- 2015-10-15 (木) 19:14
- Q&A
神社参拝のちょっと気になるマナー、、、、そういえば自分も昔は気にしてたっけ(笑)ってことで、質問をいただいた方に快くご了承いただきまして参考になればと残しておきます。
ちょうど、福岡の神社巡りをする日が11月14日で、七五三の参拝の方々に確実に各地で出くわす事になると思われます。私はよく、神社で結婚式やお祓いをされている所に遭遇するのですが、昇殿して祝詞を奏上されている最中に参拝する際、何だか参拝するのに気が引けてしまいます(例えると、電話中の人に話しかけるような気分になってしまって・・・)
何か気を付けた方が良い事はありませんか?気にしすぎですか(笑)?
たしかに気になりますよね~・・・・・これ。
心優しい方なら一度は考えてくれたことがあるかも・・・・・・・また、自分がお祓いを受ける立場であれば、少々気にされたことがある人がいるかも知れません。
結論からいえば、「そこまで気にする必要はございません」。
神社の例祭や大祭などであれば、正直、『参拝者よりも祭り(儀礼)を優先』 させます。
「えーっ、みんなの”神様”じゃないの?偉そうに・・・・」
とついつい心のどこかで思われる方も多いかもしれませんが(汗)、なんのための祭りかといえば、それは 「神様のため」 であるからです。
皆のための神社。氏子さんや崇敬者さんで保てているのですが、それ以前に「神様にご奉仕するための、神様が座す場所(宗教施設)」 が大前提。
で、これが七五三や祈願系の”祈り”となれば・・・・・
これも一つの 「祭り」、大切な儀礼であることには違いありませんが、祝詞をあげる神職さんの立場からすると、祭り中での参拝はほとんど気にならないかなぁ~。
斎主(神職)と祭主(祈願者)が、本殿に向かう際には賽銭箱の横から出入りすることも多いので、その時は 「道を譲ってもらう」。
また、二礼(再拝)二拍手一礼の、「二拍手」 も人によっては大きく響かせる方がいらっしゃいますので、そこは少~しご遠慮していただいて、音はいつもより小さくとか(偲手・忍手・短手(しのびて)
※「しのびて」は祭りの内容によって音を消した拍手、記事の内容は「音を少し遠慮していただく」という意味なので修正させていただきます!
祝詞を、かなりの声で奏上される方はブツブツと小さく挙げる(微声)
この二つは正式な神社参拝のルールではございませんが、マナー程度にしていただいて、頭の片隅にいれておいていただければ幸いです。
ちなみに、神社によりけりですが・・・・・・
神社が主催している例祭・大祭の際に、集まってくださった方々(参拝者)に対してもお祓いする場合がございます。
その時は、ぜひご一緒に参加されて(といっても本殿の中までは入れませんが)まったく構わないですよ~「ついでに・・・・・」というわけではございませんが(笑)せっかくなので、その場でご低頭していただきまして、神職さんのお祓いをうけられた方が・・・・・・・・
・・・・・・得した気分になるのは、自分だけかな(苦笑)
斎主も祭主も参拝者も、そしてもちろん神様も!皆さん笑顔でよい時間をすごせるように心がけましょう!
コメント:4
- 残九郎 15-10-15 (木) 19:59
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ちょっと気になったので。
偲手・忍手、は音をたてない、神葬式や凶事の時。
短手、三回以下の拍手、まあ普通の二拍手とかですね。
ちなみに、出雲大社などの四拍手、四回以上の拍手が長手じゃなかったでしょうか。
音はいつもより小さくとか、と書かれていますが、
偲手・忍手、と聞いて全く音をたてないと間違えられ方がおられてもちょっと、
と思いまして。 笑 - 管理人 15-10-15 (木) 21:09
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残九郎さん
こんばんは、残九郎さん!ご無沙汰しております。「しのびて」漢字の当て字はいろいろですが、神葬式・凶事はもちろん、それ以外の夜祭や神聖な儀式の際にも行われるんじゃなかったんでしたっけ?(宮中や春日大社等)・・・これ、もう一度調べてみます、すみません(汗)でも、これらは音を出さないので確かにまぎらわしいですね、、、修正させていただきます。ご指摘、ありがとうございます!あと、久しぶりのコメントも(笑) - あずき 15-10-15 (木) 22:04
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わぁ、そうなんですね。スッキリしました!(笑)ありがとうございます。
言われてみると確かに・・・私も太宰府天満宮で昇殿させていただいてお祓いを受けたことがありますが、あの何とも言えない緊張感と清々しさで、後ろのお賽銭の音やら話し声は、気になりませんでしたね。。。
頭の片隅で、「あー、後ろの人たち、お参りしづらいかもなぁ」と、思ったくらいで(笑)
あの昇殿した時の、凛として、それでいて何とも言えない優しい空気感をはじめて体感した時は、ただひたすらに集中してしまうしかありませんでした。
それに、人の七五三や結婚式、祭事に遭遇出来るというのも、ラッキーな事なのではと思えますね。幸せのお裾分けというか。ほんと、仰るように、得した気分です。
村雲さまの見解をおうかがい出来て、各地で良い祈りを捧げることができそうです。 - 管理人 15-10-17 (土) 11:36
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あずきさん
いえいえ、少しお役にたてたかどうかという事で(苦笑) でも、ご質問はありがたかったですよ~少し内容は違いますが、自分もいろいろと勉強させていただきました!ありがとうございます~!