先日、福岡ではちょいと早めの墓参りに行ってきましたよ。
ウチのお墓は大分の日田市。この山の中で、一族が祀っている納骨堂がございまして、自分がまだ小学生の時は、「これでもかっ!」てぐらいに、初夏に道路に出れば蛍が雪のように飛んでおりました。お墓に行くたびに、「あの自然は残っているのだろうか・・・・・・」 と考えつつ、半分は楽しみで、あとの半分は心配で・・・・・・それでもやっぱり美しい場所です。
日田まで下道を通って、のんびりとドライブがてらで2時間半ぐらい。
走るたびに変わっていく風景を眺めながら、自分は早くに祖父を亡くしたんですが、それでも幼稚園児ぐらいまでの祖父のかすかな記憶と、代わりにかわいがってくれた祖父の大伯父がとても好きでした。
『早く逢いたいなぁ~』
幼稚園児の時に亡くなった祖父も、98歳までがんばって生きてくれた大伯父も、なぜかお墓にいけば逢える気がして(笑) 不思議ですね~やっぱり日本人だなぁ・・・・・なんて。
友人と喋ってると、
「お前、霊能者だからいつでも逢えるんじゃねーの??」
なんて言われますが、日頃は感じることはできても(自分の心と肉体の一部なので)実際に会って話はしたことがない・・・・・それは、
・自分に関わることだからか(霊能者は自分のことが分からない(汗))
・問題解決と違うので神様が力を貸してくれないからなのか(まぁいろんなタイプの霊能者がいると思います)
もしかしたら祖父や大伯父が、
「自分の出る幕はない。ただ見守ってはいるよ。」
といってくれているのか、、、、、
うん、なんとなく最後にあげた理由の気がしますね。
納骨堂にいけば、今までの知らない自分と同じ名字の方々の位牌がずらっと並んでいますから、
「暑いですね~今年もご挨拶に伺いましたよ~」
今は人が少なくなって寂しくなった本家の仏壇に手を合わせて、
「おじいちゃん、○○おじいちゃん(大伯父)、嫁さんと一緒に来ましたよ。自分の子どももあっという間に一歳になりました~」
と挨拶をして、、、、、、いつも皆、
「遠いところ、よく来たね。暑かっただろ。」
と笑いかけてくれる生前の時の顔しか思い浮かばない。
お墓参りを難しく考える必要はありませんよ~
これで、たった一瞬のこれで良いんだと思うんです。
『会者定離』 の 『一期一会』、ただし、この”一瞬”にすべてがつまっているような気がします。
ご先祖様方はあなたを待ってますよ~東京のお盆は確か7月でしたよね?
まだ行かれていない方も、実家から遠く離れたあなたも、忙しいとは思いますがお金と時間もどうにかこうにか都合をつけてもらって、ぜひぜひ。
あなたが生まれてくる前から、今こうしている間も、さらにはあの世に行ってからも見守ってくださっている”今のあなた自身”を構築してくださっている方々にご挨拶に行かれてくださいね。
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コメント:1
- hazuki 15-08-12 (水) 21:04
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こんばんは!
本日実家に帰りましてタイムリーなこの話題。
お墓や仏様についての話になりました。
村雲さんは、今話題の「墓じまい」や「樹木葬」「散骨」「永代供養」についてどう思われますか?
うちも男子がいないので永代供養を頼もうかと思ってる、と父から話されました。
今ある納骨堂には私の祖父・祖母の御骨があり、永代供養にしてしまう、というのはとてもさびしく感じます。
でも父の兄弟全員がそういう考えなら仕方ないのかな、、という思いもあり・・
これが正しい!というのはないかもしれませんが、少子化の折、皆さん何かしら悩んでることではないのかな?と思っております。
ご意見お聞かせください~汗汗汗