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神様からみた、自閉症の子と 「箱」。

今日、会いにきてくださった方は自閉症の子をもつお母さんでした。「自閉症」と一言でいってもその症状はさまざまだし、違う心身症を併発されている子もいらっしゃいますが、お子さんの成長とともに、学校内や近所づきあいでのお母様同士の神経のすり減るおもい、頭がさがります。

神様がその子をみて「箱」というキーワードでこのような表現をされるのかと思い、参考までにその方に許可をいただき記事にさせていただきます。

その方はご本人がおもっている以上に、とても強くて優しい方で・・・・・もちろん、自閉症のお子さんを持つ方々は、その方だけに限った話ではありませんが、よく勉強をされてて努力もされている方。

さらに人間関係においてもよくご自身を見直され、神様から 「○○殿はよい学習をされておるの。」 ・・・・・なんてセリフ、久々に聞きましたよ!


<神様の言葉、抜粋>

おおらかに生きたくとも周りとの神経疲れで大変じゃろうがの、天真爛漫とのことばの通り、この子は生きていかれるが、一番大切なことは孤独にせぬこと。この子の”仲間”になってやることが第一じゃよ。

この子は知性が遅れているわけではなく、たとえれば人は皆、”箱の中” にはいっておる。

おかしの箱でもブリキの箱でもよい、フタがついておって完全にフタが閉まれば真っ暗闇となる ”箱” での。人は皆、その箱の中、時に内側よりフタを持ち上げ、時に外の刺激によって強引にあけられたり、何かのひょうしでぶつかってフタはずれる。そのズレたフタのスキ間より光がはいるじゃろう。その光によってみえる範囲、これを人は ”己” と自覚する。

さて、この子はまだ純粋じゃで、その光の奥の奥、光の源をみたいと純粋に好奇心と興味があっての。細い一筋の光、これをあくなき心で求めもされる。

今、母様とおこなっている作業は、そのまばゆき光の源の見方、それを学んでおるが、互いに違う箱の中、学びて欲しい部分とこの子が知りたい源では違いが大きい。

この子のみる世界をみつめてみること。さすればこの子もひとつ言葉にはできぬ、はっきりとは自覚できぬ安心感と連たい感が得られよう。今、(この感覚を)もたれている瞬間は母様の腕の中や横でねむりに落ちる時のみ。この時間は少しづつ、増やしていかれればよい。

フタを強引にあけずとも良い。社会が勝手にひらいてくれる。この(双方の)箱をいかに近づけるかが勝負。いかに共に興味を持ち、こちらが一歩先に走って見本をみせる。遅くとも早くとも、いづれは子は親元より手を離れる。その限られた時間、想いや心をいかに母様自身も楽しめるかでの。 彦



神様の言葉をそのまま使わせてもらうと、

「自分」という箱の中に、フタのスキ間より入ってくる「光(外からの刺激)」。

自我が芽生えはじめれば、その蓋のスキ間より入ってくる光を利用して、箱の中をすみずみまで照らしてみたり、箱の中身そのものを鑑みたり、手探りで箱の広さを創造したり、試したり・・・・・また、箱そのものを社会に適合させるためにいろんなすり合わせが行われます。

一概にはいえませんが、自分の経験だと自閉症の子の特徴としてはその「光の根源」 に極端に興味をもったり、また極端に興味を失ったり、光そのものにしか反応を示さなくなったり・・・・・これがまわりとズレだすと、「自閉症」と診断されます。


でも、これって大人にもありますよね・・・・・・・

・・・・・・いや、時々は大人の方がタチが悪い時も多いのかな(汗)

大人は、自分の責任である程度のフタの開け閉めが可能だし、自分の中の薄暗い箱の中を照らしたくないし、気づかないフリをしている人も多いし、下手に力がある分、全力で箱そのものを守ろうとしたり、、、、、、


箱同士(お母さん・子ども)が、少しでも重なりあっていれば 「まずはOK」です。

完全にひとつの箱には重なりあわない(重なりあえない)ので、まずはそこから。

次に、安心感や連帯感、、、、いわゆる「言葉にはできない、自覚もしにくい”信頼関係”」 を日常の中で築きながら、特殊な訓練をふくめた「教育」を行っていく。

子どもがみる「光の源」や、その「方向」に気づいたら、無理に修正せずに親はその先(具体的にいえば、ある動物がでるアニメが好きな子なら、その本物の動物に会わせてやったり)に子どもを導き、教育をしながら一緒に楽しみ、『協調性』 を学んでもらう。


反対に、一番いけないことは 『協調性』 や 『共同体の概念』 を覚えて欲しいために、子どもの視点や興味を無視して、社会の視点や常識(と思っている、導き手の視点や常識)に無理やり当てはめてしまうこと。

教育はもちろん必要ですが、それで信頼関係や子どもの安心感を奪うと意味がないと思います。


・・・・・・神様の話をまとめると、こんな感じでした。

ただし、これは今日のお母様に、そのお子さんに対しての教育方法での神様からのアドバイス。自分は心理学者でも教育に関わる仕事でもなんでもありませんので、なにか少しでも参考になれば、、、、、ってことでお願いいたしますね。

自分も学ばせていただきつつ、この子の立派な成長、神様と一緒に楽しみにしております!

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コメント:5

名無しのゴンべぇ 15-11-05 (木) 20:08

押さえつけずに、伸び伸びと育ててくださいね…

中々、無理な話ですけど…


昔、自閉症の子で、親が子供を嫌って、おばあちゃんに子育てを丸投げしてる人を見た事ありますが…

せっかく、選んで生まれてきてくれたのになぁ…
って、見てましたが…


脳性麻痺の姪が居ますが、遊ぶ事も喋る事もご飯を食べる事も出来ません

殺さず、生かすだけです…

バギーを押して歩いてるだけで変な目で見られます

親の教育が出来てなかったら、子供が、
「あれ、何~!」、「あの人変な人~!」
って、子供が叫びます
親も一緒になって言います…


脳性麻痺の子も気持ちや感情ちゃんとあります!

人を見て判断もします(笑)


凄い苦労もあると思いますが、楽しい事を見つけて、支えになってあげてね

千恵 15-11-06 (金) 6:17

神様のお言葉と村雲さんの〆の清らかさに頭が下がります。

この、お坊ちゃまの才能が光とともに開花することを願います。

「箱」、( ^ω^ )とても分かりやすくて感動しました。

管理人 15-11-06 (金) 12:30

名無しのゴンべぇさん
師匠宅のお子さんは脳性麻痺で自分とももう16年のお付き合いです。話すことも、立つこともできませんが 「脳性麻痺の子も気持ちや感情ちゃんとあります!」 ・・・これまさしく同感(笑) 挨拶しても、こっちが本気でないと反応がなかったりします(苦笑)

千恵さん
きっと光るはずですよ~神様だって応援してくれてますからね!(笑)お母さんにもぜひ楽しんで欲しいです!きれいごとだけではおさまらないとは思いますが、苦楽を共にしてこそ親子・家族かな。

ちゅみ 15-11-06 (金) 20:12

今の時代でもしょうがいを持った子供を座敷牢のごとく家の一室から出さないという家庭もあるそうです。
村雲さんを訪ねられたお母様は神様がお褒めになるのですから、素晴らしいお母様なのですね(*^^*)

夫は視覚しょうがい者でしたが、夫が幼い頃、夫の両親は寮生の盲学校へひとり入れるのが忍びないと、その時住んでいた北海道から寮生では無い盲学校が唯一ある横浜に家族全員で引っ越したそうです。
夫の父親も北海道での仕事を辞めて、家族より一足先に横浜に赴き、仕事と住居を見つけてから夫ら家族を呼んだそうです。

子供の為に生活の基盤を変える決意は、子供がしょうがいを持っていようがいまいが、同じだとは思いますが・・
それでもやはりその心配量は比べものにならないでしょう・・

自閉症はその症状も様々で、お一人お一人に合った接し方が必要だと聞きます。
それだけに一般社会からも年金関係などの行政からも理解されづらく、未だ未だ行き届いていないのかもしれません。
これまでもどれだけのご苦労があった事か、そしてこれからも多岐にわたりいろいろとご思案される日々なのでしょう。

ですが、お母様が堂々と歩まれていかれる限り、あらゆるサポートが用意されていると思います。

様々なしょうがいを持った子供の親御さんたちが、このお母様のようであればと心から思います。

管理人 15-11-19 (木) 15:02

ちゅみさん
素晴らしいコメントですね。ちゅみさんが経験してきた事、味わってきた想い、すべて伝わってくるようで・・・・・・いつものちゅみさんとは一味ちがうコメント、ありがとうございます!

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