーん！答えとか良いって言ったじゃ無いですカァー。

そんな突拍子も無いことを気兼ねなく呟ける場、そんなリアル村雲村をよろしくお願いします！って気持ちだったんですけど！！！

でも、知らなかったIさんのブログもメッッチャ気になりますし、初めて知ったイリヤ・プリゴジンさん(語感的にはフゴフゴさん。)も、とても興味深い方で世界は未知の魅力に溢れてるって触れられただけでも幸せです。
今度お会いできるときはいつでしょうね？！飲み方セッティングなときはチームに入れてください！お声かけお待ちしてまーす！

管理人 19-02-07 (木) 17:28

あさん
えええぇぇーーーマジですか！コメントありがとうございます(´ー｀)
こちらこそ聞きかじりの知識で申し訳なかったんですが、あさんのお蔭で勉強になりました！そしてさらに。「日本という国は持たなくとも、日本という概念は残ってる可能性があるんじゃないでしょうか。」・・・これはなかなか。自分なりの考えはあります。・・・が、神様の意図している考えも理解できております（言葉にするのには勇気が要りますが（汗））その為に繋いできたものもありますしね、、、、せっかくの機会なので、もう一度、考えてみますね。とにかくまずはコメントのお礼まで(´ー｀)

ブーシュカさん
こんにちは～いや、考えるのが楽しかったから記事にしただけ（笑）春先に一度、集まりますよー記事にて募集かけます！その際にちょっとしたお知らせを。。。。