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「素直な心になるために」 松下幸之助 著

  • 2016-02-13 (土) 17:50
  • 教訓

元松下電器、現パナソニックを一代できずいた創立者、松下幸之助さん著 で有名な、『素直な心になるために』

前回の記事の答えが、これでした(^^) 当たった方はすごい!

ある方よりすすめられ、「よし、まずは素直に読んでみようっ!」 とさっそく注文しつつ・・・・「あぁ、これが自分には足りないって事なのかしら?」 と一抹の不安をおぼえつつ・・・・・・ そんなこと、まさか自分にかぎってあり得ない話なんですけど!(笑)

まぁ~いろんなこと考えながら(この時点ですでに素直じゃない!(爆))読んでみますと・・・・・・・

まぁ~読めば読むほど、正直いえばある部分での自信はなくなってきましたよね、、、、、。

なんの自信かというと、



ちょっと、マジメに書けば。

いろんな方と会わせていただくのを職業にしている自分は唯一、一般的にいわれる 「人をみる目」 というものは直観的に、感じるままにそこそこ信じ、自信があったのですが。

それが 『素直な心を持とうぜっ!』 といわれれば、今まで培ってきた自分自身の人をみる目(霊視じゃないよ!)は一体、どうなんだろう・・・・と。

結局、「人をみる」=「人を判断する」=「先入観」=「”素直な心”が発揮できない?」 まで勝手に思考が先走りしちゃっておりまして(-_-;)

今までの経験で得た自分の人をみる目の才能や能力は一旦、横におけって話なのかな?

いやいや、一旦置いたら、ただのノー天気な、ひとりお人よし状態になりはしないのか?「バカ」をみても、素直な心で素直な生き方は素晴らしいって話なのかな~・・・・・・・・・・と ( ;∀;)

ちっぽけな素直さのない心でページをめくるたびに自問自答したものです・・・。

しかし、読みすすめ最後までいって、気になった点を何回か読み直して改めていろいろなことに気づかされました。気づかされたというか、読んでる最中にまず思ったこと。

「なんか”性善説”を大前提にしていないかい?」

「繰り返しが多く感じて、ちょっと退屈・・・・・」

文章そのものは読みやすく、よくまとまったイメージですが、、、、小説とは違って何度も似たような話やケースが重複する場面がしばしば。

でも、理屈では説明できない「素直な心」をいろんなパターンや方面(メリット・デメリット) から書いてあってですね、逆にいいますと 「これだけ表現しなければ、素直な心というものはあの松下さんでさえ表現しにくいものなんだろうなぁ~・・・・・」 との解釈。

そう考えて、気になった部分をまたあらためて何度か読み返してみたんですが、うん、新しい発見がちらほら見え隠れ。

たとえばですね、

・ 「自信や経験」 と 「素直な心」 は反比例しない!

これは単なる、自分の勘違い話なのですが・・・・・ん?こっちが先に素直な心をもって、満ち足りた・平和の心で先入観なしにまずは相手と接しなさいよぉ~、って話なんでしょ?

・・・・それがちょいと、意味合いが違うんですね。ホント、素直でない自分は最初にここに引っかかっておりました。

はじまりは素直な心であっても、反比例はしないどころか、結局、元を正せば 「素直な心に行き着く」 と感じた自分が確認できます。

また逆からのアプローチで、いろんな成功例と呼ばれるものをたぐっていくと、ここに行き当たるというか。たとえは微妙な点もございましたが、腑におちる実体験が何度かかんじられます。

自分を例にとってみますと、コミュニケーション能力にそこそこの自信があって、さらに自分は 「人に恵まれている!縁の運が強い人間だ!神様からのプレゼントっ!」 なーんて、うぬぼれるつもりはなく感じていた ”自分の中だけの真実” だったのですが・・・・・

おどろくことに、理屈は抜きにして、「お逢いできて本当によかった!」 と思える方はほとんど、自分は、自分が知る限りの ”素直な心” で接しさせていただいていたことに気づいたんです。

これはすごく似ているんですが決して、

「素直な心」=「相手への信頼や信用の丸投げ」

とは違うということ。自分も何度もハマりましたが、ここは間違っちゃもったいない部分。本の内容が伝えたいことが半減してしまいます。


・「素直な心」が原点であり、大きく一周まわって回帰する。この繰り返し

素直な心があれば、、、、、「あなたは強く、正しく、聡明に”なる”!」 とは一切、書いていなかったりする(ここ大事!)

「素直な心は、あなたを強く、正しく、聡明に”する”」・・・・

・・・・・のであって、素直な心とはなんぞや?と、書かれた内容の中でつまんで知ったところで(ここも著者が何度か注意してくれています。書かれているメリット・デメリットはほんの一部だと)それは「素直な心」をもったとは言えない。

「素直な心」とは、意識しながら人と相互理解しあいながら、ミーティングや工夫ですり合わせを行い習慣づけていくこと(持ち続けようという”継続”)が大切である・・・・と、後半の章で書かれておりまして、「”素直な心”ってなんだろう?」 の思考が最初の一歩の、”さ” の字レベルなんですね(汗) 

実行と継続・・・・・「素直な心」を自分の中でつくっていく旅は、永遠に死ぬまで続く話だと思うんです。

ねんど細工をつくるのであれば、つくり方やつくる工程、またその瞬間に完成した形はさまざまであっても、


「この”ねんど”とはなにか?どんな色で、どんな匂いで、どんな味で、どういう性質があるのか?」


・・・・これを忘れて先に進んでも、なかなかうまい事行きにくいですよ~だから、毎日、見直しましょうね・・・・その ”終わりであってはじまりの部分” を!なにか、そう言われている気がします。


・素直な心とは真理をつかむ働きのある心、真実を見極めて、それに適応していく心である


これをいろんな角度から検証してくださっている本だとおもってくださればわかりやすいかな?

そのため、どうしても普通のこと(内容)になってしまいますが「養い方」までレクチャーしてくださっている部分には感謝です。


「まずはやってみよう!」 とおもわれる方にとっては、かなり取っつきやすいやり方を松下さんの経験をもとに伝授してくれているのではないかと思われます。


しっかし、いくら大切だとはわかっていても、よくこんな目にはみえないものを文章化して説明されましたよね、、、、、、松下幸之助さんの立場で、この先の人や日本の未来を案じ、先をみすえた高いレベルで、とらえているものは漠然としていてもしっかりと書き綴られている・・・・・・ここが本当に、すごいと思った。


”素直な心” を、、、、、

その、意義について説明し、内容を書いて、わかりやすい効用と弊害、さらに養うための実践と最後に著者の願いがこもった本。

さらにコメント欄にて、この本をご紹介していただいた方とは別の方に

”「道をひらく」と「物の見方、考え方」が基本の基”

と教えていただいたので、さっそく素直に注文・・・・来るのが楽しみ!


本当に読んでて似た内容がくどいぐらいに繰り返されているようで、ちょいとその部分だけ読みづらいと感じられる方も多いとは思いますが、、、、、それだけに、日々忘れやすかったり、面倒で”知る”だけで”実行”までにはなかなかいかないんですよね・・・・・・反省。

それだけ当たり前のことが難しく、1ページ進めるごとに素直な心を ”知る手がかり・つくるきっかけ” はもらっていると考えられる素直な方へ、おススメの本です!



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コメント:11

もも 16-02-13 (土) 20:36

それが 40代じゃないんですか?(笑) 頑張って下さいね村雲さん。又、お世話になりますね!私もおバカ全開で頑張っちゃう↑陰ながら応援してますね(^^)/

ちゅみ 16-02-13 (土) 22:53

村雲さん、
バラしますと・・実はこの本知っていました、と言うより、目にしていました。初めは気付かずに「柔軟な人になるために」とか「寛容な心になるために」とか、色々考えている内に思い出したんです(^^)それで検索で確かめたら出て来て。ですが著者が誰だったか全く覚えていなくて(^_^;)中も見ていないので、もしかしたら違うかもしれない・・と思って「違っていたら大コケ・・」と最後に逃げ道を作ってしまいました(^_^;)
過去に啓蒙を求めて色々読んでも結局その時の私には内側に入れ物がなかった為、素通り、なんの意味もなかったです。今ならどんぶり1杯分くらいは残って染み込んで来そうですが(*^^*)
ただですね、村雲さんが「素直な心になるために」を説明して下さってる今回のブログを読ませていただいても「素直」って、やっぱりなんじゃろかいな?です(^_^;)

「いくら大切だとはわかっていても、よくこんな目にはみえないものを文章化して説明されましたよね」

村雲さん、村雲さんはブログでこれ・・
やってる!やってる!
じゃないですかぁ(*^^*)

京都の熊 16-02-14 (日) 12:37

こんにちは、村雲さん
京都の熊です

『素直な心になるために』でしたか〜「素敵な心になるために」かと思いました(>_<)
嘘です!

人を育てる立場の方の、其れも今でも尊敬されている方の経験、見方 読んでみたいと思います(*^_^*)
課題図書がたくさんで 燃え上がりますね!
読んで、少しでも日常で気付くように…
素直じゃないので素直になります☆

パイ生地 16-02-14 (日) 12:54

こんにちは

素直な心」とは、意識しながら人と相互理解しあいながら

そんな考えもあるんだ やってみよう ちょっと違う じゃ次の方法
次の考え

ミーティングや工夫ですり合わせを行い習慣づけていくこと

自分にあっているやり方だな 続けてみよう また違う考えが
身についたら始めに戻り実行 継続
人それぞれたくさんの考えから違うと受け入れず
なぜこんな事になるのか否定でなくあるべき事を考え
じゃあ自分はこの事に対してどうする?自分1人の考えで決めず色々な考えに目を向ける 受け入れ吸収していく
て事ですか?私なりに 読んで思った事でした

みこ 16-02-15 (月) 7:59

素直な心、足りないので読んでみます!
確かに素敵な人は素直な心感じますねー
年甲斐もなくスノボデビューして腰打ってまだ痛いんですけど、周りの忠告素直に聞けばよかったです、、、

いけ 16-02-16 (火) 9:25

素直な心  愛かな。

管理人 16-02-16 (火) 15:56

ももさん
ありがとう ( ;∀;) も~どこもかしこも、一歩外にでれば妖怪だらけだよ・・・・・でも負けたくない!がんばりまっす!

ちゅみさん
えぇ、えぇ、やっとりますよ。無理は承知で、無理をかいくぐり(笑) でも、実際に結果をだしている人とだせていない人では重みが違うとですよ・・・・・・これからも、「素直な心さがし」は必要だと思います!一生、死ぬまで!

京都の熊さん
その本の隣に、「素敵な心になるために 京都の熊著」 があったら、間違いなく自分はそっちを手にとる派です(´ー`)

パイ生地さん
そう、それはその通りかも知れない、、、、、ですが、大事なポイントは「あの松下さん」でさえ、いつも素直な心の迷子になってしまう。だから、その時の指針のために書いた本である・・・・・の部分が一番、感動した。パイ生地さんはいつも「正解:この世の不変の真実」を捜しあるいているように感じます。それって、自分でつくっていくもの・・・・・っていうか、行動の末に残ったもののような気がしております。

管理人 16-02-16 (火) 15:59

みこさん
大丈夫。みこさんが考えている「素直」とはそもそも定義が違うと思うから。あとは読んでみて、実際にやってみてください (;´∀`)

いけさん
おぉ、すばらしい感性。が、しかし、あの松下さんが 『愛』 をあんなにページ数つかって書き物として残すのだろうか・・・・??でも、ほんとうに素晴らしい感性だと思います!

もも 16-02-16 (火) 19:05

うん。(>__<)

いけ 16-02-16 (火) 23:00

管理人さん>
松下さんも 愛とは定義できなかった?w
愛は行動で、義務って考え方なら 松下さんの言うことに重なる気もします。

管理人 16-02-16 (火) 23:28

ももさん
どんな障害も笑って迎えれば本望です( ̄^ ̄)ゞ

いけさん
すみません。そこから先はまだ何も行動に起こせていない自分には語る資格はありません。まずは素直な心、実行させていただきますm(_ _)m

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