以前、難しい質問をいただいた事があります。「どうすれば心は広くなりますか?」。「心を広く」って難しいですよね~なにが難しいかってですね、心が広くなった・狭くなったといっても測りようも比べようもない、自己で判断できない。
				
				「あなたは心が広いほうだと思いますか?」って質問されたら誰だって困りますよね(笑)
				
				ましてや、「心を広く」とは対象があってでしょ?それが犬や猫ならまだしも相手は複雑怪奇な”人間”様です。
				
				
				「今以上にやさしくなればいいの?」
				「今以上に人を許せばいいの?」
				「今以上に気を使えばいいの?」
				「今以上に我慢すればいいの?」
				
				・・・難しいですよね~答えが出しにくい。
				
				自分の場合は、分かりやすいように「”心を広く”を”視野を広く”に置き換えてみてはどうでしょう?」って
				話をさせていただいた記憶があります。
				
				
				
				
				
				これだととてもスムーズに、日常に馴染めます。「視野を広くもとう!」
				
				
				視野が狭い、、、、これは時々、プラスに働くときはありますよね~そう、「集中している時」。一点集中という言葉があるように、
				この時の視野って狭いとか広いとかではなく、ボールペンを紙に落としたように、たった一点の視野しかない。これはプラスでしょ。
				
				視野が狭い時のデメリット、、、、もうこれは説明する必要はないですよね(汗)考え方が余計に極端に、狭くなっていく。
				ささいなことでイライラしてしまう。自分勝手になんでも解釈しやすくなる。トラブルを起こしやすい、抱えやすい。
				
				
				
				ひとつの事柄に対して捉える時・ひとつの事柄に対して考える時、いつもの捉え方・考え方よりも「プラス1」で視野を考える。
				これを習慣にする。自分の場合は、なにかを考える時は、
				
				「自分のその時の考え」
				「師匠だったらどう考えるか?」
				「その道で成功している○○さんなら?」
				
				これで「いつもの自分の考えプラス2」で物事がとらえられる・・・考えられる・・・視野が広がる・・・心が広がる!
				こんな感じでいかがでしょう(笑)
				
				
				
				「心を広くもとう!」・・・と考えてるとちょっと難しいことも、「視野を広くもとう!」で上手にカバーできます。
				
				
				友だちが約束の時間になっても来ない。連絡もない!!!
				
				コンビニの店員さんがめちゃくちゃ無愛想!!!
				
				
				「友だち、もしかして迷子になってる?ついでに携帯忘れてきたとか・・・」
				
				「あの店員さん、もしかして昨日振られたんじゃないか・・・?」
				
				
				その可能性を思いつけるだけでも、視野も心も広がっていると思いますけどね~(笑)
 
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コメント:4
- 千恵 14-09-08 (月) 15:08
- 
							こんにちは。 
 
 今日は中秋の名月(^^)
 
 すすきを花瓶にさして、お団子作ります。
 
 母は、サツマイモや栗をふかしたり、楽しそう。
 
 何かを、、特に自分の興味のある楽しいことに、
 集中している時の人間(動物たちも)は幸せそのものです。
 
 学生時代に、何かのイベントのスローガンに「心を広く持とう!」
 という、一見前向きなようで..なんか暗い気分になった記憶が
 あります。
 
 あの時、なぜ?暗い気分になったのか…
 今なら理解できます(笑)
 
 「心を広く!」といわれた時点で、
 「自分の心は狭いのか?」
 「自分は、人間としてレヴェルが低いのか?」
 「自分の視野や、思考能力は、井の中の蛙程度なのか?」
 と、悲しい気分になったからだと察しています。
 
 大人になった現在では、どうでもいいようなイザコザは、
 無視(スルー)できるようになり、心は軽いです。
 
 性格的なこともあると思います。
 世の中、全てが陰陽の法則にあるように、
 心が広ければ、視野が広ければ良いともいえないと思います。
 何でも、中庸が理想のように感じています。
 
 ありがとうございます。
- 管理人 14-09-08 (月) 21:58
- 
							千恵さん 
 中庸かぁ、、、ちなみにこれ、どうやって判断するんですかね(汗)記事に書いてるように本来、広いも狭いも測れない。だったら出来るだけ広く保つように心がけ(しつこいようですが、広いかどうかは分からない)集中する時狭める(勝手に狭くなってる可能が高い・狭いのメリット)のが、自分の理想です!
- 千恵 14-09-08 (月) 22:53
- 
							こんばんは。 
 
 おつかれさまです(^^)
 
 中庸…。私の場合、自分の中で無理をしすぎていない
 時の感覚でしょうか(上手く言葉にでき無いのですが)
 
 20代の頃、他人に良い顔をしすぎて…体調を崩したことが
 この「中庸」という言葉に救われました。
 
 仕事柄、「いらっしゃいませ+最高の笑顔+おもてなし」
 が私の業務でした。
 
 笑顔が良いってだけで、お見合い話しも沢山来ました。
 「社会人になるって、こんなことなんだ…」
 「本音と建前の使い分けも覚えました」
 「誰からも好かれ、お手本にされた自分」
 
 企業人としては「合格点」だったようです。
 
 そのうち、本当の自分がどんな人間だったのか分からなくなり、、
 鏡に映る満面の笑顔の自分が大嫌いになりました。
 
 紆余曲折あり、、現在は作り笑い0で大丈夫な業種にいます(笑)
 
 自分自身を追い込んで良い場面と、
 自分自身を追い込んではいけない場面の、
 使い分けの勉強を、できたことに感謝しています。
 
 
 >集中する時狭める(勝手に狭くなってる可能が高い・狭いのメリット)のが、自分の理想です!
 
 はい、村雲さんのお言葉に共感、同意いたします♪
 ありがとうございます。
- 管理人 14-09-09 (火) 12:03
- 
							千恵さん 
 そういう事情でしたか、、、、、理解できました。千恵さんがおっしゃる「無理をする・無理をしない自分の中庸」と「狭い心と広い心の中庸」を自分がごっちゃにしていたんですね、反省です(汗) 『心を広く!』は難しいから、『視野を広く!』に置き換えよう。これが今回の記事の主旨。過去の自分を冷静にみられる千恵さんは、今では昔以上に、十分に視野は広がっていると思いますよ。









 
