- 2014-09-01 (月) 13:50
- 人間関係
つづき。
・・・あれ?あんまり質問がなかったようですね、、、、分かりにくい文章だったけど大丈夫だったかな?(汗) 時間が空いたので先につづけます。
次はいよいよ、ここまでで「話し合いの準備」が100パーセント整いました。
どんなにお互いの気持ちを理解したとしても、最初に「価値観の違い」「考え方の違い」があったからすれ違い(ケンカ、、、ともいう)があった訳ですよね。次はこの価値観の違いをどう埋めていくのか、否、「”価値観の違い”に”価値”がある!」ことなので、この価値観の違いを、『どう生かしていくか?』の方法論です。
○話し合いに「感情」は必要ない!
メールのやり取りもそうですよね~本来、文字だけのやり取りは「情報の交換」だけで終わらせておくべき。下手に感情を読もうとすると双方、誤解のもとです。同じように、話し合いそのものは”感情”よりも”内容”で勝負するべき。感情的になれば相手も感情的になるのは当たり前。相手に対してかえって誠意がないと思いませんか?しかも感情をむき出しにすれば、より強い方が勝ってしまいますしね(汗)・・・・・・良いことなし。
○延ばして有効な時間もある
たとえば、「じゃ、次の話し合いまで3日後の○日でいいかな?」自分は、自分が冷静を保つためにその時のお互いの状況次第ですが「最低3日」は間をあけるようにしております。人間、3日おけば怒りの感情がだいたいおさまると言われております(笑)”怒り”だけにとらわれず、どのような感情も3日おけば冷静になるものです。その間に頭を冷やす、、、、、のではなく、『第三案』を創りだすんです!
○ 鍵となるのは、「第三案」
おたがいに、納得は出来ないけれど理解しあった。次は、その”違い”をどう埋めていくのかではなく、どう生かしていくのか?を別々に考えます。できれば時間をとって、その間にお互いに「よりよくなる方法」をそれぞれが1~3つぐらい用意して考えてみる。これを「第三案」と自分は呼んでおります。
○「第三案」は我慢でも妥協でもない
これはすごく大切な部分です。A案の考えがあって、B案の考えがある。どちらも譲らないのならばA案とB案をミックスして、より良いと思われるC案をつくり出す。これは一人で考えなくちゃいけないことなので、今のところは、「より良いと思われる案」で結構です。間違っちゃいけないのは、「より自分自身に都合のよい案」ではないというところ。おそらく、「相手を理解してから理解される」の手順をきちんと踏まれた方は心配せずとも、意識の中ではそこそこ相手の考えや想いが少なくとも「理解してから理解される」前に比べると存在しております。
○「第三案」は「創意工夫」
生き物、特に人間に許された行為「創意工夫」。普通の生き物は代を重ねて順応していくのですが、人間はたった一代でかなりの「創意工夫」が可能な脳みその容量を神様から与えられております。それをフル活用すること。ここで脳みそをつかわずに、いつ使うのかっ?!ぐらいの感覚です。
ダメなら、その点だけを友人やその道でうまく行っている知人に相談する。そうすると一人なのに脳みそは二つになる。三人に相談すれば、脳みそは三つ・・・・・・これは自分の考え方です。時々、
「人に相談すればするほど、迷うんです・・・・・・・」
とおっしゃられる方がいらっしゃいますが、そういう時は相談内容を絞ってピンポイントで相談する。この仕事をしていてよく感じるのが、相談の仕方によって人の答えは変わってくるということ、、、、、、、やった人ならわかりますが、相手を想像しても全然、いらつかないんですよね不思議なことに(笑)いや、むしろ考えることが喜びとなる。なぜならば、「自分が今以上によくなる」&「新しいものを生み出そうとしている」という感覚は、なによりも脳みそのご馳走なんです!その二つに喜びを感じるように脳みそは作られております。ここでイライラする人は、第三案だけに集中していない証拠です。
○次の話し合い(本当のスタート)の日時を決めておく
「ここは一度、時間をとってお互いに考えようか。」
「そうしよう。」
「その間に自分もいくつか考えをまとめておくから、あなたも考えていて。」
「わかった。」
「そしたら次の話し合いはいつにしようか?いつまでに考えはまとまる?」
・・・・・・これは地味に重要です。面倒な手順ですが、これを面倒くさがって飛ばす人は、だいたい問題解決が下手な人が多いです・・・・・・結局、なぁなぁになっちゃうんですよね~自分は友達と仕事や人間関係について話し合う時、自然と相手が時間を選ばせてくれる友達が多いのに今、気づきました(汗)これは実はすごく重要なことなのですが、あとからまた説明いたします。
・・・・・さて、ここまででようやく「今のところ、双方にとって良いであろう、さらに良くなる関係を前提にした第三案」が1~3つぐらい出来上がったとします。
・・・・・そして次に相手と会う時、、、、、、、
ここからが、ほんとうの「話し合い」になります。
つづく。
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