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仏教の中の葬式と日本の中の男尊女卑①

仏教の中の葬式と日本の中の男尊女卑。『葬式と男尊女卑』、、、、実はこの二つには共通点がございまして、ともに日本に伝わりそのほとんどの内容は 『形骸化』 してきているものの、残念ながら未だに根強く残っている”風習”ということです。(決して”伝統”ではございませんのでご注意を!)

「葬式」と「男尊女卑」はどこから出てきたかというと、起源をたどればともに 『儒教』 の教えや考えにいきつくと・・・個人的には考えております(←これ自信がないので、間違ってたら仏教や儒教に詳しいどなたか、ご指摘ください~)仏教の教祖であるお釈迦様は、「葬式?葬式にお坊さんが関っちゃダメ!そんなことより、お坊さんなら修行しようぜ、修行っ!」 とおっしゃってますし、男尊女卑に関していえば ”日本の伝統” において女性は聖なるもの。より神様に近く、その体を「神様がお下りになられる依代」 として”巫女”として扱ってきたことをみればその役割があっても”男尊女卑”がなかったのは明らかな事実です。



いくら「形骸化」したといっても、今の日本が成立するまでにある一定の外からやってきた文化を土壌として、今の日本・社会が成り立ってきた・・・・のは事実。

勉強すればわかるのですが、「天皇は自ら”現人神”と名乗られたことはないんですよ~」 といくら説明しても(だいたい神様にお仕えする
仕事である神職のトップである天皇陛下が”自分が神”なんていうはずがないし)、”国家神道” として「玉砕」やら「神風」と称して煽られて利用されたことも歴史の中では覆しようのない事実ですし(煽ったのはこれも今、話題のニュースになっている新聞社がメイン。まぁ煽っていたのはこの新聞だけでなく、当時の時代の流れでしょうからこれだけでは責められませんが・・・・・)、大東亜戦争の終戦後は当時の連合軍(主にアメリカ)によって

「天皇怖くね??天皇の影響力をゼロにしないと目も当てられん・・・・・」

ってことで、玉音放送として利用されたのは戦後約70年近くなって、ようやく洗脳がとけ周知の事実として受け入れられてきた頃だと思います。


嫁の実家がある県の田舎でして、そこで目にして驚いたことが・・・・・

それは

「スーパーに買い物にいけば、夫婦で一緒に買い物をしているご高齢の夫婦が少ない」

・・・・・・ということ。

これも男尊女卑の名残でしょうか。

買い物は女がするものだと決まっているそうで(重い荷物をもつのも力のある男の役割なんですけどね(汗))軽いカルチャーショックを受けたのを覚えております。


『男尊女卑』 の話が出る時、管理人が一番嫌な思いをするのは男も女も、「互いに自分の権利のみを主張する時」 ですかね、、、、、。

現安倍政権も 「指導的な地位を占める女性の割合を、2020年までに30%とする」 と目標を掲げている時代ですが、これは半分賛成、半分反対です・・・・・・

本当に能力のある女性であれば、30%だろうが60%だろうが登用すべき。反対に考えれば、「指導的な地位を占める男性の割合を2020年までに70%にしよう!」 なんて、ちょっと怖いと思いませんか?

手段が目的になってしまって、男性であろうが女性であろうが、無能な政治家を無理して登用する結果にならなければいいんですけどねぇ・・・・・結局、なにかを覆すにはルール(この場合は”目標”)を掲げるしかないのか・・・・・・・


結局、真の目的は「役割があってもその”存在”は男女平等」って話でして、それを理解してもらう前に手段が目的になってしまって、人柄や能力よりも目標である数字に目がいけばえらいこっちゃですよ、まったく。

自分はこれによって、「役割があっても、その存在自体は男女平等」という言葉さえも形骸化するのではないかと恐れております・・・・・。


「差別されている側」も「差別している」という事実があって、結局は ”勉強不足” だったり、知ろうとする前に自身の経験や感情を先に持ち出してしまって・・・・・・・櫻井よしこさんと田島陽子さんを比べてみたら、田島さんなんて余計に女性の地位を落としている気がするんですけどね、、、、、、まぁこれは個人的な独断と偏見ですのでスルーしてもらって結構です。


もうそろそろ、「形骸」に振り回されるのはやめにしましょうか。

違いがあるから役割があって、その違いにこそ、価値がある。

権利を主張することは大切なことですが、役割を忘れてそれを逆手に自分の権利だけを主張している方々もたくさんいらっしゃいますが、それだけでは潰しあうどころかしょうもない間違った価値感しか生まれず、結果的には 「形骸からの脱却」から足をひっぱっている状態でして・・・・・・いつまでたっても、相乗効果も、成長も進歩もありませんもんね(泣)

つづく。


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コメント:3

フウト 14-09-17 (水) 0:33

仏教や儒教には詳しくないんですが奴隷って漢字から考えるともっと昔からあったのかもな~って考えました~(笑)
象形文字で奴は女性を又(手)押さえつける形、隷の意味は従わせる。
昔の部族間の争いで戦利品として女性を奪っていった形らしいです~(あくまで一つの説でしょうが)
それから考えるともっと昔からあるのかな~って思いました~(笑)
まあ、漢字が出来たのは中国でしょうから日本の風習には関係ないか(爆)

管理人 14-09-17 (水) 9:57

フウトさん
いやいや、大いに関係あるかも知れませんよ。今の漢字は意味をあらわしますからね~「道」とか「幸」の漢字の成り立ちも調べてみてください。結構、驚きますよ(笑)

フウト 14-09-17 (水) 11:43

村雲さん
もちろん知ってますよ~(笑)
暇潰しで「本当は怖い漢字」って本を読んでるようなやつですから(爆)
あっ、そうだ葬式の方ですが葬式の時のお経は基本「極楽浄土がどれだけ素晴らしい」かを説明する内容らしいですよ~、んで南無阿弥陀仏とか南無妙法蓮華経の南無はサンスクリットで帰依する(すがりつく、頼る)を意味している、つまり南無阿弥陀仏は阿弥陀様(仏陀様)に帰依する、南無妙法蓮華経は法蓮様(日蓮様)に帰依する、って事ですね~、般若心教は仏陀様が弟子の舎利に言った教えだったりします、お経にもいろんな用途があって葬式とかの極楽浄土用、自分自身を高める般若心教とか九字とかですね~、神道の祝詞もおなじようなものですかね?

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