- 2015-09-26 (土) 13:39
- 教訓
まー世の中はどこを向いても、開運、開運、また開運・・・・・
これはスピリチュリティには切っても切れませんし、自分も否定できないどころか運が開けりゃ、それにこしたことがない美味しい話でして。ぐへへへへへぇ・・・・
なんて、越後屋さんバリの、アンド 悪代官クラスの含み笑いまででそうですが。
(これちなみに伝統ある越後屋さんからクレームが入った過去があるらしいですよ(笑))
あんまりこれに気をとられると大切なものを失いますよね、、、、、そう、その人間がもってる 『自力(じりき)』 というものが無くなってしまう。
今日は今どきの、 「開運大好き、スピリチュアルっ子」 がきてくれたのでその時の会話を許可をもらってアップさせて貰いますね~
「そんなんじゃ、他力を生かすための自力まで無くなっちゃうよ・・・・」
「あ~村雲さんの言うことだから、”他力” の前にまず、”自力” ってことでしょ?」
「いえ、違います。そういう勘違いははなはだ迷惑です。」
『自力』 といえば、反対語は 『他力本願』 の「他力」を思いだしますが、これは
「他力」=仏様の目にはみえない力。
なんかつまみ食いして勘違いしている方も多いのですが、『他力本願』 の「本願」とは、押してもダメ・引いてもダメなら、
「時には我欲を捨て、仏様に身をゆだねて本願(仏になる、仏に導かれる)を達成させましょう~」
って意味合いです。
「Yちゃん、そのまま他力本願を達成させて、もう仏になればいいやん(笑)」
「いや、わたしの願いは良い人と巡り会い、素敵な恋の末にあたたかい家庭をつくって、子どもは2人育てながらマッサージの仕事もうまくいって独立したら・・・・・・」
「おーい、仏さまとは思いっきし逆の方向でないかーい!」
と思わず突っ込みましたが、他力本願の意味も違えば、「他力よりも自力が大事」と説きたいわけでもない。
そもそも、自分は 「運をひらかせるより、自分で運を作ろうぜ!派」 なので、あんまり開運にかんしては小難しいことを考えたことはございませんが、、、、 開運も他力も大切だとは思いますよ。これは本当に大切です。
(別に仏様も神様も、目指しておりませんが)
自分がお釈迦さまだったら、王子の権利なんて絶対に捨てずに楽しく余生を送ります・・・・・まぁ、それをしなかったから偉人なんでしょうけど(苦笑)
もともとは仏教用語で、神道でもよく使う似たような言葉があります。
『自然(じねん)』 =みずからがそうなる。おのずとそうなる。という意味。
これも間違ったとらえ方をすれば、「自動的に、自然にそうなっていく」=「他力本願」 に近いものがありますが、皆さんも家に数日こもっていればわかるとおり、
「人生の扉は外からは開かない」
とですよ、、、うん、良いこといった。
扉こそ開きませんが、そういう時に限ってピンポンピンポンうるさいのは、N○Kか、新興宗教団体ぐらいですね。
「”開運” とは ”運が開く”、その開く人生の扉のノブは内側からまわして開けないと誰も開けないよ~座ってて、勝手に扉があくわけじゃない。」
「開けたら、一歩踏み出すのも ”自分” だけど、ひょっとしたらそこがヌカるんでいたり、いきなり一歩目で落とし穴があったりするわけでさ。それって、自分の歩幅を知っている人や、先にのぞき穴から外をみている人じゃないとわからない事実なんだよね。」
「だから、扉を開けないと運もクソもないし、そこから一歩踏みださないと・・・・それこそ、自分の運さえわからない。”開運” なんていってるけど、まだまだ先の話なんだよ・・・・・結果はどうであれ、一歩ふみだしたら後は ”お任せします” ってのが、そもそも開運ってものであって・・・・・・・」
まぁ、これを執念深く説明するんですがたった一言で切り返しやがる。
「だ・か・ら!村雲さん、その ”扉をひらくため””一歩の後押し” が欲しいための開運なわけよ?わかる?? ホント、頭が固いよねぇ~・・・・・・はぁ~~~~」
「・・・・・って、おい!日頃、”開運・開運~♪” っていってるやつが、いとも簡単にこの神聖な場所でため息つかんでよ(苦笑)」
「いいとよ、わたしはこう見えて巷では ”開運マスター” って呼ばれているんだから(笑)」
開運マスターとか、知らねぇ。聞いたこともねぇ。だいたい、昔のよしみで 「ちゃん」づけして呼んでやってるけど、君なんて20代からみたらもう立派なおばちゃんなんだよ・・・・・・
もう喉まででかかった言葉を、これも昔のよしみで飲み込みましたよ。
つづく。

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コメント:10
- 名無しのゴンべぇ 15-09-26 (土) 22:39
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誰でも出来る開運法で、
「左足から出て、左足から入る!」
と、言うのを聞いた事があります
家の玄関を左足から出て、左足から入る…
家を建てる時に、神社の神主サンが、家を建てる周りを歩いて結界みたいなのを張る歩術があって、そのやり方も「開運法」になります、と、聞いた事があって…
神社の鳥居の前で一礼して、左足から入る!って、神社の参拝方法に書いてありました(笑) - 管理人 15-09-27 (日) 21:10
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名無しのゴンべぇさん
なぜ左足からかご存知ですか?それを知らないと「技」だけで終わると思いますよ~ - 名無しのゴンべぇ 15-09-27 (日) 23:03
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なぜ、左足から…?
調べてもわからなくて…(泣)
本にも書いてありませんでした
管理人サン、教えてください!
お願いします! - 管理人 15-09-30 (水) 22:59
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名無しのゴンべぇさん
では本にも載ってて、ネットでも調べられるヒントを。神職の祭式には正中に対しての基本的な作法があります。これがわかれば、かなり答えに近づくと思いますよ! - 名無しのゴンべぇ 15-10-01 (木) 15:10
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ググッてみたけど、「これ!」と、言った答がなく…
これかなぁ…と、思うのを書かせてもらいます
何度も通ってる神社の場合
鳥居を左足から入ります
「また来ました、よろしくお願いします」のサイン
出る時も左足から出ます
「また来ますので、よろしくお願いします」のサイン
左足から出ることで、お願い事を、しっぱなしにするのではなく、「度々、参拝させて頂きます」
という意思を神様に伝えることになります
初めて訪れる神社なら、右足から入ります
「初めまして、入らせてもらいます」のサイン
左足から入る…のは、普通の人がしても意味がないらしいです…
神職サンがして、初めて意味がなす、とも書いてありました(笑)
左足から入るのは、少しでも神様に近づくため…と、書いてあるのもありました - 管理人 15-10-02 (金) 12:46
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名無しのゴンべぇさん
怪しすぎる情報、ありがとうございます。違います(笑)ネットの威力ってこんなものだったっけ、、、さらなるヒントは、大きな本屋か図書館には足を運ばれ、本屋であれば店員さんに、図書館であれば検索機械で「神職 祭式」と入れることです! - 名無しのゴンべぇ 15-10-02 (金) 18:52
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管理人サン
図書館で検索して、探してみたけど、無理でした(泣)
参拝方法や神社の鳥居の種類や仕組み
神主サンの役割の書かれてる本はたくさん出てきます…
私の知りたい事だけ出てこない…
知る意味がないからでしょうか?(泣)
お願いします!
教えてください!
ギブアップです…
ネットも一緒で、参拝方法や神主サンのなり方…求人多数出てきました
以上、ゴンベェからの報告です - 管理人 15-10-03 (土) 8:55
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名無しのゴンべぇさん
では、わざわざ調べてくれたということで。正中を境にして、神職の作法は違います。鳥居から、向かって左に立つなら(ご神殿を正面に向いて)左足から出す。参道は決まってませんが、刀がガチャガチャぶつかると無作法になる・・・が由来だったかな?なので、必然的に自分は左側側を歩くので、左から一歩。反対(正面向かって右に立ち、参道の右側を歩く)なら、右足から。これは神職の学校に行かれた方なら必然的にそうなると思います。
・・・が、一般の方ならご自由に。神職だけしかしちゃいけない、ってことは断じてありません。 - 名無しのゴンべぇ 15-10-03 (土) 23:39
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1つ勉強になりました!
ありがとうございます!
本にもネットにも書いてなかった、答えです
久しぶりの図書館楽しかったです! - 管理人 15-10-04 (日) 12:40
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名無しのゴンべぇさん
念のため、ネットで検索もしたのですが・・・魑魅魍魎の世界ですね。ネットでチェックして、その後は可能な限り足を使ってください。ネット情報だけで人生終わる人が増えています(汗)