ラグビーを100倍楽しくみる方法！（ラグビーのルール）

・・・・・というか、もう遅いですよね？（笑）ひとり興奮冷めやまぬまま、ようやくひと息ついている40歳の霊能者。食欲の秋。

あ～終わっちゃいましたね、ラグビーワールドカップも・・・・・日本代表、お疲れさまでした。

あの「日本魂」をむきだしにした闘志。体をはったアタック・ディフェンス。

たいていのスポーツが口パクどころか、口さえ開かない中、「君が代」 を声をだして涙ぐんで歌うスポーツ選手って他にいるんでしょうか、、、、、、

「日本のために戦います。」 と、そのままストレートに口にだせる各スポーツ界の日本代表がどこに？？（涙）

外国人選手が多くそこそこの批判もあった中で、以前記事にした 「オールブラックスのハカ」 と同様、国歌である 『君が代』 についての歌詞の意味などもきちんと勉強する時間がもうけられております。

日本民族いじょうに日本人らしい、日本人なのですっ！

まだまだワールドカップは終わっておりません。来年には、「スーパーラグビー」（世界最高峰のクラブチームによるリーグ戦） もありますし、4年後にむけて日本の各ラグビー選手が世界に散らばっていきます。

ありがたいことにワールドカップは決勝まで民放でありますし、国を代表した各チームの戦いをみる機会はまだ残っております！！

なので、最近は会う人会う人に聞かれる、『ラグビーのルール』 と、『100倍楽しく観る方法』 をまとめます（笑）



まず大事なことは・・・・・・・・


「こまかいルールにこだわらない！」 ってことでしょうか（笑）


審判が笛を吹いたらプレーは中断。

そこから、自軍ボールか、敵軍ボールかを判断され「再セット」を行い、プレーが再開。

とにかく、

「前にボールをパスしちゃいけない（スローフォワード）」
「前にボールを落としちゃいけない（ノックオン）」
「ボールの前でプレーしちゃいけない（オフサイド）」
「倒れたらボールを離さなくちゃいけない（ノットリリースザボール）」

ようするに、前に進むには「ボールを前に蹴る」か・「手でもって走る」か・「3人以上がもみくちゃ」になりながら（地面にボールがあれば”ラック”、手でもっている状態で”モール”と呼びます）・・・・「1mでも、10cm」 でも前にすすんで・・・・・・

『トライ』 すれば点が入る陣取りゲームです。

・・・・これぐらいおさえておけば、楽しめます！（爆）


あとは追加で、

トライは、「5点」

その後、トライした縦のライン上からキックがはいればさらに「2点」追加。

（これは（コンバージョンゴール）と呼ばれますが、この時の五郎丸選手の姿勢が有名になりましたよね～！）

相手の反則で、ペナルティキックの権利がえられキックを選択し、それがはいれば「3点」。どうようにプレーの最中でも、一度地面についたボールをキックして枠内にはいれば「3点」です。

※南アフリカ戦では、相手の反則にたいしてヘッドコーチが「ペナルティキックを選択しろ！」 を指示して同点と同時に試合終了！を狙ったのですが、キャプテンのリーチ選手がトライを狙いにいって見事、トライ！これが劇的なトライになりました！！！



よく、「アメフト（アメリカンフットボール）」と間違えられるのですが・・・・・・

歴史はラグビーの方が古いのですが、アメリカ人は ”合理化” を求めるためラグビーから一切の不合理を抜いてルール化したのが、アメフト。

ただし、試合時間は大きく違います。

アメフトは12分×4クォーターで、合計が48分ですが、実質動いている時間は平均して約12分程度。

ラグビーは前後半あわせて80分のうち、プレーしている平均時間は約60分と筋力と共に持久力ももとめられます。


「あくまでも ”紳士のスポーツ” であることを忘れずに」

なので、ルールは細かくてきちんと守ります。

イギリス、イングランドの発祥スポーツはよく ”紳士のスポーツ” といわれますよね。「紳士は一度かわした約束は守る」ので、サッカーやラグビー、ゴルフなどは割と雨が降ろうが雪が降ろうが試合が中止になることの方が珍しい・・・・・・

ですが、最近ではゴルフなんかは「球（ボール）が小さい」ので、気候に影響されやすくあまりの気候の崩れだと中止になったりしておりますが、、、、、基本、ラグビーやサッカーは続行されます！


まぁ、なんだかんだ書きましたが、、、、、、、

ウチの高校でも、不良の退学寸前の男がラグビー部にはいれば退学をまぬがれる・・・・・・ってぐらい、品がなく荒くれ者のスポーツのように感じられますが・・・・・・


・・・・・実質、そんな感じかな？（苦笑）


今は中学生と接する機会が多いのですが、もう昔と違って今は反対に、

・挨拶ができない
・返事もしない
・試合に負けても悔しがらない

つまるところ・・・・「覇気がまったくない」、がそろっております。。。。

「なよなよしている男の子が多い」

イメージ、、、、、がっくし。

その分、「ウチの子はこんなに練習しているのに、なぜ試合に出れないんでしょうか？！」という親御さんは多い（苦笑）

試合は、上手いやつ・強いやつを出している訳じゃないんですけどね～練習態度や姿勢に、その子の ”親にださないすべての面” がでちゃうんですよね・・・・・・・

男性の「女性化」、社会の女性進出に影響されるかのように、「女子ラグビー」もようやく盛んになってきましたが、、、、どうなんでしょうね～これが流行ってくれたら、それはそれでいいんですが、、、、、正直微妙だなぁ・・・・・・・（汗）


ラグビーの試合って、なかなかＴＶでは観れませんからね～

ワールドカップは決勝まで、10月いっぱいまで民放で試合はみれると思いますので、今まで目にしたことのない方はこの機会にぜひ！！！ぜったいに魂は熱くなること、請け合いです！

体が強くてデカい方が勝つ・・・・・・・

という訳ではありません。フィジカルはもちろん、精神力・どの戦術を選択するか・刹那の選択力で決まります。

それから大事なことは、

『One for All , All for One』
（一人はみんなのために、みんなは一人のために）

はラグビーの代名詞になりつつある言葉ですが、最後の「 All for One（みんなは一人のために）」ですが、これは誤訳であって、最後の「One」 は 『一人』 ではなく、『勝利（Victory）』 であるとラグビーの名選手にして元全日本監督、平尾さんはおっしゃっています。

「All for One」
それには前提条件がある。
それは「一人ひとりが『自立』した大人である」ことが必要なのだ。
つまりは、一人ひとりがきちんと『勝利』に向かって自分の足で立っているこ
と。
チームの一員として他のメンバーに甘えたり、寄りかかったりしない、大
人の集団であることが必須なのだ。

・・・・まさしく・・・・・耳が痛い言葉です。。。。。


自分も練習に参加させてもらった時にいわれました。

「ラグビーなんて社会人になって何人続けていると思う？ラグビーが上手い男、強いチームなんてどうでもいいんだよ。それよりも、”社会に強い男” や ”社会で強いチームをつくれる男” を育てることを目標にして欲しい。どんなに厳しくしてもいいから、そのかわり何があっても絶対に離すな。お前自身が諦めるなよ。」


・・・・・・ひいぃぃぃぃー熱い！！！火傷する～～～！！！

そんなこと言われて、自分の練習用ユニフォームを渡されたらですね・・・・・


「・・・あのぉ～来週の日曜日、地鎮祭が・・・・・」

「何時から？午前中？いいやん、練習は午後からだし。」


「・・・あのぉ～相談者がつまっておりまして・・・・・」

「何人？いいやん、終わってから来れば。」


ただでさえバリバリの体育会系の男社会、これで生半可な返事でもしようものなら、自分の方が走らされますよね（汗）


そして、体が小さくても、パスが不器用でも自主的にグランドにでて練習している子どもたちをみていると、、、、、うん、年は違っても同じ「男」として負けてられね、ってなってしまう訳ですよ。（前回の練習ではひさびさに ”脳震盪” を起こしてしまいましたが（汗））


ラグビーはその瞬間、自分のもっている力すべてを賭けて、、、、、「肉体・才能」 そして、「勇気・情熱」が試されるスポーツ・・・・・って、よく考えたらプロの団体競技の世界は全部、そうなるか（笑）





※ 人気の五郎丸選手。めっちゃカッコいいんですが、ウチのコーチ陣の総意見は、「もうちょいタックルにいってくれたらなぁ～」 と、、、、厳しい（笑）・・・・・・・でもやっぱりカッコいい！！

ブログランキングに参加しております。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。