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終わらない放課後。

若者の心が少しでも知りたくて、読んでみました。

「若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術 著者
電通若者研究部」

あ~あいつ、ここに当てはまってる!ぎゃはははは~!

なんて楽しめはしましたが、まぁデータもたくさん載ってて面白い。たぶん、自分にはそのデータがいかせるスキルと目的がないと思うけど(´ー`) ふつうの読みものとして面白かったです。

バブル崩壊後の不況やデフレの社会背景の中。またテクノロジーの進化によって起きた情報革命のなか、今の若い人たちがどういう社会背景で育ってきたか、またその特徴などをデータをもとにまとめられているのですが、、、、、なんとなく”恐怖”として残っているのは・・・・・

「終わらない放課後」

この言葉でした。ね?なんか言葉だけでもゾッとしません?

”終わらない遊園地””終わらない遠足” みたいな(笑) まぁ、楽しければそれもありなんでしょうが、自分の年代にとってみれば ”終わらない” という言葉にこれほど存在感があるとは、、、、、、

だって”始まる”けど、”終わらない”んですよ??なんか怖くありません?



ちなみに、記事のタイトルにしている

『終わらない放課後』

とは、、、、、放課後・・・・・そう。ようやく騒がしい一日がおわって、帰りの会やホームルームで義務教育の一日は終わり。

そこから仲の良い友達とおしゃべりしながら家路についたり、帰ってからどこに集合するか決めたり、はたまたユニフォームに着替えて今度は部活がはじまったり・・・・・・・

でも、家に帰れば新しい明日を迎えるために、それも”終わって”いたんですよね、むかしは。

今は違う。

手元には”スマートフォン”と呼ばれる、世界の情報が引っ張ってこれたり、押しこめたりできる万能の窓。バッテリーが残っている間は生きているわけです。

友達とTwitterやFacebookやLINEでいつまでも繋がっていたり・・・・・

自分もそうですが、眠れない夜があれば暇つぶしに携帯をいじくりまわし、ネットサーフィンをして目が疲れるのを待つ、、、、、ってか、目だけ疲れて余計に眠れなかったり(*´Д`)

「寝ている間」

厳密にいえば、布団のなかでもいじくっている日もございますので、「睡眠中の意識がない間」はようやく放課後の終わりを示す。

朝起きれば、メールにLINEに携帯のチェック。

自分なんか、やっちゃいけない「携帯アラームを目覚まし代わりに使う」 を乱用してますからね、、、嫌でも最初に朝起きて触るのが携帯電話という・・・・・・(-_-)

だからって、それを否定しているわけではなく。別に若者を責めているわけでもありません。


ワカモンなんていっとりますが、20年もむかしは自分もワカモンでした。

あの時の、1人だけの時間は今振り返ったら大切だったなぁ~

今の自分にとって必要なものは?と自問自答してみたり、社会や周りから与えられた役割はまだ少なかったのですが、20歳では20歳なりに一丁前に、

「とりあえず仕事、辞めちゃう?これからどう生きていこうかねぇ~」

なんて漠然と考えていたような(´ー`)

当時の人間関係。仕事や内容、責任について。お金のやりくり。どこに遊びにいって、どこでどう使うか。先輩にムカついたり、今となっては笑ってすごせるような社会の理不尽さに憤りを感じてみたり。


今の人なら、『孤独』 っていわれそうですが(爆)たしかに1人の時は独りぼっちでしたが(当たり前(笑))、孤独といわれればそうじゃなかった気がしてます。

おそらく自分の中でも ”必要な時間だ” なんて認識があったのかも?

学校から帰れば、1人。

家族との会話がおわり、部屋に戻れば1人。

ようやく1人部屋がもらえたのが中学校2年のときからでしたから、好きな音楽を聞いて、読みたい本を読んで、いろんなことを想像しては自分に落とし込んだり悩んだり、、、、、その過程のなかで、幼稚な自分なりにですがしっかり「自己肯定」できてた気がします。

役割や役目が年とともに増え・・・・・

まぁ、今振り返れば貴重な時間でしたねぇ(´ー`)


「終わらない放課後」

テクノロジーが日進月歩のなか。
また不安定な社会状況とコロコロかわっていく社会背景のなか。


どこでも、いつでも繋がっているって・・・・・「終わらない残業」「終わらないローン」並にやっぱり怖い気がするなぁ~( ;∀;)


テクノロジーの進化、すげーーーーっ!!!人間の能力、無限大!素晴らしいーーーー!!

・・・でも本気で使いこなせないと、なんかやっぱり怖い(;´∀`)





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コメント:2

日次月次 16-08-21 (日) 22:09

終わらない放課後・・放課後と言えば、部活(^^;
家に帰っても部活(=趣味)のことを考えてました。
そういう意味では終わらない放課後が30代まで続いてました。

他人の行動やつぶやきをチェックするのが放課後なんですかね。
会ってしゃべれば1分もかからずに解決する問題を
メールやLINEでこじらせる。
他人の行動を知ってそれを何に活かすのか。
単に行動分析に使われているだけのような気もしますが。

必要があればこちらから呼び出す
・・というスタンスで使いこなせればいいんでしょうが、
気がつけばあっという間に使われてる。

昔はネットなんか無くなって生きていけたのに。
本当に必要なんでしょうかね?

管理人 16-08-23 (火) 0:34

日次月次さん
すごく納得、、、自分もこの本読むまでは同じ意見だったかな(いや、40代の個人的には今でもそうかな?(笑))「必要か?不必要か?」の議論そのものが、ここ10年あまりのテクノロジーの進化に置いてけぼりにされているんですよね。ネットは個人の意思に関係なく、すでにインフラ化してます。ネットを利用し、このブログを読んでくださっている方ならわかるはず^ ^ いろんなことをすっ飛ばしていうのなら、「ワカモン」に対する今の大人たちは、「時代の傍観者」であってはもったいないということでしょうか?流行り廃りなんて、仕掛けているのは所詮、「大人」が多いです。ワカモンの新しいエネルギーを「よい仕掛け」に還元させてもらって新しい日本を引っ張りまわす、、、これが大人の責任であり、未来への希望かな?

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